« 公式リツイートについての回答。インターネットという共有資源を有効に使って災害にみんなで立ち向かいましょう。 | メイン | #ganbarojp #jishin #genpatsu 原発事故について(田原総一朗×孫正義 緊急対談) »

2011年03月21日

非被災地に住む私がなすべきこと

 あの大地震から10日が経ちました。私自身、死を意識する程(今までで2度目)の数分間でした。
 
  災害時に有用なインターネット(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
 不幸中の幸いと申しては被災地の皆さんには申し訳ないと思いますが、私の住む埼玉県には被害はほとんどありませんでした。社会全体が復興期に移ろうとする雰囲気がある一方で、未だにご家族と連絡が取れていない方が大勢いらっしゃると聞きます。
 
 昨日の80歳と16歳のお二人のニュースなどを見聞きするにつけ、生存していながら私たちが未だに助け出して(見つけ出して)差し上げられずにいる人が少なくない様に思います。倒壊した家屋や瓦礫の下で救出を待っている人に対して申し訳ないという思いと同時に、自分自身が不甲斐ないという気持ちです。「一刻も早く助け出してください」と、(捜索は既に打ち切られたとお聞きしましたが)警察や消防、自衛隊の方にお願いするほかありません。
 
 
 大地震による建物の倒壊や津波によって命を奪われた人に対して、ご冥福をお祈りいたします。
 
 
 遺体となって仙台市若林区や南三陸町、女川町の海に投げ出されたまま何日間も、私たちがお名前や住所さえも確認して差し上げられずに、今日までそのままにしまっている何百、何千人の方々。本当に済みません。

 
 ご家族と未だ連絡が取れていない方々のご心配、ご不安はいかばかりか、察することはかないません。
 
 
 ご家族、ご親戚、ご友人をなくされた方々に対してお悔やみ申し上げます。
 
 
 
 先ほども申しましたように、私の住む埼玉県には人的にも建物や道路河川といったインフラにも、ほとんど被害はありませんでした。日々のニュースなど被災地の情報や、今回の地震の2次災害ともいうべき福島第一原発の事故の情報に接する度に、毎日いろいろなことを考えさせられます。
 
 幸運にも被災を免れた私たち埼玉県や、西日本に住む人にとって出来ることは何なのか、すべきこと、また逆にすべきでないこと。TVやインターネットを介して、阪神大震災の際に救助や復興支援に携わった方々のアドバイスが大変参考になっています。
 
 
 ただ、具体・詳細な行動指針のほかに、私なりに思い感じることが2、3ありました。自分自身の備忘の目的も兼ねて、以下に記しておきたいと思います。
 
1.情報過多にならない様に気をつける。
 
 そのために
 
  ・テレビを見る時間を減らすこと。
 
  ・インターネット、特にTwitter(のTL)を見る時間を減らすこと。
 
 テレビは、朝昼晩の食事時に15分程度ずつ見れば充分ではないか。多くてもせいぜい5~6回、1日にすると1時間から2時間くらいで、被災地、原発、停電などの最新情報はわかるのではないか、地震発生の翌日に、初めてそう感じました。
 
  地震発生後、TV、インターネット、新聞、ラジオを介して、今回の大災害に関して膨大な(おそらく量よりも)数の情報が、私たちの所にもたらされています。それらの取捨選択や処理を、自分でコントロールできる人は、問題ありません。しかし、そうでない者にとって現在の状況は、自らを制御不能というかつてない様相です。(私自身も、その一人です)
 
 
 上でも述べた様に、このこと(情報過多にならない)は地震発生後間もない(地震の翌日の12日(土))頃から感じていたことですが、ニューズ・ツー・ユー神原社長のブログを拝読して、さらに確信にいたりました。
 
  自分自身の状況について考えてみました(ネットPRのニューズ・ツー・ユー&パンセ社長のブログ : minako's blog)
 
 
2.覚悟を決めて、真実を聞く(知る)勇気を持つこと。
 
 これは、主に福島第一原発事故による放射線の被曝(ひばく)の可能性に対する心構えの様なことです。しかし、それだけでなく今回の大地震の余震や、今後、数年、十数年のレンジで予想される東海地震・首都圏直下地震のことも念頭においています。
 
 今回の大地震で埼玉県は非被災地でしたが、東海地震や首都圏直下地震では被災地になると思います。また、今回の大地震も未だ終わったわけではない様に思われます。マグニチュード7程度の通常の大地震と比べて、震源域(震源地ではなく)の広さ、歴代に数えれらるとてつもない強度から、余震の時期は数ヵ月後ということも考えられるからです。
 
 
 原発事故で言えば、日々ニュースの中で、1号機から6号機までの状況や、放射線から如何にして身を守るかといったことが、毎日のように報じられています。実は、私は今回の事態が発生するまで、原発および原子力について、知識も興味・関心も持っていませんでした。
 
 Twitterなどでは、事故対応にあたっている東電や政府に対して批判的な書込みが散見されます。私自身、(政府や東電に対してではありませんが)テレビの報じ方に批判的なツイートをしたことがあります。しかし、今回このような事故が引き起こされた大きな要因の一つとして、私を含め多くの人が原発に無関心であったことが重要な位置を占めているのではないかと思います。
 
  
 「難しいことは自分にはわからないから、結論だけ教えてくれればいい」と言いながら、何か問題があると政府や東電の対応のせいにする、それではダメだと思います。
 
 
3.想像力を働かせて、自分の頭で考えること。
 
 事実とそうでないことを峻別した上で、いい意味での想像力を働かせることが重要ではないかと思います。災害支援、原発事故対策、いずれにも言えると思います。
 
 
 往々にして私たちは、情報を取得するものの、得た情報を加工することなく"そのまま"で終わりとしがちです。平時からそうですが、特に今回のような非常時には特に、情報収集と共に、その情報を自分の目的に合わせて加工・活用することがより重要であると考えます。
 
 そのためには、得た情報に自分の想像力をプラスして、自分の頭で考える、そのための時間を確保することが必要であると思います。そのためにも、TVやインターネットに費やす時間を減らすべきと考えます。
 
 なお、これ(TVやインターネットへの接触時間を減らすこと)は、非被災地にいる私たちについての考え方です。東北や北関東の避難所でテレビやインターネットで情報収集されている方は、この限りではありません。
 
 
 
 以上、抽象的で、やや精神論的なことに終始してしまいましたが、この10日間で感じたことの一端を述べさせていただきました。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 災害時に有用なインターネット 2011年03月11日IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 公式リツイートについての回答。インターネットという共有資源を有効に使って災害にみんなで立ち向かいましょう。 2011年03月14日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2011年03月21日 22:49 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.imadokipc.com/mt/mt-tb.cgi/1659

コメント

コメントしてください




保存しますか?