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2010年03月06日

#onbiz AdMob日本法人社長ジョン・ラーゲリンさんによるスマートフォン市場展望とモバイル広告のお話

 一昨日(3月4日)の夜は、今年初めてアカデミーヒルズ オンラインビジネスセミナー( #onbiz )を受講しました。ゲスト講師は、世界最大のモバイル広告プラットフォーム「admob」を提供する、アドモブ日本法人代表取締役社長のJohn Lagerling氏( @jlager )でした。
 
  2010年スマートフォン市場の展望を聞く!(アカデミーヒルズ - オンラインビジネスセミナー)
 
 
 正直に申しますと、広告・マーケティングよりも、スマートフォンの最新事情のお話を聴きたくて来てしまいました。またジョンさんが日本語で解説していただけることも、申し込んだ理由の1つです。ジョンさんは、オンラインビジネスセミナーのゲスト講師として唯一人2回目の登壇とのことです。前回も流暢な日本語でお話くださったことを憶えていました(1年4ヶ月前)。
 
 
 参加した結果は、「来てよかった」大満足です。"iPhoneは「始まり」であり、スマートフォンの利用が今後ますます拡大していく"ということを確認できたからです。
 
 講演の初めに、ジョンさんは「iPhoneはスタートポイントだ」とおっしゃいました。講演の最後には「今後、iPhone的な操作性(全面タッチパネルを前提としたUI、使用感)は、今のケータイ(携帯電話)でも可能になっていく」とお話されました。つまり、今現在のiPhone的な使い方が広まり、普通になっていくということです。

 
 セミナーのイントロダクションで、神原さん( @minako 神原弥奈子氏 株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役社長)が、例によって会場内アンケートを行いました。
 
  iPhone利用者 約8割!
 
 また、ファーストリテイリングがiPhoneを1200台導入したことを紹介されました。ジョンさんのお話でも、現在、日本では200万台ぐらいのiPhoneが使われているのではないかということでした。
 
 
 といいながら、私自身は未だiPhoneを使って(持って)いません。Android携帯も持っていません。今のところAndroid携帯もiPhoneも、購入する予定はありません。
 
 今までスマートフォンは1度だけ購入したことがあります。カシオのカシオペア(CASIOPEIA A-51)という製品です(メモによると、1997年7月10日に秋葉原のT-ZONE Apple館で、78,540円で購入とあります)。PHSと組み合わせて、32kbpsでインターネットに接続していました。iモード・サービスが始まる前、1997年のことです。ちなみにPHSはPaldio 321Sという機種で、カシオペアのスロットに挿して、通信カードとして使用していました(NTTパーソナル製)。
 
  カシオ、Windows CE日本語版搭載ハンドヘルドPC「カシオペア」を7月10日発売(PC Watch)
 
 外出先で(実際には家の中で)、初めてモバイルでインターネットに接続してホームページを見れることを確認できた時の感動は、忘れることが出来ません。初めてインターネットを経験した時と同じか、それ以上の衝撃だったように思います。以来、それを超える感動が無いのです。iモード・サービスが始まったときも、WILLCOMのW-ZERO3を見た時(少し心を動かされましたが)も。iPhoneが3年前にアメリカで、一昨年に日本で相次いで発売された時は注目はしましたが、私自身がiPhoneを持つ(使う)ことには常に懐疑的でした。
 
 
 カシオペアを購入した目的の1つは経理作業、つまり外出先での入出金をその場で記帳することでした。帰宅してから一日分をまとめてパソコンに入力するのと比べて、大きな省力化になると考えたからです。そのために、カシオペアにインストールされているPocket EXCELというアプリを使って、仕訳帳そっくりのシートを作成し、EXCELマクロでUIを簡素化しました(カシオペアを使用する前から、PC上で使用していたマクロがそのまま動きました)。
 
 
 しかし結局、カシオペアは有効に使いこなせないままお蔵入りし、それ以来、初めてカシオペアに触れてモバイルインターネットを体験した時以上の感激に出会えていない、これが今日に至るまで私がスマートフォンを使っていない理由について自己分析の結果です。
 
 
 以上のように、iPhoneをはじめスマートフォンの利用に後ろ向きな私ですが、講演後の質疑応答の中でジョンさんがお話されたことが印象に残っています。「(スマートフォン利用の拡大に向けて)日本のキャリアはどう取り組んでいくべきか」という質問でした。
 
 ジョンさん「(iモードから始まった)日本のここ10年間の経験は、iPhone等スマートフォンの最新技術トレンドとつなぎ合わせると、再び日本はリードを取れると思う。」
 
 さらにジョンさん「日本型(通話、メール主体)のケータイ利用者層から、新たな層が生まれ、新たな波が来ると思う。」
 
 iPhoneが日本で発売されてから今日まで、iPhoneよりも日本のケータイの方が進んでいる(実用度も高いし実績がある)という考えを覆すだけの説明に出会うことが出来ませんでした(iPhoneの技術的な進化の可能性は理解していましたが)。ジョンさんのお話を聴いて、これ迄、漠然として見えなかったものを目の前に見せられたような気がします。
 
  iPhoneやiPod touchがケータイに与える影響についての考察(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
 
 ジョンさんのお話を聴いて、再び私がスマートフォンを購入する時が、もうすぐ来るのではないかと予感するに至りました。数ヶ月先か、1年 or 1年半、2年先かは判りません。iPhone、Android、Windows Phoneという複数のプラットフォームが切磋琢磨する状況。特に誰でも製品化に参加し自由度を発揮し易いAndroidは、今のiPhoneのUI、ルック & フィールに引っ張られること無く、男女、世代、職業、趣味、地域、国、民族など様々なユーザー層に対して、それぞれに合ったテイストを持った端末やサービスを実現出来る可能性を感じます(それは必ずしも電話機という形態とは限りませんが、ここではあくまで電話機として)。
 
 
 今現在、私が最も欲しいものは、外出先でもどこでも、映像をリアルタイムに配信(いわゆる生放送)できるデバイスです。それは電話機の格好をしていてもいいし、携帯型ビデオカメラ(Xacti)のような外形でも構いません。カメラと通信とコンピュータ(配信にはどうしてもコンピュータ機能が必要)の3つが1つになった100g~200g位の機器です。今それに最も近いのはiPhoneだと思いますが、通信速度とカメラの位置(撮影方向)がしっくりいきません(実際に触ってみてはいませんが)。それが解消された時、私が再びスマートフォン(呼び名や分類にはこだわりません)を購入する時かもしれません。
 
  「生中継専用カメラ」があったら ええねん(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
 
 先ごろ電通から発表された「日本の広告費 2009年」によると、日本の広告費は前年比11.5%減と大きく減少しています。インターネット広告費も前年比104.9%と微増に終わっていますが、検索連動広告(前年比 108.6%)とモバイル広告(前年比112.9%)が伸びているということです。スマートフォンをはじめとして、今後ますます目が離せないモバイル市場の動向を、ウォッチしていきたいと思います。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) WPC EXPO 2005を見て来ました。 2005年10月27日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) Apple社の「iPhone」ついに発売 2007年06月30日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) iPhoneやiPod touchがケータイに与える影響についての考察 2007年09月21日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) iPhone、ソフトバンクモバイルから発売 2008年06月04日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) iPhone 3GとMobileMe 2008年06月11日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) モディファイ、MODIPHI for iPhone、及び携帯電話全キャリア対応 2008年07月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(7) 「生中継専用カメラ」があったら ええねん 2010年02月20日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2010年03月06日 01:29 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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