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2011年06月13日

警視庁の日野さん #joqr

 「警視庁の日野さん」と聞いて誰のことか分る人は、かなりの文化放送フリークだ。かく言う私も、自覚はないが、その仲間かも知れない。
 
 「警視庁の日野さん」とは、かつて、文化放送の交通情報を担当していた日野祐紀子さんのことだ。
 
 決して早口ではない。しかし短い時間内(1~2分程度?)で豊富な情報を提供している。残念ながら現在では、「いる」ではなく「いた」と過去形にせざるを得ない。
 
 
 昔、文化放送の交通情報キャスター陣には、河野(美穂?)さん、沢田夕夏さん、日野祐紀子さんといった、そうそうたるメンバーが顔を揃えていた。(といっても、貫禄のある強面ではなく、うら若き女性、しかも何れ劣らぬ声美人ぞろいです)
 
 私見であるが、特に沢田さんと日野さんのナレーション(話し方)は、職人芸と言っても過言ではない、高度な技であった。上にも記した様に、決して早口ではなく、文章一つ一つは"ゆっくり"話している。それでいて終わってみれば、決められた時間内でタイムリー、かつ、ドライバーにとって有用な情報が網羅されている。

 
 ゆっくり話しているのに、多くの情報を伝えている。しかも、聞き終えた後も、情報が記憶に残っている。
 
 これは、おそらく話し方に無駄が無いのだと思う。しかし、ただ単に無駄が無いだけでは、文と文との間隔が短くなり、受け手側は聞き逃すまいと緊張して疲れてしまう。とても、終わった後まで記憶に残っているという状態にはなり得ない。
 
 ちょうど、民謡歌手には独特の"節回し"があって、名人の歌は聴いていて心地よいのと同じではないか。つまり、沢田さんと日野さんの様に、日々休み無く交通情報を伝え続けていたベテラン交通情報キャスターの場合、交通情報特有の話法、"節回し"がある。「技」といってもよいかもしれない。お二人は、それぞれ、その技のレベルを上げ、極意というものを獲得していたのではないか、これが私の推測だ。
 
 
 "タイムリー、かつ、ドライバーにとって有用な情報"という意味では、単に話法のスキルだけではなく、お二人の普段からの努力、仕事に対する真摯な態度というものがあったに違いない。交通情報と交通情報との間の長い待ち時間に、関東圏内の交通状況を常にチェックし、オンエアーの直前まで伝える内容をフレキシブルにチェンジ可能にしようとした、そのために伝えるべき情報の選択に全神経を注いでいた、そういうことではないのか。そうだ、きっとそうに違いない。
 
 このテーマ、NHK総合テレビの「DEEP PEOPLE(ディープピープル)」で取り上げてくれないかな。題してラジオ交通情報
 
 
 文化放送の交通情報が素晴らしいと感じるのは、素晴らしい交通情報キャスターさんだけが理由ではないと思う。スタジオ側のアナウンサー、番組キャスター側の呼び掛けに拠るところも大きい。今でこそ、交通情報キャスターさんの個人名で呼び掛けることは珍しくなくなったが、私が文化放送をよく聴くようになった頃(おそらく1993年頃)「警視庁の○○さん、お願いします」と呼び掛ける(注1)のを聴いて、初めは驚いた。と同時にアットホームな雰囲気を感じた。
 
(注1) たぶん小俣雅子さんだったと思う。皇太子妃に内定した小和田雅子さん(当時)と姓名の音がよく似ていた、あの小俣雅子さんだ。
 
 
 当時からの文化放送リスナーにとっては言うまでも無いが、沢田さんといえば、「はぁ~い」が代名詞だ。キンサン(キンキンのサンデーラジオ)で、キンキン(愛川欽也さん)が「夕夏」「夕夏」と、よく呼び付けにしていたのを思い出す。キンキンはいつも、アシスタントの女性には「さん付け」ではなく、親しみを込めて呼び付けにする。この番組のアシスタントの伊藤佳子アナウンサーのことも、「佳子」と呼んでいた。だが、夕夏さんはアシスタントではなく、「警視庁の夕夏」さんだがお構いなし、キンキンらしい。(キンキンは、私の高校の大先輩だ。もちろん尊敬している、マジで。)
 
 
 いつからか、沢田さんがいなくなり、そのあと日野さんが頑張っていた。(文化放送の交通情報キャスターは、平日3人体制。キンサンの頃は、日曜日でも沢田さんが担当していた様だが、現在では、土日は外部委託)
 
 しかし、その日野さんの声もいつの頃からかラジオのスピーカーから流れなくなってしまい、とても寂しい思いをしている。当時から日野さんたちと一緒の仲間のお一人である、郡山裕子さんが今も交通情報キャスターを務めていらっしゃる。現在は、郡山さんの他には、あと、高橋さんと佐藤さんだったかな。
 
 
 ちなみに「警視庁の沢田さん」と言っても、警視庁の職員と言うわけではない。あくまで文化放送側から委託されていて、職場が警視庁に常駐ということの様だ。また、日野祐紀子さん、郡山裕子さんという具合に、私たちが彼女らの名字だけでなくお名前も知り得たのは、同局の野村邦丸アナウンサーに拠るところ大である。
 
 日野祐紀子さんのことが、中洲通信という雑誌の2003年7月号の紹介ページに掲載されていたので、リンクしておく。(バックナンバーが販売されている様なので、購入してみる。在庫があればよいのだが)
 
  中洲通信新刊CONTENTS(2003年7月号)
 
 
--- 関連情報 ---
(1) “やるマン”最終回 2007年03月30日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) サプライズ2 三越劇場「昭和26年・下宿神田屋」 2007年04月04日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 「キンサン」ホームページ開設 2007年05月06日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2011年06月13日 18:32 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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