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2009年12月02日

動画コミュニティ「ニコニコ動画」杉本社長のお話を聴いてきました

 昨夜は「ニコニコ動画」を運営されている株式会社ニワンゴの杉本誠司社長のお話を聴いてきました。
 
  マスメディア化を目指し成長を続ける「ニコニコ動画」~巨大コミュニティで巻き起こるオーディエンスの盛り上がりとその可能性~(アカデミーヒルズ オンラインビジネスセミナー)
 
 
 セミナーの内容につきましては、モデレーターの神原(@minako)さんや平田(@hirata)さん、受講者の方などがtsudaってTwitterで中継して)いますので、関心のある方はご覧いただくとよろしいかと思います。
 
  #onbiz
 
 
 このタイムラインの最後のツイートで平田さんが次のようにおっしゃっています。
 
  Daiji Hirata: いまになって、よく考えると、昨日のニコ動のセミナーは ...
 
"いまになって、よく考えると、昨日のニコ動のセミナーは、ニコ動を再生しないでニコ動の雰囲気を伝えるという、かなり難易度の高いものだったような気がしてきました。"

 
 なるほど言われてみればそうですね。話は変わりますが、最近セミナーやカンファレンスの参加者が、セミナー(カンファレンス)の内容をTwitterで"中継する"(tsudaる)ことが流行っています。昨夜のセミナーもそうでした。
 
 そうすると、セミナー会場に来れなかった人も、セミナーの開催自体を知らなかった人も、そもそもセミナーのテーマに対して事前には特に興味が無かった人でさえも、セミナー開始後にTwitter上のタイムラインで"tsudaる"を発見して、Twitterによる中継()に聴き入る()・参加してくるというケースが増えてくるように思います。昨夜も2~3人の方が会場外から中継をお聞き(注1)になっていたようです。
(注1) テレビっ子であると同時にラジオ世代でもありますので、こういう比喩になってしまいます。
 
 
 脱線してしまいましたが、本題にも少し触れなければと思います。杉本社長のお話、「ニコニコ動画と従来の動画配信(共有)サービス 何か違いはあるのか?」というところから始まったようです。私、実は昨夜は20分ほど遅刻してしまいましたので、この部分は直接は聴けなかったのですが、Twitter中継のお陰で後追いで知ることが出来ました。こういう場合にも"tsudaる"はいいですね。
 
 ということで内容の詳細は端折りますが、コミュニティ的なサービスである、というところが他の動画配信(共有)サービスと並べてみた時に特徴的と言えるとのことです。「非同期(アーカイブ動画での)コミュニケーション」から「同期(ライブ動画での)コミュニケーション」へという、(ユーザーが求める?)コミュニケーションの質の変化に合わせて、ライブ動画に対応したサービスの提供を始めているとのことです。
 
 「ニコニコ生放送」や「ユーザー生放送」といったサービスです。「ユーザー生放送」という言葉にビビッと反応してしまいました。つい先日、USTREAMを使って「こしがや産業フェスタ2009」の会場からライブ中継を実施したばかりだからです。そこで、「USTREAMをどう見ているか?」という質問をさせていただきました。それに対して次のようにお答えをいただきました。
 
 ・「ユーザー生放送(ニコニコ生放送も?)のサービスを始めるに当たってUSTREAMについても検討(参考に)した。」
 ・「(参考にしつつも)メイド・イン・ジャパン、日本ならではのサービスを生み出そうと考えた」
 ・「USTREAMもニコニコ生放送(ユーザー生放送)も、そのほか類似サービスがたくさんあることによって、相乗効果によってユーザー層が拡大することを期待する」
 ・「USTREAMを経験した人が、ニコニコ生放送(ユーザー生放送)の利用者になるというケースも今後あるのではないかと期待する」
 
 およそ以上のようなお答えだったと思います。わずかですがライブ中継(生放送)を経験して思ったことは、事前に多くの人にライブ中継の日時を認知させておくことが、生中継の最低必須条件であるということです。YouTubeなどアーカイブ型の動画共有と最も大きく違うところではないかと思います。ニコニコ動画は知名度が高いので、「ユーザー生放送」も一度試してみたいと思います。この方(@ku23neさん)のこのサービスも試してみようかなと思っています。
 
  wiwit live - ライブ番組を視聴しているみんなをつなげるポータルサイト(β版)
 
 
 もう1つ質問させていただいたのが、シンガーソングライター・谷山浩子さんが最近発売した「うたのえほん」というDVDについてです。この中に、「ニコニコ動画」で人気のコンテンツが採用されているのですが、そのような例は多いのかという点についてお聞きしました。ニコ動にアップされているコンテンツを自身のDVDに入れるアーティスト、あるいは入れたいのだがとアーティストから相談されるケースが少なくないとのことです。


 
 質問の際、事例に挙げた谷山さんのDVDについて、私自身1つ勘違いしていました。谷山浩子さんのコンサートの時のような自身の映像を誰かがニコ動にアップされたもの(コンテンツ)を、谷山さんのDVDに逆採用したのではありませんでした。なっとくPさんという方が作ってアップした「なっとく森の歌」というコンテンツ(ニコ動内の谷山ファンの間で人気)を、谷山さんのDVDに収録したということのようです。谷山浩子さんの「まっくら森の歌」をパロディ化した作品です。
 
 谷山さんが「ニコニコ動画」でこの作品を見つけて、何回も繰り返し見て気に入って、谷山さんからなっとくPさんにDVDへの収録(許可)をお願いしたそうです。この場合は、既に谷山さんとなっとくPさんとの間に個人的な信頼関係が構築されていたという個別の背景があったものの、こういうケースが少しずつではありますが今後永いスパンでみると増えてくるのではないかと思います。
 
  なっとく森の歌 / 鏡音リン_オリジナル(?)曲(ニコニコ動画(9))
 
 
 尻切れトンボになってしまいますが、以上とします。来年も神原社長がどんなテーマを企画されるか、オンラインビジネスセミナーを楽しみにしています。
 
 
 なおこのセミナーの超常連でいらっしゃるいせとるさんが、昨夜のセミナーについて詳しく書かれています。
 
  マスメディア化を目指し成長を続ける「ニコニコ動画」~巨大コミュニティで巻き起こるオーディエンスの盛り上がりとその可能性~(イセトルドットコム)
 
 
--- 関連情報 ---
(1) YouTube徳生裕人氏のお話を聞いてきました 2009年07月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 谷山浩子さんを知らない人のために 2009年11月02日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 「こしがや産業フェスタ2009」全日程終了、ライブ中継の録画映像をご覧ください 2009年11月29日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年12月02日 23:49 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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