« #interbee #interbee2012 Inter BEE 2012(1) アクション・カメラ「GoPro」の新製品 HERO3 | メイン | 生誕140年 記念講演「樋口一葉と源氏物語」 »

2012年11月15日

#interbee #interbee2012 Inter BEE 2012(2) 映画監督・堤幸彦氏によるキヤノンEOS C300講座

 昨日開幕した「InterBEE 2012」(国際放送機器展。幕張メッセにて11月16日(金)まで開催。)に、映画監督の堤幸彦氏が講師として登場しました。「キヤノン EOS C300の使い方~映画『くちづけ』から~ 映画監督・堤幸彦」
 

 
 来年(2013年)5月25日公開の映画「くちづけ」の堤幸彦監督は、キヤノン EOS C300を使って撮影を行なったとのことです。従来ならば100人規模のスタッフを引き連れて右往左往していたのが、この映画では5、6人のスタッフのみで撮影したとのことです。その代わり、EOS C300をセットのいたるところに設置して、カメラを移動することなく、その場その場で撮影したとのことです。
 
 キヤノン 動画カメラ EOS C300
キヤノン EOS C300

 
 同じくキヤノン EOS C500
キヤノン EOS C500

 
 このようなことが可能になった要因は、EOS C300が従来、映画で使われてきたカメラに比べて遥かに軽量で、かつコストが安いためです。その効果は抜群で、今回の映画で堤監督は、絵コンテをまったく作らず、その場その場の感覚で撮影していったということです。
 
 また、シナリオの順番どおりに撮影を進めたとのことです。通常、映画の撮影ではシナリオの順番どおりに撮影が行なわれるとは限らないことは、素人の私たちもよく知るところです。今回、シナリオ通りの順番で撮影が出来たのは、何台ものEOS C300をあちこちに配置しておいたことにより、撮影のスピードが早かったためといいます。
 
 小型・軽量なEOS C300は、軽いフットワークで、さまざまな場面での活躍が予感される
フレキシブルなキヤノン EOS C300

 
 EOS C300を使用したことによる最大の効果は、作品全体を通して役者さんの自然な表現を引き出すことが出来たこと、役者さんがカメラを意識することが少なかったためではないかと分析されています。カメラが小さくなって、コストも低くなり複数台導入することが可能になった効果ではないかと思います。

 
 従来、テレビ用カメラ、番組送出システムをはじめ、放送局における機材、システムは、Panasonicおよびソニーの2大メーカーの独壇場でした。このInter BEEにおいても、国際放送機器展と呼ばれていた時代から、上記2社の動向を知ることが、来場者の多くの関心事でした。
 
 今回紹介したキヤノンのEOS C300のように、プロ向け放送機材における先発メーカーに無い、小型軽量・モバイル指向の製品は、映画という新たな利用分野を開拓する画期的な製品であると思います。1つ前のエントリーでご紹介した「アクション・カメラ」GoPro HERO3とともに、放送・映像業界における新しい潮流と見ることが出来るのではないでしょうか。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) #interbee #interbee2012 Inter BEE 2012(1) アクション・カメラ「GoPro」の新製品 HERO3 2012年11月15日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2012年11月15日 02:01 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.imadokipc.com/mt/mt-tb.cgi/1706

コメント

コメントしてください




保存しますか?