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2009年03月31日

「記者クラブ開放」を宣言した民主党・小沢一郎代表

 民主党代表・小沢一郎氏の秘書・大久保隆規氏の逮捕・起訴の問題では、テレビや新聞、雑誌、インターネットなどから伝えられる情報を、極力見たり読んだりしています。先週末の「朝生」(テレビ朝日「朝まで生テレビ」)を見て、事情はかなり判りましたが、それでも問題が多岐に亘り、いま一つ(二つも三つも)要領を得ない感じでした。そんな中、問題点を上手く整理した記述を、インターネットの中に見つけました。
 
  「捜査ミス」を「政治とカネ」にすり替えるな!(『内憂外患~どうするニッポン』 - Infoseek ニュース)
 
 
 週刊朝日編集長の山口一臣という人が書かれたものです。記事を引用させていただくと、


 “もう一度整理すると、
(1)政治資金規正法違反の問題=小沢事務所の問題
(2)政治への影響の問題=民主党の問題
(3)政治とカネの問題=政界全体の問題
(4)検察の公平性の問題=日本の民主主義にかかわる問題

 ということで、優先順位は明らかかと思います。”

 
 “人のふんどしで相撲を取る”ようで、いささか気が引けますが、私はこれにもう1つ付け加えたいと思います。


(1)政治資金規正法違反の問題=小沢事務所の問題
(2)政治への影響の問題=民主党の問題
(3)政治とカネの問題=政界全体の問題
(4)検察の公平性の問題=日本の民主主義にかかわる問題

(5)記者クラブの閉鎖性の問題=日本の民主主義にかかわる問題

 
 優先度はあえて(4)と同じレベル(日本の民主主義にかかわる問題)にしました。日本が真の民主主義社会に近づくためには、一次的な審判役たる検察の公平性だけでなく、最終的な判断者である国民に、出来るだけ真実が伝わることが前提になると思うからです。
 
 
 3月24日、大久保隆規氏が起訴された夜に行われた民主党・小沢一郎代表の記者会見で、ジャーナリストの上杉隆氏が行った質問と小沢代表による回答が、今日発売の週刊朝日に掲載されています。上杉氏自身が先週(3月25日(水))、文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」に出演された際に話していたのですが、ラジオでしたのでメモできませんでした。
 
  『一郎とイチロー』 『3月24日は記者クラブ開放記念日』(吉田照美 ソコダジナトコ:【ニュースのキーワード】2009/3/25(赤口))
 
 
 現在販売中の週刊朝日の記事を読んで、あらためて事の重大さに思い至りましたので、紹介させていただきます。

“(週刊朝日 4月10日増大号 p.22 「涙の小沢会見 報道されなかった“重要部分” ジャーナリスト 上杉隆」より引用)
 <ジャーナリストの上杉隆と申します。3月4日の記者会見以来、代表は説明責任を果たそうと、私のようなフリーランス、雑誌記者、海外メディアに記者会見を開放し続けたことについて、まずは敬意を表したい。一方で、自民党、首相官邸など全官公省庁は、私のような記者が質問する権利はおろか、参加することすらできない。そこで質問です。仮に、政権交代が実現したら、民主党は今までと同じように記者クラブを開放し続けて首相官邸に入るのか。あるいはこれまでの自民党政権のように、記者クラブをクローズにしてしまうのか?>
 小沢代表は、こう答えた。
「私は政治も行政も経済社会も、日本はもっとオープンな社会にならなくてはいけない。ディスクロージャー。横文字を使えばそういうことですが、それが大事だと思っております。これは自民党の幹事長をしていたとき以来、どなたとでもお話をしますということを言ってきた思いもございます。そしてまた、それ以降も特に制限はまったくしておりません。どなたでも会見にはおいでくださいということを申し上げております。この考えは変わりません」(以下省略)”

 
 この記者会見のあと、上杉氏は海外メディアの人たちなど、誰彼と無く握手を求められ、「ありがとう」と賞賛の言葉を貰ったとのことです。小沢代表によるこの会見は、NHKのニュースウォッチ9でリアルタイムで放送されていましたが、最後まで放送されず、上杉氏のこの質問部分は放送されませんでした。何しろ3月3日の大久保秘書逮捕以来、民主党・小沢一郎代表の記者会見は、(記者クラブ以外にも)オープンなだけでなく、質問が延々と続く限り終らないため、一概にNHKを責めることは出来ません。
 
 しかし翌日以降、上記の週刊朝日の記事に掲載されるまで、新聞・テレビなどでこの件が全く報じられないのは、どうしたことでしょうか?新聞やテレビの報道は、しばしば、さまざまな業界、組織の古い体質に起因する問題を指摘します。新聞・テレビの「報道業界」の悪弊は誰が指摘し、これを正すのでしょうか。その役目は私たち国民にしか果たせないのだと思っています。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) マス・メディアのチェックは誰が行なうのか 2007年10月26日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 『崩壊』の次は『誕生』 2008年10月13日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 西松献金問題を通じて明らかになる民主党と自民党のオープン性の違い 2009年03月25日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年03月31日 23:43 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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コメント

もりたさん

お久しぶりです。この記事は重要ですよね。記者クラブ制度は日本をだめにします。上杉さんがんばれだよね。

投稿者 565656 : 2009年04月01日 11:55

 56歳で離職さん、お久しぶりです。
 
 週刊朝日のこの記事は、有田芳生さんのブログ(http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2009/03/post_10b8.html)を見て知ったのですが、いろんな記事や番組を丹念に見て判断する人はいいのですが、普通の人は正しく理解しないまま判断してしまいますよね。
 そういう意味で、今回の検察捜査ミスに対する郷原信朗さんの指摘や、上杉隆さんによる記者クラブの閉鎖性の問題指摘は重要だと思います。

投稿者 もりた : 2009年04月02日 11:10

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