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2009年05月26日

民主党・小沢一郎前代表秘書・大久保隆規氏、保釈

 政治資金規正法に違反したとして逮捕・起訴された、大久保隆規氏(民主党・小沢一郎前代表公設第一秘書)が保釈されたとのことです。3月3日の逮捕以来、今日までずっと拘留されていたのですね。保釈されて東京拘置所から出るところの映像が、テレビのニュースで映されましたが、その表情は晴れ晴れとして一点の後ろめたさも無い感じでした。
 
 
 簡単な記者とのインタビュー(書面によるコメントのようです)にも、政治資金規正法に違反したとして逮捕されたが、そんな意図は全く無い。今後、裁判を通じて自らの正しさ(潔白)を証明したい、という趣旨の発言をしていました。
 
 このように自らの良心に従って信念をつらぬき罪を認めない人は、最後まで拘置されてしまうのでしょうか。堀江貴文氏や鈴木宗男氏の場合と同じですね。不本意でも検察や警察の言い分を認めればすぐ釈放、認めなければずっと拘置というのは、この種の容疑案件では少し極端過ぎはしないかと感じます。

 
 一方で、3月24日起訴のあった日、小沢氏が民主党代表続投などを表明した記者会見の数時間後のニュースで、「大久保氏、容疑の一部を認める供述を開始」と報じたNHK。大久保氏に接見した弁護士によると、大久保氏が起訴事実を認める供述をしたという事実はなかった、つまりNHKの誤報だったわけです。
 
 しかし、今夜のNHK9時のニュースは、この保釈のニュースを、機械的にあっさり報じただけで、特にコメントを付加しませんでした。NHKだけではありませんが、こと政治に関してテレビ、大新聞の報道部の異常さが、小沢氏秘書逮捕を通じて浮き彫りになったことは、もはや隠し続けることができません。
 
 
 それにしても、同じ今夜のNHK9時のニュースの中で、二階俊博・経済産業大臣が登場し発言する映像が流れることは奇異に感じます。同じく西松建設OBが作った政治団体から献金だけでなく事務所の提供まで受けていた人が、国家の重要ポストに就いていることに、アン・バランスを感じます。
 
 テレビや新聞の政治部が、二階氏をはじめ、森喜郎、尾身幸次ら、西松建設OBが作った政治団体から自民党国会議員への献金やパーティ券の引き受けに疑惑が無いか、調べて報じないのは何故なのでしょうか。おそらく、新聞やテレビの政治担当記者には、元々調査能力が無いのだと思います。能力が無いというよりも、記者(ジャーナリスト?)という仕事に対する意欲が、他の職業の人々に比べて希薄なのだと思います。そして何より問題なのは、そのことを自覚していないことではないかと見ています。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 小沢代表公設第1秘書逮捕で政権交代への流れは変わるか? 2009年03月04日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 「政府高官」って誰? 2009年03月08日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 民主党・小沢一郎代表の秘書起訴 2009年03月25日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) 「記者クラブ開放」を宣言した民主党・小沢一郎代表 2009年03月31日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) 「この国が壊れてゆく」恐怖(4) 内閣人事局 局長に「オフレコ」発言の漆間巌氏が就くかもしれない恐怖 2009年04月09日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) 寄附(4)-小沢一郎事務所(陸山会)へ献金しました 2009年05月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年05月26日 23:55 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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