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2010年01月23日

民主党・小沢幹事長の記者会見が現在進行形(から過去形に変わった)

 民主党・小沢幹事長の記者会見が現在(午後8時から)行なわれているようだ。今日の事情聴取で説明した内容について説明するとのことだ。エントリーをスグ起こそうと思ったが夕飯後の食器洗いがあったので今になってしまった(現在20:28。書くスピード遅いので書き終わってエントリーするのは大分後かも)。夕食後の食器洗いは、我が家では私の分担になっているので、仕方が無い。
 
 食器洗いを終わってパソコンでTwitterを見ると、Twitterをやっている何人かのジャーナリスト(@tjimboさんや@iwakamiyasumiさん。私が知っている狭い範囲では、いずれもフリージャーナリスト)さんのツイートを見ると、未だ会見の冒頭のようだ。
 
 テレビでの生中継を期待した。NHKが急遽番組変更して、生中継する可能性も千分の一くらい期待したが、ワンダー×ワンダーが始まった。父と母は、食事後と言うこともあってか半分居眠りしながら、ワンダー×ワンダーを見るということも無く見ている。
 
 
 さっき、Twitter(@mmorita3)にもツイートしたが今回の件では、小沢さんの秘書や小沢さんが疑われている。今回の特徴は、それだけではなく、検察も疑われている(リークしているのではないかと。今回だけでなく昔から)。新聞やテレビの報道(という人格や組織は無いので、政治部や社会部、あるいは記者ら)も疑われている。
 
 ただ、疑っている人の数は、比べ物にならない。小沢さんを疑っている人の数と、検察や新聞・テレビに疑いを持っている人の数では、前者のほうが圧倒的に多いであろうことは、ほとんどの人がそう思うであろう。100分の1、1000分の1、あるいはそれ以上なのか、私には全く判らない。
 
 
 今日の記者会見は、500人くらい詰め掛けているということ(その後訂正、300人はいたとのこと)なので、この後のテレビニュース、明日の朝刊で、それぞれの詳しさで報じられるだろう。小沢氏は今日の事情聴取の内容を文書にまとめて公表したいとのことだ=NHKオンライン「小沢氏の参考人聴取終わる」による=(聞かれたことと答えたことの両方なのか、答えたことだけなのかは分からない。その辺は文書が公表されてから見てみたい)。

 
 こんなにみんな関心があること、2ヶ月前くらいから連日連夜報道され続けてきたこと(新聞・テレビの立場からいうと、報道してきたこと)、国会でも与野党論戦の焦点になっていること、新聞の世論調査に「小沢さんは説明責任を果たしているか」、「幹事長を辞任すべきか」という設問が設けられ(設けたのは新聞)それぞれ「果たしていない」、「辞任すべき」に高い回答があったこと、以上のことから、NHKは急遽番組予定を変更して、記者会見を生中継するかと、千分の一の期待を持っていた。
 
 そう簡単に番組変更なんて出来ると思ってはいないが、NHKだから今回はそういう判断もあるかなと思っていた。この1ヶ月半、これほど紙面や放送時間を割き、世論調査の設問に加え、視聴者や購読者の関心が高く、多くの人が国会を心配して見守っている(この問題や、細川政権を除けば初めての非自民政権の手になる予算の審議、2次補正、景気、子育て・年金はどうかな、そっちにも審議時間をつくしてよ)と党派の違いはあっても、強い眼差しで注目していると思ったので。
 
 
 この後、各紙、各局はそれぞれ、この会見について報じるだろう。参加できたフリージャーナリストさんたちもネット、テレビ、ラジオ、週刊誌など、それぞれの場所で発表するだろう。それぞれのスペースを割いて。どのくらいの紙面(大きさ)、放送時間を割くかは、各社、各紙まちまちであろう。
 
 
 1つ大事と思うことは、今回は(人数は少ないが)新聞やテレビの報道や報道姿勢に疑問を抱いている人が、今までに比べて増えていることだ(ネットの最新ユーザーである場合が多いような感触を持っている)。情報源を明かさないこと(特に検察がらみのことで)、一方の側からの情報(一応、取材)のみに基づいて記事を書いたりニュースを伝えるという報道姿勢に、これらの先進ユーザーの一部の人が疑いの目を向けているように思う(私自身もその一人だ)。
 
 人数こそ少ないが、それら新聞・テレビの報道・報道姿勢に疑いを持っている人々に対し、今回の小沢氏の記者会見を生中継すれば、少しでも信用を取り戻すチャンスだったように思う。残念ながら、まだまだ遠い道のりか、あるいはテレビの限界なのかと思う(突発事項に臨機応変に対応することが苦手)。政治や社会問題・経済情報・暮らし・事件・地域といった情報を、ネット以外のみから取得している人は、意外に多い。
 

 私の両親(70代後半)のような世代はもちろん、私の同年代(50代前半)でも、これらの情報源はテレビ、新聞という順番のようだ(先日、中学校時代の同級生のお宅にパソコンサポートに行った時に感じた)。情報源の1つにネットが入っていない人々には、今回の件で、「関係者によると」や原口大臣のクロスオーナーシップについての言及のことは、ほとんど伝わっていない。ましてや記者クラブ制度のことも、今夜小沢さんの記者会見があることも(間もなく短いニュースで過去形で知ると思う)、私の両親は知らない(もし今夜、NHKが番組変更していたら、それをキッカケに話そうと思っていたのだが、画面無しで言葉だけで理解してもらうのは、相当困難だ)。
 
 無理も無い。そのことを知らないということで、ネットに接触が無い人を責められるハズがない。今まで接触の無かったネットと言う新しいものの存在を知って初めて、以前からあった新聞やテレビといった"メディア"を意識するのだと思う。私自身もそうだったし、既にネットに接触している多くの人がそうではないかと思う。それまでは、新聞の記事やテレビのニュースは、小春日和の日に部屋の窓から見える外の景色のようなものだったのだ。
 
 外の景色は意識するが、窓ガラスそのものは意識していない。外の形式が「ゆがめられず」、「色も変えず」そのまま見えていると思っている。何故なら窓ガラスは透明だから、「景色がゆがめられるはずはなく」、「景色そのままの色が見えている」と無意識にそう思っている。だから、そう思っている人のことを責めることは出来ない。しかし、窓ガラス(メディア、あるいはそこで働く記者さんたち)は気づいている。これまでは無かったネットと言うものの存在を。見ている対象を、よりじゃませずに、少なくとも窓ガラスよりは実物のイメージを損なうことが少なく、人に伝えられる手段であることを。
 
 (記者さんたちがそのことに気づいていながら)視聴者や購読者に教えないのは卑怯だと個人的には思うが、自分で自分の商売の種を小さくする人は少ないというのもわかる。従って、傍から見ている私たち、ことに一応ITを生業としている身ではあるので、現在ネットに接触のない層に人のうち、一人でも多くの人がネットと接することが出来るようになるように、尽力していきたい。時間はかかるが、確実に気づく人の数は増えていくと思っている。予想通り、いや、予想以上にと言うべきか、エントリーを起こし始めて1時間近くかかってしまった。会見は10分くらい前に終わったようだ。相変わらず、書くのが遅い。悪しからず。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 「推定無罪」 2010年01月11日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 小沢氏の政治資金に関する新聞・テレビの報道に感じる異常性(1)報道は違法性の所在を明らかにしていない 2010年01月12日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 小沢氏の政治資金に関する新聞・テレビの報道に感じる異常性(2)報道は推定無罪の原則を忘れているのか 2010年01月14日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) 小沢氏の政治資金に関する新聞・テレビの報道に感じる異常性(3)報道は情報源を明らかにしなくていいのか(前編) 2010年01月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) 民主党・小沢幹事長の記者会見(今日の事情聴取について説明会見)のビデオ撮った人がいた! 2010年01月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2010年01月23日 21:25 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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コメント

■小沢氏が記者会見「裏献金一切もらっていない」―検察権力の横暴などは単なるフィクション?

こんにちは。小沢氏の記者会見がありましたが、やはり、予想通りの展開でした。何も得られるところはありませんでした。結局小沢幹事長は身の潔白を証明できなかったと思います。ところで、この問題に関して特にテレビの報道で、検察権力の横暴などと言われることがありますが、それは的外れであると思います。また、検察はもともとアメリカ進駐軍のヤミ物資の流通を摘発するためにつくられたのであり、親米的であり、民主党は親中的であるから、これは、米中の代理戦争だと言われたりすることもありますが、これも的外れであると思います。私のブログでは、これらがなぜ的外れなのかその理由や背景など掲載してみました。是非御覧になってください。

投稿者 yutakarlson : 2010年01月24日 14:19

 yutakarlsonさん、コメントありがとうございます。
 私たちには、小沢氏の秘書らの立件可能性が高いとか低いとかなど検察の捜査情報や、検察から新聞・テレビの記者にリークがあったか否かということは、全くといっていいくらい分かりませんし、知る術もありません。今迄の社会の仕組みが、購読者や視聴者がそれらを知る必要があるという前提に立って作られたものではないからでしょう(過去に作られた仕組みですから、当然と思います)。
 
 一連の報道で私が強く感じるのは、新聞・テレビの記事やニュース、いわゆる報道や報道姿勢に対する懐疑的な感情です。おそらくインターネットの普及(日常的になったこと)が、そうさせているのでしょう。
 ブログ、拝読させていただきます。ありがとうございました。

投稿者 もりた : 2010年01月24日 15:24

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