2008年10月16日
地デジ普及率、未だ5割に届かず
CNET Japanによると、10月14日総務省は地デジ世帯普及率が北京オリンピック終了時に5割という目標を達せられなかった等、地デジへの移行状況の調査結果を発表したとのことです。
・地デジ普及率「北京五輪終了時に5割」の目標に届かず--総務省調査(CNET Japan)
ここまで(9月5~15日の間に調査)世帯数で5割弱が地デジに移行したということです。台数ベースでは、国内のテレビ保有台数は約1億台、うち約4,000万台が地デジ視聴可能環境に移行したと聞きます。残り6,000万台が2年9ヶ月以内に地デジに移行する計算になり、内外メーカーが開発・販売合戦に鎬(しのぎ)を削ることになります。
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2008年10月14日
アクトビラでNHKニュースの配信開始
IPテレビ向けコンテンツサービスのアクトビラ(acTVila)で、今日からNHKニュースの配信がスタートしたそうです。アクトビラと契約していないので確認できませんが、12月のNHKオンデマンド開始、さらにはIPTVの普及に向けて、展示会やショウのレベルではない具体的な動きが始まったなというのが率直な感想です。
・アクトビラでNHKニュースの配信がスタート(CNET Japan)
--- 関連情報 ---
(1) IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(1) 2008年07月17日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(2) 2008年07月19日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(3) 2008年07月25日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) NHKオンデマンドの運用方針案公表 2008年09月18日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) CEATEC JAPAN 2008(1) 2008年10月01日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) CEATEC JAPAN 2008(3) - テレビで見るYahoo!動画 2008年10月01日 IT屋もりたの今時パソコン日記
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2008年09月18日
日本の地デジ方式(ISDB-T)アルゼンチンでも採用へ-CNET Japanニュースから
NHK放送技術研究所などを中心に開発された日本の地上デジタル放送の方式(ISDB-T:すでに日本で普及している、室内のテレビ向けの地上デジタル放送だけでなく、携帯電話など外出先でのいわゆる“ワンセグ”も含む方式)が、昨年採用が決定しているブラジルに続き、アルゼンチンでも採用されることになったということです。
・日本方式の地デジ放送 アルゼンチン採用へ(CNET Japan)
“HDTVサービスが可能、多チャンネル標準テレビジョンサービスが可能、データ放送が可能、移動体・携帯向けサービスが可能である”(注1)など、欧州方式、アメリカ方式と比しても技術的に優れているにもかかわらず、他の2方式に比べて採用例が少ないことは非常に残念です。
(注1) 参考文献「平成19年度技研公開 講演・研究発表 予稿集」(平成19年5月24日 編集:NHK放送技術研究所)より引用。
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2008年09月12日
しょこたん「続く世界」で怒涛のTV番組出演ラッシュ!
一昨日(9月10日)、2ヶ月連続となる新曲「続く世界」をリリースした中川翔子さんが、このところTVの音楽番組に出ずっぱりです。昨夜(日付上は今朝未明)の「MUSIC JAPAN」(NHK総合)、今夜この後(13日(土)午前0時55分から)放送の「音楽戦士」(日本テレビ)、明日(9月13日(土)18時から)の「MUSIC FAIR」(フジテレビ)と三夜連続です。さらに来週以降もいくつかの番組出演が予定されています。詳しくは下記のリンクを参照ください。
・【スタッフより】出演情報!!(しょこたん☆ぶろぐ)
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2008年07月25日
IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(3)
私どもの教室で行っている「IPテレビ」についての講義(?)を、このブログ上でも再現しようという発想で始まったシリーズの最終回(3回目)です。前回(2回目)は「テレビでインターネットを見る」、すなわち「IPテレビ」について、「テレビでインターネットを見る」とはどういうことか、現状のサービスを紹介しながらご説明いたしました。
今回は、「IPテレビ」サービスの一機能である「オン・デマンド」について、従来からの「放送」との対比においてご説明します。また、今後の「IPテレビ」普及の可能性について、国策としての「地デジ」普及キャンペーンと比較しながら、ご説明したいと思います。
7.「放送」と「オン・デマンド」の違い
前回ご紹介した主な「IPテレビ」サービス事業者のうち、3社のサービス・メニューには共通点があります(下表参照)。各社、サービス名称こそ違いますが、3社とも選択可能なサービスとして“放送”と“オン・デマンド”が含まれています。
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“放送”とは、予め決められた時間に、予め決められたチャンネルで、予め決められた番組が放送されるものです。従来からのテレビやラジオの放送は、この方式です。
一方“オン・デマンド”とは、どの番組を、いつ(から)見るかは、視聴者のリモコン操作しだいで決まり、(視聴者がリモコンの)ボタンを押した時瞬間(注1)から番組がスタートします。
(注1) 2008年10月14日 修正
ここで架空のエピソードを一つ。「某社に勤めるOL・Aさんは、水曜日の夜10時から8チャンネルで放送されているドラマを、毎週欠かさず見ています。今日はその最終回、急な残業が長引き、ようやく退社できたのが9時半過ぎ。家に着くのは10時半頃になってしまい、このまま急いで帰っても残り半分だけしか見れません。さて、どうしたものか。」
ここでAさんが、急いで帰宅する以外に、採り得る方法として、「途中でどこかの飲食店に入り、食事を注文する時に、チャンネルを『8』に変えて欲しいと店の人にお願いする。」というのはいかがでしょうか。しかし、「そういう店が簡単に見つかるのか、運よく見つかったとして、初めての店で『チャンネルを変えて』と言えるほど厚顔無恥になれるか」というハードルがあります。 (注) 世の中には携帯電話から録画予約できるレコーダーというものも市販されているそうですから、上記のような下手な作り話がエピソードになることはないのかも知れません。
上記は、“放送”が視聴者ではなく、放送局に主導権があることを強調するために用意したエピソードです。それに対して“オン・デマンド”は、番組をビデオに録画しておいて、後で見るのと似ています。ビデオは事前に録画予約しておく必要がありますが、“オン・デマンド”の場合は、録画予約すら必要ありません(但し、見たい番組が“オン・デマンド”の対象に入っているという前提付き)。
ある番組をどうしても見たかったら、従来であれば放送局側が決めた日時にテレビの前にきちんと正座している、そんなこと位しか視聴者側に選択肢はありませんでした。ところが、“オン・デマンド”による視聴が一般的になった暁には、番組を見る(開始時刻)のは帰宅してすぐでもよいし、夕食やお風呂の後にするかどうかは一人一人の気分しだいです。場合によっては気が変わってその番組を見ること自体をやめてしまうかも知れません。
冒頭で述べたことの繰り返しになりますが、「放送」と「オン・デマンド」の違いとは、従来からのテレビやラジオの“放送”が、特に放送日時(視聴タイミング(注2))に関して、番組の送り手である放送局側に主導権が有ったのに対して、“オン・デマンド”の場合はどの番組を、いつ(から)見るかということは視聴者の指先一つにかかっているということです。「テレビを見る」という行為の主導権が、放送局から視聴者側に移ったと言えるでしょう。
(注2) 2008年10月14日 追記
8.「地デジ」移行は国策、「IPテレビ」普及は民間努力で
6月に任意団体としての「(旧)IPTVフォーラム」からIPTVの技術的な共通仕様案が発表され、さらに規格団体としての「(新)IPTVフォーラム」が発足したことにより、IPテレビ普及へ向けての前途に視野が開けて来たような気がします。
・MS Hiper-V、IPTVフォーラムなど-CNET Japanニュースから(IT屋もりたの今時パソコン日記)
・デジタルサイネージとIPTV(2) - IMC Tokyo 2008/Interop Tokyo 2008から(IT屋もりたの今時パソコン日記)
ここで、このシリーズの第1回目の冒頭で触れた「地デジ」への完全移行の話に立ち戻りたいと思いますます。昨日は「地デジ完全移行まであと3年」ということで、各地でイベントが催されたようです。中でも「地上デジタル放送国民運動推進本部」の主催で東京・元赤坂で開催されたイベントは、午前11時からNHK総合テレビで生中継されました。3年後の2011年7月24日までに「地デジ」への完全移行達成に弾みをつけるためのイベントで、草彅剛さんと島津有理子アナウンサーが司会・進行役を務め、デジタルに移行せずアナログのまま3年後の7月24日を迎えた世帯では、下(右)に示したような青い表示がテレビの画面いっぱいに表示されてしまうことなどが紹介されていました(下記の画像は、NHK総合テレビの放送映像より)。
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また昨日からNHKの地上波チャンネルの番組には画面右上に「アナログ」という文字が表示されるようになりました。“示威運動”にも似て半ば脅迫じみたアクションに違和感のみならず、一種の恐怖のようなものを感じるのは私だけでしょうか?この他、生活保護世帯には地デジチューナーを直接支給するなど、「地デジ完全移行」キャンペーンは、意気込みはもとより予算的にも国を挙げての政策、まさに国策そのものなのです。
・生活保護世帯に「現物」支給-地デジ移行対策として(IT屋もりたの今時パソコン日記)
翻って「IPテレビ」に目を向けると、民間事業者の献身的(普及次第で結果的に利益は自分たちにもどってくるとはいえ)な努力によって共通仕様策定にまで漕ぎ付け、さらにこれから広報活動などIPTVの普及に向けて活動を続けていくという段階です。もちろん今年3月「IPTV特別委員会」設置など総務省によるバックアップがあることも承知していますが、残念ながら両者間に雲泥の差があることは否めません。
9.「アナログ」から「デジタル」に移行する真のメリットは何か
ところで、地上波テレビ放送がアナログからデジタルに変わっただけでは、視聴者側から見れば何も変わったことにはなりません。相変わらず今までと同じ放送事業者(NHKと民放数社)の番組が、見れるだけです。
アナログからデジタルに変わるメリットは、高画質・高音質の映像や、映像以外の情報提供、双方向性を生かした番組の提供などとアナウンスされています(総務省:地上デジタルテレビ放送のご案内 - なぜデジタルなの?)。もちろん真(第一)の目的が“電波の有効利用”にあることは、上記の総務省のページでも明らかです。しかし、それだけの理由で国民全体にテレビの買換え等「地デジへの移行」を促す力(動機付け)になるのか、はなはだ疑問です。これらはいずれも政府(上から)の目線で考えられた“理由”に過ぎないからです。
それではわれわれ国民の側から見て、わざわざテレビの買い換え(買い増し)を促すだけの強い動機、地デジ移行へのメリットとはいったい何なのでしょうか?結論としては「IPテレビ」であると私は思っています。
話は横道にそれますが、“生活保護世帯向けに政府が配布する(そのために今後開発を進める)という5,000円程度のチューナー”の仕様が気になっています。現在市販されているデジタルテレビやDVDまたはBlu-rayレコーダーには、「地デジ」だけでなく、「BSデジタル」や「CSデジタル」チューナーも内蔵されています。一方、デジタルチューナーの価格は最低でも1万数千円程度はします(「地デジ専用チューナー」の場合)。「地デジ」「BSデジタル」「CSデジタル」3波とも受信可能の場合は2万円程度からになります。「地デジ」しか受信できないのであれば、国策としてアナログからデジタルへの完全移行を決定した今回の政策は、国民側から見れば何の意味もないことになります。おそらく上記は私の杞憂に終る(3波とも受信可能な5,000程度のチューナーが開発・配布される)のではないかと思っています。
10.2011年に向けて、「IPテレビ」の普及に期待したい
このシリーズの第1回目でも申しましたが、現在家庭内に何らかの形でデジタルテレビ放送を受信できる機器を保有している世帯の割合(地デジ世帯普及率)は5割にも達していません。あと3年間で、残り半分の世帯もデジタルに移行することになります。断定的な言い方をしたのは、今回の「地デジ完全移行」をキッカケに、テレビを見ること(保有すること)をやめる世帯はほとんど無いと予想するためです。
今回の記事でも申しましたが、問題は移行の“実態”です。国民の多くが“しぶしぶ”移行するようでは、後になって“ひずみ”が現れてくるでしょう。繰り返しになりますが「地デジ移行」への強いインセンティブ(動機付け)が必要なのです!そしてその最有力候補は「IPテレビ」であることは、言うまでもありません。
私観では有りますが、今般のIPTV共通仕様案の発表を受けて、既に「IPTVサービス」を提供している事業者も、それぞれのサービスで使用する機器の仕様を、共通仕様へ準拠するよう事業戦略の変更に踏み切るのではないかと思っています(「ひかりTV」は、IPTV共通仕様への準拠を、既に表明したと記憶しています。他の事業者の対応動向については存じておりませんが、筆者の情報収集能力は非常に低いため、あるいは既に対応を表明されている事業者様があっても見逃しているやもしれません)。
また、「IPテレビ」ではありませんが、Gyao(Gyao NEXTではなく)やYahoo!動画といったパソコン向け映像配信サービスを提供している事業者からも、IPTV端末製造事業者(家電メーカー等)との間で何らかの形で提携を模索する動きが、3年後に向けて浮上してくる可能性を否定できません。
最も肝心なのは、コンテンツです。今までの「テレビ」向けとは違った、楽しくためになるコンテンツを如何にして提示できるか否かが、「IPTV」普及のカギではないかと思います。必ずしも新しいコンテンツである必要は無く、過去数十年間に放送された膨大な番組の中で、多くの人がもう一度みたいと思っているものがたくさんあることは、昨今の「昭和ブーム」を見れば明らかです。但し、提供の仕方を従来からの“放送”というスタイルではなく、“オン・デマンド”にすればよいのです。昔食べた懐かしい料理も、お皿とか、出し方を工夫するだけで、現代風の美味しい料理に変わるのです。
以上のような施策によって、現在は限りなくゼロに近い“IPTV世帯普及率”が3年後にどの程度まで増加しているか、まったく予想がつきません。10軒に1軒にも届かないのか、半分以上の世帯でIPTVを見ている状況か、それともその中間(10軒中、2~4軒程度)か。
最後にどうしても言っておきたいことを、もう一度繰り返します。現在5割弱という状況の“地デジ世帯普及率”を、3年後に100%にするという国を挙げての“地デジ完全移行”キャンペーン。推進団体名称の中にまで踊っている“国民運動”という文字も、政府の意気込みだけが目立ち、空回りしそうな気配だけが伝わってきます。真に国民の間に浸透し受け入れられるためには、その施策の中に国民の側に立った目線が必要なのではないでしょうか。
そのためには地デジに移行するための“動機付け”が必要です。そしてその最有力候補は「IPTV」であると思います。「地上デジタル放送国民運動推進本部」の皆さん、“地デジ”移行推進策の中に「IPTV」普及を重要施策として採用することをご提案いたします!
国策としての「地デジへの移行推進(注3)」と、民間主導の「IPテレビの普及促進(注3)」、これらは「IPマルチキャスト放送」という技術を真ん中に挟んで、表裏一体の関係にあるのです。
(注3) 上記の文章を一部修正しました。「地デジ移行」 → 「地デジへの移行推進」、「IPテレビ」 → 「IPテレビの普及促進」(2008年10月14日 修正)
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2008年07月19日
IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(2)
ここ最近、私どもの教室に通われるお客様に対して行っている「IPテレビ」についての講義(?)にヒントを得て始まったシリーズの2回目です。前回は、2011年地デジ完全移行のお話から始まって、「テレビでインターネットを見ること」と「インターネットでテレビを見ること」は、いずれ同じことになるであろうという予想や、「インターネットでテレビを見る」ことについてご説明いたしました。
今回はいよいよ「テレビでインターネットを見る」、すなわち「IPテレビ」についてご説明したいと思います。「テレビでインターネットを見る」とはどういうことか、現状のサービスを紹介しながら進めていきたいと思います。
5.テレビでインターネットを見る、IPテレビ
さっそく「テレビでインターネットを見る」、すなわち「IPテレビ」についてのご説明に入りたいと思います。簡単に申しますと「いつも見ているテレビの画面に、インターネットのホームページや、YouTube・Gyao・Yahoo!動画で見慣れているビデオや映画・番組が映ってもいいじゃないか」ということです。このように考えていただければ、イメージを思い浮かべていただき易いでしょうか。
もう1つ別の観点からご説明しますと、テレビの背面(側面でも可だが)にブロードバンド回線へのインターフェイス(LANケーブルの差込口:下記の写真)が備わっている製品、そういうテレビが既に家電量販店のテレビ売り場に並んでいます。
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国内主要テレビメーカーから発売されているアクトビラ対応テレビは、その代表的な例です。
・アクトビラ対応テレビ一覧(「アクトビラ」公式情報サイト)
結論的に申し上げますと、家電量販店で「IPテレビ」を買ってくれば、インターネットで放送されている番組やビデオが見れます。今まで、インターネットでのみ視聴可能だったコンテンツを、IPテレビで見ることが出来ます。つまり普段パソコンなどを使わなかった人々に対して、インターネット上にのみ流通するコンテンツに触れる機会を広げるという意味で、大きな意義があります。
6.主な「IPテレビ」サービスのご紹介
それではここで、主な「IPテレビ」サービスをご紹介したいと思います。
その前に、「IPテレビ」サービスの仕組について、少しご説明いたします。ご家庭や職場等で「IPテレビ」を視聴するためには次の4つが必要です。
(1) テレビ端末、またはチューナー等の機器(ハードウェア)
(2) ブロードバンド・インターネット回線の契約(ISP)
(3) 「IPテレビ」サービス事業者との契約(IPTVサービス)
(4) 「IPテレビ放送」や「(IP経由で配信される)ビデオ」(コンテンツ)
上記4つ、つまりハードウェア、ISP、IPTVサービス、コンテンツが揃ってはじめて、利用者は「IPテレビ」を視聴することが可能となるのです。現時点で国内に於いて開始されている「IPテレビ」サービスは、上記のうち(1)、(3)、(4)を複数の事業会社が連携して提供している場合がほとんどです((1)と(3)ならば、1社で提供される場合もある)。ここでは、主な「IPテレビ」サービスとして、いくつかご紹介いたします。
・アクトビラ(acTVila)
・Gyao NEXT
・ひかりTV
・Wiiインターネットチャンネル
なお、以下の各サービスの説明でもお分かりになると思いますが、「5.テレビでインターネットを見る、IPテレビ」で申し上げた「家電量販店で「IPテレビ」を買ってくれば」というご説明は、下記サービスのうちアクトビラについてのみ当てはまります。Gyao NEXTとひかりTVについては、サービス事業者から貸与される専用ハードウェアを、Wiiインターネットチャンネルの場合はWii本体を、それぞれ利用者が所有しているテレビ端末と接続して使用します。
6.1 アクトビラ(acTVila)
株式会社アクトビラが提供するIPTVサービスを中心に、端末(アクトビラ対応テレビ)は国内主要家電メーカーが提供する。“アクトビラ ビデオ”と“アクトビラ ベーシック”の2つのサービスメニューがある。
任意のISPでOK。アクトビラ対応テレビ、BB回線(ISP契約)の他に必要なものや手続き等は無く、ITに不慣れな方でも最も容易に利用開始できるのではないかと思う。
6.2 Gyao NEXT
パソコン利用者向け動画配信サービス Gyaoを提供しているUSENが、TVユーザー(非パソコン利用者)を主なターゲットとして提供しているIPTVサービス。専用ハードウェア(専用テレビ接続PC)を介して、視聴者が所有しているテレビとBB回線を接続する。“ビデオサービス”と“チャンネルサービス”の2つのサービスメニューがある。
任意のISPでOK。専用テレビ接続PCは、USENからレンタルまたは購入可能。パ・リーグ戦完全中継は、プロ野球ファンにはありがたい。
6.3 ひかりTV
株式会社NTTぷららが今年3月から開始したIPTVサービスである。運営会社から貸与される専用チューナを使用する(利用者が所有しているテレビに接続する)ことは、Gyao NEXTと同様である。“テレビサービス”と“ビデオサービス”の他に、“カラオケサービス”というサービスメニューになっている。
注意すべきは、前提となるBB回線がNTT東西のフレッツ光ネクスト(NGN)と、Bフレッツ、NTT西日本のフレッツ・光プレミアムに限られることである。
現在、光回線で圧倒的シェアを占めているNTT東西が、NGNの普及も視野に、「IPテレビ」をキラーアプリとして利用することを意図したとしても(あくまで私の推測)不思議ではない。
6.4 Wiiインターネットチャンネル
以上の3つのサービスと異なり、事業としてIPTVサービスを提供しているわけではない。Wiiショッピングチャンネルから、「インターネットチャンネル」というソフトウェアをダウンロードして利用することにより、結果的にIPTVサービスと同等のことができる。Gyao NEXTやひかりTVと同じく、所有しているテレビでインターネットのホームページを見ることが可能となる。
そのために必要なものは、Wii本体と上記の「インターネットチャンネル」、BB回線(任意のISP)、そして無線LAN接続環境が必要である。Wiiは無線LANの子機として振舞う。よってインターネットに接続された親機が必要となる。
基本的にIPTVサービス事業者が提供するサービスではないので、“テレビサービス”や“ビデオサービス”といった形態にはなっていない。パソコンでインターネットを見るのと同じく、すべてのWebサイトを閲覧できる(ブラウザはOperaが搭載されている)。あくまで私感に過ぎないが、普段パソコンを使わない人にも敷居の低いWiiリモコンを使って、ブラウザ操作できることが最大のメリットであると思っている。
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2008年07月17日
IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(1)
ここ最近、私どもの教室のお客様へ「IPテレビ」についてお話(講義?)することが多くなりました。私どもの教室に通われるお客様は、具体的なソフト(Word、Excelや年賀状ソフト、あるいはVistaというOSそのもの)を習得したいというよりも、周りの家族や友人・知人のように普通にパソコンを扱えるようになりたいという方が大半です。従って、パソコンは初めてとおっしゃるお客様に対しても、Web閲覧を中心に行なっています。その中で日本語入力やマウス・ウィンドウ・ブラウザ等の操作には徐々に慣れていただく、というスタイルを採らせていただくケースがほとんどです。
先般の規格団体「IPTVフォーラム」発足のニュースをネタに、このお話を出来るだけたくさんのお客様に伝えています。そこで、このブログにもその内容を再現したいと思い立ち、3回に分けて掲載したいと思います。
1回目は、「IPテレビ」のお話に入る前段階として、「地デジ」のお話から始めたいと思います。
1.テレビがアナログ放送からデジタル放送へ変わるのはいつ?
「皆さん、現在のテレビ放送(地上アナログ放送)が近いうちに電波の送信そのものを停止し、デジタル放送に変わることは、ご存知のことと思います。では、その時期まで詳しく知っている方はいらっしゃいますか?」
こんな様な質問が総務省の調査によって行なわれたとのこと。その結果は、アナログ停波そのものは92.2%の人が知っていたが、その時期を2011年と把握していた人の割合は64.7%だったとのことです(RBB TODAYより)。
・【総務省】アナログ停波92.2%、停波時期64.7%――地デジ浸透度調査(RBB TODAY)
地上デジタル放送とは何か、アナログからデジタルに変わるメリットなどについては、総務省の特設ページに書かれていますので、そちらに譲りたいと思います。
・地上デジタルテレビ放送のご案内(総務省)
テレビがアナログからデジタルに完全移行する日は、2011年7月24日です。そう、あと3年です。
2.「IPテレビ」の認知は6割強、内容も知っている人は3割弱
次に「IPテレビを知っていますか?」、こう質問してYESと答える人は、どの位いらっしゃるでしょうか。「インターネット白書2008」によると「IPTVまたはVODサービス」の認知度は、2007年の55.4%から、2008年の62.2%へとわずかに上昇し、6割の人が知っているということです。但し、「名前は聞いたことがある 32.7%」に対し、「内容まで知っている 5.9%」、「どのようなものかある程度知っている 23.7%」を足しても、内容まで知っている人の割合は3割弱に止まるという結果だそうです(私個人の印象としては、知っている人が予想以上に多いという感想を持ちました)。
3.テレビでインターネットを見る、インターネットでテレビを見る、どっち?
数年前にlivedoor元社長・堀江貴文氏がニッポン放送株を大量に取得し、フジテレビまで手中に収めることを企てたことを憶えているでしょうか。これは私の勝手な想像ですが、その時に彼がイメージしていたのは、テレビとインターネットが一つになることではなかったかと思います。当時、彼の考えを具体的に解らないフジテレビ 日枝会長や、各テレビ局のキャスターのコメントを、テレビの前でもどかしい思いで聞いていました(当事者である日枝氏は仕方が無いとして、ニュースキャスターともあろう人たちが・・・と当時は思っていました。最近になってようやく、彼らも普通の人間であるということを、理解できるようになりました)。堀江さんがおっしゃっていたことも、最近やっと一般の人にも具体的なイメージを見せることができる環境になってきたと思います。
(1) テレビでインターネットを見る
と
(2) インターネットでテレビを見る
どちらでも同じ様な気がしますが、明らかに違います、但し、現時点ではという注釈付きで。いずれこの2つは別々のことではなく、1つ(同じこと)になると予想していますが、上でも述べたように現在のところ別々のことです。そして、IPTV(IPテレビ)と言った場合、「テレビでインターネットを見る」ことを指す場合が多いように思います。
「いつものテレビでインターネットを見る(見れる)」=IPTV と理解してよいと思います。
このシリーズでは、「いつものテレビでインターネットを見る」、すなわちIPTVへのさまざまな取組み、機器やサービスの現状、そして大胆にも今後の展開予想について述べてみたいと思います。その前に先ず「インターネットでテレビを見る」から、ご説明します。
4.インターネットでテレビを見る
「インターネットでテレビを見る」の“インターネット”とは何か、“パソコン”でテレビを見る、“ケータイ”でテレビを見る、“○△□”でテレビを見る、というように具体的に言った方が解るかと思います。
(ア) 「パソコンでテレビを見る」ことは10年ぐらい前から実現していたように記憶しています。テレビのチューナー(受信機)を内蔵したパソコン、あるいはモニタそのものがテレビとパソコンのディスプレイの2つの機能を併せ持つものです。
(イ) 「ケータイでテレビを見る」、これは“ワンセグケータイ”と言えば、よくわかると思います。技術的には、ワンセグケータイでテレビを見ることは“インターネットで”テレビを見ることではない(注1)のですが、利用の形としてはわかりやすい例だと思います。
(注1) 地デジなど放送のデジタル化を実現可能にしたISDB-Tという技術による。詳しくは関連情報の(1)を参照のこと。
(ウ) 最後の「○△□でテレビを見る」の“○△□”は、ゲーム機のほか、飛行場・病院などの待合室、電車内、ショッピングセンター、街角など、おそらく今後目にすることが多くなるであろう、インターネットに繋がった大画面テレビのようなものをイメージして、挙げてみました。
さて、いよいよ次回(2回目)は本題、すなわちIPテレビのお話に入りたいと思います。
・IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(2)(IT屋もりたの今時パソコン日記)
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投稿者 もりた : 23:56
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2008年07月05日
ラジオサーバーで初予約録音
先日購入したオリンパスのラジオサーバー(VJ-10)で、初めて予約録音しました。当然ですが無事に録音出来ていました。
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初めて予約録音したのは、中川翔子のギザ・サイエンス、京都大学大学院松井研究室で両生類の研究をしている学生さんたちでした。
投稿者 もりた : 01:14
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2008年07月02日
ラジオサーバーが来た
先日注文したラジオサーバー(オリンパス VJ-10)が、やっと届きました。“現在在庫切れのため入荷待ち”のため、大分待たされましたが、これで、ラジオ番組も録り残すことなく安心して外出ができます。
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FMアンテナ(上に向って伸びているロッドアンテナ)と、AMアンテナ(左の方に伸ばしたループアンテナ)の2つも付けるのです。音質は申し分ありません。
投稿者 もりた : 01:32
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2008年06月26日
MS Hiper-V、IPTVフォーラムなど-CNET Japanニュースから
CNET Japan ニュースのサイトは、ITの最新ニュースを知るために毎日見ていますが、今日も気になるニュースがいくつかあります。参考までに、列挙します。
1. OCN、個人のデータ送信量に制限措置--1日30Gバイトまで(CNET Japan)
1日に30Gバイト(4.7GバイトのDVD約7枚)を超えるデータを送信し“回線帯域を占有する一部の利用者”への対抗措置とのことです。受信データ量は関係ありません。それにしても、1日30Gバイトを越えるデータを送信する一部の利用者とは、一体どんなデータを送信しているのでしょう?何か良からぬ目的でしょうか。
2. IPTVの統一規格策定へ--法人団体が設立(CNET Japan)
先日お伝えしたように、IPTVの技術的な共通仕様案を発表した任意団体「IPTVフォーラム」は、共通仕様の策定という一応の役目を終えました。
・デジタルサイネージとIPTV(2) - IMC Tokyo 2008/Interop Tokyo 2008から(IT屋もりたの今時パソコン日記)
その作業を引き継ぐ形で、規格団体としての「IPTVフォーラム」が設立されたというニュースです。新しい団体は、受信機仕様の確定や仕様のメンテナンス作業、IPTVの普及活動などの中心を担うものと予想されます。
3. 「ソフトウェアとサービスは切り離せない」--セールスフォースとMSで見解が一致(CNET Japan)
ソフトウェアのサービス化の流れが始まって既に久しく、ソフトウェア技術進化の歩みの上で、既定の一里塚になっているものと思います。SaaSは、Software as a Serviceだけでなく、Service as a Softwareとも読めますので、当然のようにも思えます(下手な洒落で申し訳ございません)。
4. マイクロソフト、まもなく仮想化技術「Hyper-V」の正式版をリリース(CNET Japan)
Windows Server 2008から搭載された、マイクロソフトの仮想化技術です。
・the Microsoft Conference 2008 Day-1(IT屋もりたの今時パソコン日記)
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2008年06月25日
ラジオの番組も録っておきたい - ラジオサーバー「VJ-10」注文
オリンパス(オリンパスイメージング)のラジオサーバー VJ-10を注文しました。聞きたいラジオ番組が増えてきたことと、貴重な番組の保存(アーカイブ)手段を確保しておく必要を、以前から感じていたためです。
・たくろうのオールナイトニッポン(IT屋もりたの今時パソコン日記)
みたいもんさんのエントリーを読んで、自分の中に「テレビにはビデオデッキやDVDレコーダー、Blu-rayレコーダーが有って、ラジオにそういったものが無いのはおかしい」という潜在的な考えがあったことを意識させられました。昔はラジカセというものがいつも手元にあって、放送を聞いている途中でも、ボタンを押せば即座に録音できる環境があったんだよな、ということを思い出しました。
・たくろうの歌を録音したラジカセ(IT屋もりたの今時パソコン日記)
今回の発注に当たって、みたいもんさんがご紹介されていた「トークマスター(TalkMaster)」と「VJ-10」を比較し、VJ-10にしました。いつもならば、詳細に比較検討するのですが、今回は深く考えずに選択しました。私の場合、(語学マスターのように)外に持ち出して聞くことはあまり考えていません。実際に使ってみなければ分らないことが多いと思いますので、記憶容量(VJ-10の方が大容量)だけで決めてしまいました。
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投稿者 もりた : 15:15
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2008年06月24日
生活保護世帯に「現物」支給-地デジ移行対策として
本日(2008年6月24日)の毎日新聞・朝刊3面の記事によると、
“総務省の情報通信審議会の情報通信政策部は23日、2011年7月24日に地上アナログテレビ放送が終了し地上デジタル放送に移行することに伴い、生活保護世帯(06年度末で約107万世帯)に地デジ対応の専用チューナー(約5000円)を現物支給する答申をまとめた。必要があれば屋外アンテナの改修(約3万5000円)などを無償で行なう。・・・(途中省略)・・・総務省は09年度から3年間で対象世帯への配布や工事を行う方針だ。(以下省略)”
とのことです。
必要な予算については(再び毎日新聞記事より引用)、
“対象となるのは、生活保護世帯のうちアナログ放送を視聴している世帯で、申請に応じて現物給付する。総務省が世帯数や必要額を精査する。予算は3年間で約50億円から最大で約375億円となる見通し。”
同じく毎日新聞に、主要国(アメリカ、フランス、イギリス)と日本との補助制度の比較が掲載されています(毎日新聞 2008年6月24日 8面「地デジ支援 経済的弱者に配慮 「ばらまき」の批判も」)。支援の対象(生活保護世帯のみ)や予算規模(最大約375億円)の妥当性については、いろいろと意見があるかも知れません。関心のある方は毎日新聞の記事を読んでみてはいかがでしょうか。
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投稿者 もりた : 16:29
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ダビング10は、7月4日より
運用開始というニュースが、CNET Japanをはじめとするネットメディア、新聞等で報道されました。
・ダビング10、運用開始は7月4日に決定--Dpaが発表(CNET Japan)
・ダビング10、ついに7月4日スタート--運用開始決定までの軌跡(CNET Japan)
当初7月5日頃と思われていましたが、1日早くなったようです。我が家にあるHDD(兼DVD)レコーダーでは、ダビング10には対応していないことが先日わかりましたので、4日でも5日でも関係ありませんが・・・。
・ダビング10解禁へ、しかし喜ぶのは早い(IT屋もりたの今時パソコン日記)
いずれ数年後にはHDD(DVDあるいはBlu-ray)レコーダーの買い増しをすると思いますので、1回のみコピー可(コピーワンス)から、10回までコピー可(ダビング10)に、制限が緩和されたことは評価に値します。
投稿者 もりた : 15:36
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2008年06月20日
ダビング10解禁へ、しかし喜ぶのは早い
デジタル放送のコンテンツをDVDやパソコンなどへコピーする回数が現状では1回に制限されている(“コピーワンス”)のを、10回までコピー可に緩和する、いわゆる“ダビング10”。その運用開始時期が延期されていた件、7月5日頃から可能となることに決まったようです。
・ダビング10が7月5日にも解禁--開始当初は補償金なし(CNET Japan)
思いのほか、長引かずに解決したな、という印象です。既に放送された(受信・録画した)コンテンツは、もちろん1回のみコピー可のままですが、“ダビング10”運用開始(7月5日頃)以降に放送されるコンテンツに、10回までコピー可の信号が乗せられるのだと思います。
受信機(DVDレコーダー、HDDレコーダー)側の対応はどうなっているかといいますと、ダビング10にバージョンアップ可能な(ファームウェアの更新が可能な)機種とそうでない機種で異なるようです。バージョンアップ可能な機種の場合、それぞれのハードウェア用のファームウェアがコンテンツとともに衛星波で搬送されて、自動的にダウンロード・インストールされる(オンエアーダウンロード放送による自動バージョンアップという)方法が採られると思います。
バージョンアップに対応していない機種の場合、たとえ“ダビング10”のコンテンツを受信しても、従来通りコピーワンス(1回のみコピー可)のままのようです。つまり“ダビング10”解禁以降も、コピーワンスのままです。所有している機器がファームウェアのバージョンアップに対応しているか否か、確認しておくことが重要かと思います。
ちなみに私の持っている機種(Panasonic DMR-EX350)は、バージョンアップ対象外でした。実は、一昨年のたくろう&かぐや姫コンサート in つま恋(NHKハイビジョンの番組)が、未だHDDレコーダーのハードディスクに残したままです(危険!)。いつか、そのような(2回以上コピーが出来る)日が来ることを信じて、待ち続けていました。残念!!
・「たくろう&かぐや姫 コンサート」から1年たちました(IT屋もりたの今時パソコン日記)
仕方が無いので、あきらめてDVDにコピー(移動=HDDレコーダーの中からは消える)することにします。
なお、7月5日以降も、すべてのデジタル番組が“ダビング10”として放送されるとは限らず、コピーワンスとして放送される番組もあるそうです(参考までに、地上波アナログ放送など、デジタル放送ではない放送は、特にコピー制限をかけた番組を除いて、通常はコピー制限はありません(現在でも))。
投稿者 もりた : 19:07
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2008年06月15日
デジタルサイネージとIPTV(2) - IMC Tokyo 2008/Interop Tokyo 2008から
今週開催されたIMC Tokyo 2008/Interop Tokyo 2008において、私が最も関心を寄せたのがデジタルサイネージとIPTVであるということを1つ前のエントリーでお伝えしました。前のエントリーではデジタルサイネージについて簡単に触れました。
・デジタルサイネージとIPTV(1) - IMC Tokyo 2008/Interop Tokyo 2008から(IT屋もりたの今時パソコン日記)
ここではIPTVについてご紹介します。IPTV(Internet Protocol Television)とは、インターネット(IPネットワーク)を介して視聴できる映像サービスのことです。IPネットワークを介してと大ざっぱな言い方をしましたが、利用形態としてより従来のテレビのイメージに近い「IPマルチキャスト放送」と、インターネットを利用した映像配信サービスなどがあるようです。
既にサービス開始している事例として、前者にはGyao NEXT、acTVila(アクトビラ)、ひかりTV等、後者の例は数限りありませんが代表的なものにGyao、Yahoo!動画、brancoなどがあります。今回のInteropでもNTTコミュニケーションズのブースに於いて、ひかりTVの展示を見ることができました。
・Interop Tokyo 2008(IT屋もりたの今時パソコン日記)
以上のようにIPTVのサービスや製品化の流れは本格化前夜の様相ですが、今後2011年に向けてさらなる普及が見込まれます。何故2011年かというと、ご存知の通り、地上デジタルテレビジョン放送への完全移行(地上波アナログテレビジョン放送は終了)が2011年7月24日に実施されるからです。
2~3年後のIPTVの普及に向けて重要なことは、しっかりした技術基盤や充分な実験に裏打ちされたサービスや製品を作っていくことと、オープンな技術規格を作ることです。これらについて、IMC Tokyo 2008 専門コンファレンスの中で12日に行なわれた2つのセッションが非常に参考になりました。
・S2-4 IPTV元年! 新しいメディアにするために(NTTサイバーソリューション研究所 所長 岸上 順一氏)
・S2-6 IPTVフォーラム本格始動(モデレータ: 中村 秀治氏(株式会社三菱総合研究所)、パネラー: 福井 省三氏(株式会社東京放送 執行役員)、関 祥行氏(株式会社フジテレビジョン 技術局役員待遇技師長))
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投稿者 もりた : 02:25
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2008年05月22日
「超」テレビがいっぱい!NHK技研公開2008
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今日から開幕したNHK技研公開2008に行ってきました。今年の目玉はなんといっても、スーパーハイビジョン関連です。ざっと拾っただけでも
[2] 3300万画素3板式カラー撮像実験
[3] 有機撮像デバイス
[4] スーパーハイビジョン符号化システム
[7] スーパーハイビジョン家庭視聴イメージ
[15] スーパーハイビジョンシアター
[21] 3300万画素広ダイナミックレンジプロジェクター
※ [](かっこ)内は、展示番号(以下同じ)
これだけではありませんが、とにかく技研、否、NHKの総力を「超」テレビ(スーパーハイビジョン)に注力していることがわかりました。個人的にインパクトを受けたのは、“[21] 3300万画素広ダイナミックレンジプロジェクター”と“[7] スーパーハイビジョン家庭視聴イメージ”です。
スーパーハイビジョン以外では、
[34] 薄型光ディスク
[27] 音声認識による新・字幕制作システム
[28] インタラクティブ触覚ディスプレイ
が印象に残りました。NHK放送技術研究所(技研)の研究対象範囲は非常に広く、43項目の展示いずれも一見に値するものばかりです。
[9] 高性能マルチパス等化技術
[11] ワンセグ連結再送信システム
[12] 地上デジタルハイビジョン放送の高速移動受信技術
[16] インテグラル立体テレビ
・
・
・
結局全部になってしまいます。繰り返しになりますが、25日(日)まで開催されていますので、お近くの方はぜひご覧いただくことをお勧めいたします。特に年配の方にご覧頂きたいと思います!
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投稿者 もりた : 23:53
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2008年05月17日
DVDへのコピー制限緩和、延期へ
デジタル放送の録画コンテンツをDVDへコピーする回数は、現状では1回に制限されています(CPRM:Content Protection for Recordable Media)。
・“ダビング10”の運用開始が延期へ--放送事業者とメーカー側が合意に至らず(CNET Japan)
それを10回までに緩和する提言が昨夏出されました。
・はてなスター、Second Life日本語版など(IT屋もりたの今時パソコン日記)
この4月まで準備が進められてきましたが、著作権料を巡って機器メーカー側の反発があり、運用開始を目前にして待ったがかかった、ということです。
投稿者 もりた : 09:08
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3300万画素のスーパーハイビジョンプロジェクター
NHKとビクターの共同開発だそうです。
・NHKとビクター、3300万画素のスーパーハイビジョンプロジェクターを開発(CNET Japan)
次週開催されるNHK技研公開を意識しての発表かもしれません。それにしても3300画素って、想像がつきません。
・技研公開2008(NHK放送技術研究所)
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投稿者 もりた : 08:50
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2008年04月06日
「NHKオンデマンド」正式発表、12月より配信予定
毎度情報が古くて恐縮ですが、NHKのアーカイブス・オンデマンドサービスが今年12月から始まるというニュースが、NHKおよび関係各社(アクトビラとJ:COM)から正式発表されたようです。
・「NHKオンデマンド」12月開始、放送番組をネットで配信(INTERNET Watch)
・アクトビラ、「NHKオンデマンド」の番組を12月より配信予定(CNET Japan)
・J:COMが「NHK オンデマンド」配信(ITmedia News)
「NHKオンデマンド」というのが、正式なサービス名のようですね。私は昨年のNHK技研公開で初めて知りました。
・「アーカイブス・オンデマンドサービス」が目玉!NHK技研公開2007(IT屋もりたの今時パソコン日記)
ご存じ無い方のためにご説明すると、「NHKオンデマンド」とはNHKが過去に放送した番組を、インターネットを通じて視聴できるサービスのことです(すべての番組が配信の対象ではなく、一部の番組に限られるようです)。
今回の発表によると、NHKが過去(一週間以上前)に放送した番組を配信する「特選ライブラリー」(「大河ドラマ」、「朝の連続テレビ小説」、「NHKスペシャル」等)と、一週間以内に放送された番組を配信する「見逃し番組」サービスとがあるそうです。
視聴手段としては、パソコン、インターネット対応テレビ(現時点ではacTVilaの配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」)、ケーブルテレビ(J:COMのVODサービス)で見られるようです。今回、acTVila(アクトビラ)とJ:COM向けについては発表がありましたが、パソコン向けについては詳細が未だ明らかではないようです。9月頃発表の際に、パソコン向けについても明らかになるとよいのですが。
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投稿者 もりた : 02:21
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2008年03月08日
ネットでテレビ、いよいよ本格始動の地ならしか
数年前、ライブドア元社長の堀江 貴文氏がおっしゃっていた「インターネットはテレビを飲み込む」(正確な発言であるという確信がないまま記述しています。申し訳ございません)という言葉を思い出しました。CNET Japanの見出しを見た第一印象です。
・総務省、ネットテレビの仕様標準化に向け、「IPTV特別委員会」を設置(CNET Japan)
IPTVについては、このブログでも下記のエントリーの中で言及しました。
“3.IPTVがより具体的になってきた
これは、この展示会に限った話ではなく、ここ1~2年ほどの業界およびユーザ動向全体の中で感じていることです。
・・・ (中略) ・・・
ところが、ここに来てまた別の動きがあります。一般的にはiPodの動画対応がきっかけかと思いますが、ユーザー自身がIP(インターネット)やHDDレコーダー等を通じて手に入れた動画コンテンツを、iPod(外出先)、テレビ(家庭内リビングルーム)などパソコン以外の機器で見たい、という欲求を満たすための様々な機器です。 ・・・ (後略) ・・・”
~ Interop Tokyo 2007/IMC Tokyo 2007(2)展示会全体、今年の傾向(IT屋もりたの今時パソコン日記)より ~
これから共通仕様を策定しようというのは意外でしたが、堀江さんのおっしゃっていたことがゆっくりではありますが、ここ数年、一歩ずつ現実に向って進んでいるのだと思います。例えば、
既に現実化しているサービス
・Gyao、Gyao NEXT、Yahoo!動画など
・Gyao+
・Wiiインターネットチャンネル
・acTVila
今後予定されているサービス
・NHKによるアーカイブス・オンデマンドサービス(確か、2008年12月からサービス開始だったと思います)
IPTVに直接関係しないものも含んでいますが、他にもっとあると思います(知識が無いのでこのくらいしか知りません)。またサービスではありませんが、Apple TVやLinkPlayer(アイ・オー・データ機器)などの機器が製品化されています(アイ・オー・データ機器のLinkPlayerに至っては、5年も前から製品化されています!)。
標準化とは直接関係ありませんが、IPTVがより現実化されていく中で、一番強く感じているのは、放送局への期待と不安です。もっとフレキシブル(臨機応変)に、広く(マイナーな競技・試合にも)スポットを当てて欲しいのです。例えばプロ野球。クライマックスシリーズなど短期決戦が導入され、視聴者がどの試合を見たいかは、一日一日変わります。最近は、その変化にTV局(特に民放地上波アナログ局)がついてきてくれないのが残念に思っています。
またプロ野球は過去50年(注1)にわたって、視聴者に選択の自由がありませんでした。元々ファンではなくても、毎日同じ試合ばかり見せられれば、誰でも巨人ファンになってしまいます。
(注1) あいよコーポレーションの吉岡社長によると、昭和30年代まではパ・リーグの試合も、結構放送されていたそうです。巨人一辺倒になったのは、長嶋茂雄選手の登場以降だそうです。
・榎本喜八(IT屋もりたの今時パソコン日記)
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投稿者 もりた : 02:43
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