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2012年06月27日

#sokotoko 虚偽有印公文書作成および同行使

 小沢一郎氏に対する政治資金規正法違反容疑に関する捜査の過程において、虚偽の捜査報告書の作成を疑われている元・東京地検特捜部検事(現・法務総合研究所検事)田代政弘氏と、同捜査報告書の作成の指示を疑われている元・東京地検特捜部長 佐久間達哉氏(現・法務総合研究所国連研修協力部部長)。両者に対して、それぞれ処分が下されたとのこと。田代氏は減給、佐久間氏は戒告ということだ。
 
 処分の軽重以前の問題として、田代検事の作成した捜査報告書が、(結果的に小沢氏を強制起訴するに至った)検察審査会における2度目の「起訴相当」議決に大きな影響を与えたことが、石川議員反訳書(石川議員が取り調べ状況を録音したテープを文字に起こしたもの)と田代検事による捜査報告書を比較することで、見て取れる。

 
 6月20日読売新聞朝刊に「陸山会事件、虚偽報告書作成の検事を停職へ」という記事が掲載された際にも述べたことだが、小沢氏に対する嫌疑も(政治資金報告書への)虚偽記載。かたや田代検事に対する嫌疑も(捜査報告書への)虚偽記載。ともに虚偽記載について追求を受けているわけだが、前者は政治資金規正法違反容疑、後者は虚偽有印公文書作成容疑で告発された。ちなみに、後者を告発したのは「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」のメンバらということを私は知っているが、前者の告発者は"謎の"市民団体としか私は知らない(知らない方がいいのかもしれない、とても普通の市民団体とはかけ離れた団体であると直感する)。
 
  ・#sokotoko 捜査報告書への虚偽記載(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
 小沢氏の方は司法手続きに載せられ(裁判に訴えられ)たが、もう一方の田代氏や佐久間氏らは司法手続きは経ず法務省の内部処分、しかも減給という軽さ。捜査報告書への虚偽の記載という行為は、政治資金報告書へのそれに比べて、その違い(起訴と減給・戒告)程の大きな違いが有るというのか?
 
 しかも、しかも、小沢氏は検察が2度にわたり起訴を断念し、検察審査会の議決による強制起訴を経への裁判においても一審無罪。田代検事を処分するということは、法務省(検察)は田代検事に対する虚偽記載を’疑い’ではなく'事実'と判断したのか?そうだとすると、捜査報告書の虚偽記載(虚偽有印公文書作成罪)というのはそんなに軽いものなのか?
 
 元々法律には、ほとんど知識のない私であるが、その私でさえ、今回の処分に至る最高検察庁や法務省の対応には脈絡がないと言わざるを得ない。
 
 
 これまた、前回のエントリーでも述べたことの繰り返しになるが、今回は検察から疑いをかけられたのが小沢一郎氏という超有名でかつ政界における最大級の実力者であった。ある意味、私たちの様な、ただの国民の場合とは違うのかもしれない。もう少し私たちに近い例を挙げるならば、村木厚子氏のケースを挙げればいいのだろうか?
 
 言いたいことは、小沢氏であろうが、村木氏だろうが、あるいは私の様な無名な人間だろうが誰だろうが、検察から一度マークされれば、その人間は虚偽の捜査報告書や嘘の調書を検事によっていとも簡単に作成されてしまう。さらには、本意ではないことを供述書に書かされて、やってもいない罪を認めることに陥る危険大であるということだ。
 
 私の様に警察や検察の取り調べや裁判に慣れていない人、特に被告席に座ることなど、多くの人にとっては初めての経験であろう。そんな時、家族がこう言っているとか、誰々がこう証言したなどと、何日にもわたって嘘をさんざん聞かされ続ければ、普通の人ならやってもいないことをやったと認めてしまう可能性は決して少なくない。
 
 だからこそ、取調べの可視化をしなければならないのだ。ましてや、検察官による捜査報告書への虚偽記載(虚偽有印公文書作成および同行使)などという、彼ら(検事)の使命の中核である(と私は信じている)真実を追究するという精神を踏みにじる行為など、許されてはいけない。絶対にいけない、と私は思う。
 
 
 ところで、小沢一郎氏本人が嫌疑を受けた、いわゆる「陸山会」の政治資金報告書への虚偽記載の件よりも前、3年前に小沢氏の公設第一秘書(当時)である大久保隆規氏が逮捕・起訴された件、あの裁判の結果は、どうなったのだろう。もう裁判は終わって、起訴そのものが取り下げられたのだろうか、それとも無罪だったのか、私は今もって知らない。
 
 当時(2009年3月頃)から感じていたことだが、小沢氏に降りかかった疑惑を、自らの立場に置き換えて考える政治家の先生は一人もいないのだろうか?という疑問を、ずっと持っていた。今でも、その疑問を解消する様な発言を、政治家の口から聞いたことはほとんどない。このところは、検察審査会の審査員選任に関する疑問(平均年齢が2度も偶然に一致)や捜査報告書の虚偽記載などについて関心を持ち調べている森ゆう子議員らの存在を知っているが、他の議員さんは、このことをどう考えているのか聞いてみたい。
 
 特に、大久保氏が逮捕された時、政府・与党の立場にあり、「自民党側は立件できない」と発言した漆間官房副長官(当時)を監督する立場にあった政府・自民党に所属する議員さんから、複数の検事による証拠改ざん(村木厚子さんを取り調べた前田検事)や虚偽有印公文書作成(石川氏を取り調べた田代政弘検事)といった行為に危機感を憶えないのかということを。
 
  ・「オフレコ」って何?(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 「オフレコ」って何 2009年03月10日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 「この国が壊れてゆく」恐怖(4) 内閣人事局 局長に「オフレコ」発言の漆間巌氏が就くかもしれない恐怖 2009年04月09日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 民主党・小沢一郎前代表秘書・大久保隆規氏、保釈 2009年05月26日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) 「推定無罪」 2010年01月11日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) #syutto テレビ新聞「報道」の見方(私の場合) 2010年02月12日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) 厚生労働省・村木厚子さんの公判がツイートされている 2010年03月03日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(7) 検察審査会の議決による初の起訴 2010年04月21日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(8) #muraki 朝日新聞が村木厚子さんに単独インタビュー 2010年09月05日 IT屋もりたの今時パソコン日

投稿者 もりた : 2012年06月27日 20:23 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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