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2009年11月12日

「事業仕分け」削減額に各局間で差が出たテレビ報道

 昨日の「事業仕分け」スタートについて、テレビ各局は夜のニュースで報じました。市橋容疑者逮捕など他のニュースの陰に隠れ、小さな扱いになるのではないかという私の心配は、良い方向に裏切られました。
 
 各局とも共通していたのは、情報公開、透明化という点を高く評価していたことです。会議の様子(会議場内の映像)のライブ放送+Twitterによるリアルタイム中継、NHK(ニュースウォッチ9)は単に「インターネットによる中継」と表現しましたが、テレビ朝日(報道ステーション)ではTwitterにも、一民間人(そらのさん)によるカメラ持込みライブ中継にも言及がありました。そらのさんは一躍「時の人」となった感があります。
 
 
 議論の内容については、仕分け対象事業の当事者たる省庁、および外郭団体(特殊法人・独立行政法人)側の担当者の不満の声(時間が短かった)を各番組とも紹介していました。そして、昨日の仕分け作業(会議)の結果、そのまま継続()となった事業は1つもなく、廃止(×)または予算額の削減()ばかりであったと伝えていました。
 
 興味深かったのは、昨日一日の事業仕分けの結果、削減額の総額がどの程度の規模になったかについての報道内容が、各局まちまちだったことです。NHKは500億円、テレビ朝日は726億円、日本テレビは最も多く1,268億円と、それぞれ報じていました。日本のテレビニュースで、各局のニュースの内容にこれほどの差が出たのは非常に珍しいのではないかと思います。決して悪いことではないと思います。
 
 何故こういう報道内容の違いが現れたのか、私の想像ですが、今回の刷新会議による情報公開の手段(ライブ中継とTwitter中継)によるリアルタイム性があまりにも高かったためではないかと見ています。普段、記者クラブ制度という特権に守られて、取材や記者会見の内容を聞き逃しても同業他社の記者同士ですり合わせることに慣れている、今回はその時間が無いほど事態の進行が速かった、そういうことだと理解しています(あくまでも私の想像)。

 
 それでも、今回の事業仕分けを最初の第一歩として、来年以降もこの作業を継続していくことにより、各省庁の公務員や外郭団体の職員の皆さんも、徐々に変わっていくのではないかと見ています。また、さまざまな機関(企業、政治家、裁判所、メディア、国民)の中で、新しい時代の変化に対する適応が最も遅れていると思われるメディア(特に新聞とテレビの報道)と国民も、このことをキッカケとして、ようやく変わり始めるのではないかと考えます(一つ忘れていました。司法、ここは最も日常から縁遠い世界なので、どうすれば改善の方向に動き出すのかよくわかりません)。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 今日からの行政刷新会議「事業仕分け」をライブ中継、Twitterで中継も! 2009年11月11日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 「事業仕分けWG」ライブ映像とTwitter中継は、USTREAMの方で 2009年11月11日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 「2009年11月11日」歴史に残るエキサイティングな一日でした(「事業仕分け」初日) 2009年11月12日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年11月12日 03:53 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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