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2009年06月01日

国家公務員、ましてや総理大臣としてあってはならない発言

 先週の党首討論での麻生首相の発言の中に、見過ごすことの出来ない重大な問題が含まれているとのことです。元検事で、現在は名城大学教授で弁護士の郷原信郎氏の指摘を、週刊朝日・編集長の山口一臣氏が紹介しています。
 
  首相が「罪を犯す意思がない行為でも逮捕される」と公言する国(名城大学教授・弁護士 郷原信郎)
 
  ・看過できない党首討論での麻生発言(山口一臣の「ダメだめ編集長日記」)

 
 
 西松献金問題について何回かのやりとりの後、民主党・鳩山代表が次の話題に移った時(政府の2009年度補正予算案についてムダを指摘し、麻生首相の考えを問うた時)のことです。鳩山代表の問いに答える前に、逆に麻生首相から鳩山代表に、小沢前代表の秘書の件をもう一度、確認した件(くだり)です。詳しいやりとりは郷原教授の文章の他、MSN産経ニュースに掲載されていますので、ご覧になってみてください。
 
  【党首討論詳報】(5完)鳩山氏「無駄遣いの補正予算案はやめよ」 (3/6ページ)(MSN産経ニュース)
 
 
 また、衆議院TVで映像を見ることも出来ます。

 
 党首討論に臨むに当たり麻生首相としては、相当な意気込みで、想定問答集を作ってもらって練習していたことでしょう。おそらく、深追いし過ぎて、問題集に書いていないところに迄、自ら入り込んでしまった、というところではないかと思います。例によって今のところ、この件を問題視している大新聞やテレビがあると聞いたことがありません(一部の新聞やテレビしか読んで(見て)いませんので、実際のところはわかりません)。
 
 意図的に報道しないというよりも、この発言に問題ありとしてピックアップするという着眼点や嗅覚を持った記者がいないというのが、真実に近いのではないかと見ています。(ついでに申し上げれば、もはや私の中で新聞、テレビは、政治ニュースについて、何かを判断するために利用する対象にはなっていません。情報を取得するだけの目的、すなわち共同通信や時事通信と同様の、通信社としての役割を期待する機関と見なしております。但し、政治以外の分野、例えば「文化」、「文芸」、「読書」といった欄は別です。また「読者の声」の欄もネットとは別に、一般の人の考えを知り得る貴重なチャネルです。)
 
 
 実はかく言う私も、郷原氏が書かれた文章を読むまでは、麻生首相の発言を、さほど重大視していませんでした。私もこの党首討論は、テレビ中継を最初から最後まで見ていました。「たとえ良いことだと思ってやったことでも、法律に違反していて逮捕されるということは、よくあることだ」という麻生首相の発言には引っ掛かるものはありましたが、法律はよくわからないので、そんなものかと思ってしまいました。
 
 
 いずれにしても、このようにブログに書くことによって、麻生首相の発言に含まれる問題性、総理大臣(でなくても国家公務員として)として不適切(あってはならない)発言であることを、一人でも多くの人が知ることが重要であると思われます。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 民主党・小沢一郎前代表秘書・大久保隆規氏、保釈 2009年05月26日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 党首討論における与党議員の反応にいだく懸念 2009年05月27日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年06月01日 02:04 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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