« 父のためにパソコン環境の整備をしました | メイン | ネットレイティングス萩原社長によるウェブメディア最新動向のお話 »

2009年02月22日

ワープロ専用機からパソコンへの乗り換え

 前のエントリーからの続きで、父のパソコン環境整備についてです。新しく購入するパソコンの機種を選定し、父に説明しようとしたのですが、そもそも「父のやりたいこと」は何だったのかと思い、2年前に書いたエントリーを再度読んでみると
 
  両親でも使えるパソコンの探求(その1)(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
 「印刷を早くしたい(父が使っているワープロ機のプリンタは非常に遅い)」、「絵や写真の入ったカラフルで見栄えの良い文書を作りたい(近頃はパソコンで作った見栄えの良い文書を会合に持ってくる人が増えた)」という事情があることが書いてありました。しかも、あれから2年経過しています。
 
 父に説明する前に、私自身がもう1度ワープロ機を使ってみて、今(ワープロ機)とパソコンでの文書作成・印刷の違いを父に説明しました。要するに「(ワープロ機から)パソコンなっても、いいことばかりではない」ことを伝えたかったのです。私が父に話した、その違いとは


  1.パソコンは、電源を入れてから使い始められるまで数分単位の時間がかかる(起動が遅い)。今(ワープロ機)のように電源を入れて、1~2秒で画面にメニューが現れるというわけにはいかない。
 
  2.文書作成の方法が、大きく異なる。その要因として
   (1) ワープロ機は、「書式設定」、「印刷」、「改行」、・・・といったワープロ特有の機能が、キーボード上の1つ1つのキーに割り当てられている。キーに機能の名称も刻印されている。
   (2) パソコン(のワープロソフト)の場合は、(メニューやツールバーといった)画面上に配置されている仮想のオブジェクトを操ることになる。一例として、ツールバーの上にマウスを合わせないと、機能名称が表示されない(Word2003までの話)。
   (3) カーソル移動の概念が、ワープロ機とパソコンでは異なる。ワープロ機の場合は、白紙(新規作成直後の文書)においても、カーソルの移動が自由(にどこにでも持っていける)、一方パソコンは未入力の領域にはカーソルを持っていけない(改行やスペース、タブなどを入力することによって、結果的に移動できるが)、という大きな違いがある。
   (4) 罫線の引き方、図の挿入方法など、パソコンのワープロソフトによる文書作成、特に編集方法について、習得すべき事柄が多い。

 
  3.ワープロ機のように、印刷機能(プリンタ)が機械本体と一体化していない。そのため、文書作成途中での確認程度も含め、出力結果を取りに行くのが手間になる(注: 私の家の場合、以前からHP社の複合機をコピー機として使用しているのですが、いつも父がワープロ作業を行っている隣の部屋に置いてあります)。

 
 以上の違いを話した上で、やはり、最初に述べた2つの事情(印刷が遅い、カラフルな文書を作成したい)に加えて、今使っているワープロ機が故障した場合のリスクという観点から、パソコンへの乗り換えの意志には変わりがないようです。そこで、前もって選定しておいたソーテックのノートパソコン2機種について、大きさ、重さ、(Word2003の)簡単な操作のイメージ等を説明していきました。
 
 すると、デスクトップパソコンでもよく・はじめは練習だから新品でなくても構わないと言う答えです。そこで、現在使用していないパソコンを1台、父のために貸すことにしました。先日閉店したパソコン教室から搬出してきたデスクトップパソコンです。
父のためにワープロ機に替わり、パソコンによる文書作成環境を整備パソコン本体は床の上に

 しばらく使用していなかったため、セキュリティ対策ソフトの定義ファイルとWindowsの更新を行い、環境を整備しました。同様に、教室から搬出してきたプリンタもこのパソコン用に使用することで、上記の3.の問題は解消しました。これで、ワープロ環境としては完成です。
 
 
 ようやく3年来の父の要請に応えることができましたが、未だ一歩踏み出したところかもしれません。後は、本人が実際に触りながら、1つ1つゆっくりと覚えていってもらうだけです。一応、質問には時々答えてあげなければと、思っています。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 両親でも使えるパソコンの探求(その1) 2007年03月26日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 父のためにパソコン環境の整備をしました 2009年02月22日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2009年02月22日 17:13 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.imadokipc.com/mt/mt-tb.cgi/1254

コメント

少し前まで、書院やオアシス、キャノワード、文豪など、パソコンをワープロ専用機みたいに使えるソフトがありました(^・^)

最近は手に入りにくいかも・・・

それから、アンテナハウスなどのファイルコンバーターで、ワープロ専用機のフロッピーのファイルをパソコンで開いて、ワードや一太郎、または別のワープロ形式に変えるソフトもあるようです(^・^)

たとえば書院とワードの相互変換だけだと1万円くらい
全メーカーのワープロと相互変換できるものが5万円くらい

なので、もしパソコンがこわれても、ある程度はファイルを利用できる可能性があるようです。

サーバーやビスタのように、いつもスタンバイにしておくと、すぐにパソコンも使えますが、それでも、電源のスイッチをいれてからつかえるようになるまで、ワープロ専用機みたいにいきませんね(^・^)

キーボードに機能のシールを貼ると、ワープロ専用機と同じようにつかえるかも?

オアシスなどの専用機のキーボードをパソコンにつなぐことができるものもあるようです(#^.^#)

それから、入力前の白紙でカーソルを自由に動かすのは、ワードはマウスでクリックした位置から入力できますが、一太郎やワープロソフトでできるものがあるようです。

それと市役所では、今でもワープロ専用機をつかっている人がいるそうです

シルバー世代の方のなかにもたくさんおられるようです。

最近は、キングジムのデータ入力専用機「ポメラ」というワープロ専用機みたいな文字入力の専用機が発売されて人気だそうですが、そんな不便なところの不満からかも・・・

ワープロが使えると、パソコンのワープロソフトもすぐにつかえるようになるようですが・・・


いちばんたいへんなのは、同じことをなんど聞かれても、おこったり、めんどうがらずに、やさしく説明してあげることですよね

投稿者 アミティエのあみちゃん : 2009年02月22日 23:07

 アミティエのあみちゃんさん、はじめまして。貴重な情報を、ありがとうございます。

> 最近は、キングジムのデータ入力専用機「ポメラ」というワープロ専用機みたいな文字入力の専用機が発売されて人気だそうですが、そんな不便なところの不満からかも・・・

 カシオの年賀状を作成できるプリンタを、家電量販店でよく見かけます。多少売れている様なので、まだまだ隠れた需要があるのかもしれませんね。かつてのように多くのメーカーが市場に参加しているという状況にはありませんが。
 
 ただiPhoneやAndroidケータイ、次期Windows 7も標準対応するなど、タッチパネルをベースとしたユーザーインターフェイスに回帰しているような気がします。とっくの昔に、日本製品では当たり前に採用されていたものなのに、という気がしないでもありません。

投稿者 もりた : 2009年02月23日 00:25

コメントしてください




保存しますか?