« 「この国が壊れてゆく」恐怖(2) 学校の耐震化と定額給付金をめぐる論議 | メイン | 「この国が壊れてゆく」恐怖(4) 内閣人事局 局長に「オフレコ」発言の漆間巌氏が就くかもしれない恐怖 »

2009年04月09日

「この国が壊れてゆく」恐怖(3) 高速道路料金値下げ

 麻生内閣の安易で、大雑把、その場しのぎの政策に対する不安感によって、私は「この国が壊れてゆく」恐怖を感じています。その事例の2つめは、高速道路料金の値下げに関するものです。
 
● 高速道路料金の値下げ
 
 3月28日から始まった「土日祝日 地方の高速道路が一律千円で乗り放題」という政策によって、ETCが品不足になっていると報じられました。政策を実現した政府・与党関係者は鼻高々、ETCを手に入れて1,000円乗り放題を味わった人々は大満足のようですが、料金値下げ分とETC購入費1台あたり5,250円(二輪車は15,750円)の助成金の費用は、高速道路を利用する人もしない人も含め、将来みんなで負担するのです。
 
 ここにも“自分で自分の足を食べる”「たこ」の姿がまぶたの裏に浮かんできてしまうのは、私が心配性のせいでしょうか。

 
 多くのみなさんに思い出して欲しいのは、昨年(2008年)春、「ガソリン税などの暫定税率」の議論に於いて、廃止を訴える野党に対して、延長を唱える政府・与党がその理由の一つとして挙げたのが、地球環境の観点でした。もし野党の言うように暫定税率を廃止(注:法律の期限切れで、一旦は廃止になったが、廃止を続けるか再び暫定税率を上乗せするかが議論になった)したままにすると、高速道路の利用が増えて、CO2排出量の増加につながり、地球環境改善の観点で好ましいとはいえない。
 
 6月に洞爺湖サミットを控え、福田康夫首相をはじめとする政府・与党の必死さゆえと、好意的に捉えていた人は、そう多くは無いと思います。それにしても、わずか1年前の発言と正反対の政策を、恥じることなく実行できるのは何故なのか、私の理解の限界を超えています。必ずしも全く悪い政策とは思いませんが、政策変更の理由さえも説明無しとは、初めから国民は眼中に無いのででしょうか。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 北海道洞爺湖サミットに懐疑的(1) 2008年07月09日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 「この国が壊れてゆく」恐怖 2009年04月08日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 「この国が壊れてゆく」恐怖(2) 学校の耐震化と定額給付金をめぐる論議 2009年04月09日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年04月09日 00:47 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.imadokipc.com/mt/mt-tb.cgi/1303

コメント

コメントしてください




保存しますか?