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2009年11月11日

今日からの行政刷新会議「事業仕分け」をライブ中継、Twitterで中継も!

 このエントリーを投稿するにあたり、カテゴリーを「日記」にしようとしましたが、ちょっと考えて「インターネット」に変えました。本業であるIT関連以外、政治関係も含めていつもは「日記」に分類しているのですが、今回は堂々と「インターネット」関連でいいのではないかと考えたわけです。
 
 前置きが長くなりましたが、政府が来年度予算案策定(予算編成)の前段階として、概算要求の総額95兆円からの削減を目指して、歳出の見直し、いわゆる「事業仕分け」を進めようとしていることは、連日の報道で周知のことと思います。
 
 開始まで紆余曲折はあったものの、いよいよ今日から行政刷新会議による「事業仕分け」の実作業ともいうべき、ワーキンググループの活動が本格的にスタートするようです。仙谷由人大臣らが事前に公言していた通り、「事業仕分け」作業の過程は出来るだけオープンにするようです。
 
 
 Twitterの画面を見ていて、昨日の夕方から、その辺の「あわただしい」動きが伝わってきました。象徴的なのは、会議の模様をインターネットでライブ中継することです。さらにTwitterでもリアルタイムに中継するそうです!
 
  行政刷新会議ホームページ
 
 
 驚きました!こんな時代が来るとは思ってもいませんでした!国の予算編成に直接関係する(作業としての)会議を、映像とTwitterでリアルタイムに情報公開するとは!こんなに驚いたのは、主に2つの理由からです。1つは本来の民主主義に近づく政治手法が、民主党中心の連立政権によって着実に実践され始めたという感慨。もう1つは、インターネットはもちろん、ブレークし始めたばかりのTwitterを、その(情報公開の)ための道具として採用したセンス、よい意味での腰の軽さに対してです。
 
 
 従来、予算編成の過程はオープンにされることはなく、各省庁の一職員に過ぎない公務員によって実質的に決められていました。大雑把に分類しても約3000項目あるといわれる国の予算項目、前年に比べて今年はどの項目は減らし、どの項目を増やすのかという、国民生活にとって、つまり国にとって最重要事項を主権者である国民、あるいは国民の代表である国会議員が関与することなく決まっていました。毎年、年明けから始まる通常国会に提出される政府予算案の審議は実質的には、形式的と言わざるを得ませんでした。それが今日まさに変わろうとしている、そのことへの驚きです!
 
 
 もう1つの、インターネットによるライブ中継やTwitterの利用を決めたことについてですが、蓮舫さん民主党所属の参議院議員。Twitterのお陰で政治家の先生が身近に感じ、つい"さん"付けで呼んでしまいます)の影響が大きかったのではないかと思います(内情は存じ上げませんが)。既にTwitterを利用し、その有効性をよく理解していたからこそ、今回の情報公開の手段として迷うことなく選択されたのではないかと思います。
 
 少し心配なことは、上記行政刷新会議のサイトが見慣れないドメイン(http://ow.ly/AYot)になっていることです。.lyはリビアの国ドメインの様です。時間が無い中で情報公開を急いだためかなと想像しますが、問題ないことを祈ります。
補足: 該ページはフレーム構造になっていて、Twitterへの投稿入り口やShare(各種ソーシャルブックマークを使っての共有)等が並んでいるヘッダーの部分を設けるために全体のURLが"http://ow.ly/AYot"になっているようです。下部の行政刷新会議のページ部分(http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/live.html)は、内閣府のドメイン内にあるようです。
補足2: ow.lybit.lyなどと同じURL短縮サービスの1つのようです。Twitterにツイートする時に長いURLを自動的に短くしてくれるサービスです。私自身bit.lyを何度も目にしていました(例:このエントリーの短縮URLはhttp://bit.ly/3Ac4qKです)が、そういえばbit.lyもリビア国ドメインだったのですね。

 
 
 先ほどの行政刷新会議のページを見てわかるように、画面上部にTwitterへの投稿の入り口が設けてあるようです。「事業仕分け」作業は3つのワーキンググループ(WG)に分かれて行われるようです。ライブ中継も3つに分けられています。
 
 それに合わせて、Twitterの共通タグ(ハッシュタグ)も、それぞれ #shiwake1#shiwake2#shiwake3 の3つ用意されています。会議の場からの中継のTL(タイムライン)を見ながら、みんなで"つぶやき"を返しましょう。

 
 この前の日本シリーズ(#ns2009)のような参加者の数、TL数(あれはスゴかった)には及ばないかもしれませんが、負けない盛り上がりを期待しています。1つ懸念があるとすれば、新聞とテレビです。この画期的な出来事も、彼ら(とあえて人称で書きます)旧来のメディアが、オバマ大統領来日の記事で埋め尽くされてしまうのではないかということです。
 
 もちろん、オバマ大統領と鳩山首相の首脳会談の内容も知りたいですし、そのためにテレビや新聞も見るつもりです。しかし、国という巨大な権力の現在進行形の歩みをリアルタイムで情報公開するという、かつてなかった「報道」が今始まったということを、インターネットを見ていない多くの国民に伝えることが出来なければ、テレビや新聞の報道機関としての存在価値とは、一体どこにあるのでしょうか?
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 「特別会計への道案内」(1)-国による税金のムダづかいを知るために 2009年09月05日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 塩川正十郎、大田弘子・両元大臣から新政権への注文(その1) 2009年09月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 塩川正十郎、大田弘子・両元大臣から新政権への注文(その2) 2009年09月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) 「霞ヶ関改革」と並んで「記者クラブ制度」の廃止こそ、官僚政治から民主政治への転換の必要条件である 2009年10月14日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) 2010年度概算要求のニュースを見る上での注意点 2009年10月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年11月11日 01:37 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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