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2009年09月23日

2010年度予算編成、出発点は前年度決算から

 前2つのエントリーで紹介した塩川正十郎、大田弘子両(元)大臣から鳩山新政権に対する注文についての文章を自分で読み返してみて、あらためて塩川・元財務大臣の見識の高さを感じます。
 
  塩川正十郎、大田弘子・両元大臣から新政権への注文(その1)(IT屋もりたの今時パソコン日記)
  ・塩川正十郎、大田弘子・両元大臣から新政権への注文(その2)(IT屋もりたの今時パソコン日記)

 
 
 特にPlan・Do・Seeという循環により、国の機構を有機的に回さなければ、ムダの根絶は出来ないという指摘は、流石です。塩川大臣でなければ言えない言葉だと思います。今、新政権の予算に関するマスコミの報道は、09年度補正予算執行の一部停止に集中し、国家戦略局にスポットライトが当たっています。
 
 副総理兼務の菅直人・国家戦略担当大臣がその任に当たっているからです。民主党のマニフェストでは、天下りや渡りの全面禁止など行政全般を見直す役目は行政刷新会議(仙谷由人担当大臣)が当たります。私自身も、一般会計、特別会計含めて国の総予算207兆円の全面組み替え、その上での来年度(2010年度)予算編成の主役は国家戦略局であると、早合点していました。
 
 しかし、今朝のラジオで塩川・元財務大臣のお話を聞いて、Plan・Do・Seeの循環で考えること、そうすると前政権から政権交代して、実質初めての予算編成となる鳩山政権は、PlanではなくSeeから始めるのが必然と、すぐ気付きました。商売をしたり、会社の経営者なら当たり前のことでしょう。

 
 過去ずっと、同じ会社の社長を務めているケースなら、話は別かもしれません。社長が交代して経営に当たる場合、特に外部から新しい社長が来て初めてその会社を見る場合、Planの立てようがありません。その時、何に基づいて次年度の計画を立案すべきか、もちろん前年度の決算以外にありません。
 
 
 この国では過去ずっと、予算にのみ重心が片寄り、決算については国会の議論、マスコミによる報道ともに不足していたように思います。例年で言えば、2010年度予算案は年内(12月いっぱい)までに出来上がらなければなりません。7月に解散されたにも関わらず、麻生前首相の私的ともいえる都合で、8月末に行われた総選挙。
 
 
 ただでさえ少ない予算編成のための残された時間(10月から12月まで3ヶ月)、その前に行政のムダの精査となると実施は困難が予想されます(しかも、前年度(2009年度)の決算は、未だ年度の途中であることを考えると、時期的に無理です。2008年度の決算の精査をするしかないのか)。しかし、限られた時間の中で頑張って頂きたい、そのために出来ることがあれば協力したい、そう思っています。
 
 
--- 関連情報 ---
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(2) 「一人の本気」楽天・藤原紘通投手が1安打完封プロ初勝利 2009年08月05日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 塩川正十郎、大田弘子・両元大臣から新政権への注文(その1) 2009年09月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) 塩川正十郎、大田弘子・両元大臣から新政権への注文(その2) 2009年09月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年09月23日 18:19 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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