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2008年11月11日

バドミントンの“オグシオ”、ペア解消へ

 三洋電機バドミントンチーム 女子ダブルスの小椋久美子、潮田玲子組、いわゆる“オグシオ”ペアが今年一杯でペアを解消すると記者会見で明らかにしたとのことです。
 
  オグシオ、今年いっぱいでペア解消(Yahoo! JAPANニュース - 読売新聞)
 
 
 ペア解消の理由について三洋電機の喜多監督は、2人の目標が変わってしまったことを挙げました。4年後のオリンピック出場に向けて今から明確な目標を掲げてやっていきたい小椋選手、一方の潮田選手は1年1年やっていってオリンピックが近付いた段階で出場できるか判断したいということのようです。「ロンドン五輪出場を目指して戦っていくには、互いの意見を尊重し、別々のペアを組んだ方が良いと判断した」(上記記事より引用。注:引用後、引用先の記事の文章が変更されましたが、ここでは当初の文章のまま掲載します。2008年11月12日追記)とのことです。

 
 4年後のロンドン・オリンピックへ向けてのアプローチが違うだけのようです。日本テレビの「NNN News リアルタイム」でスポーツ解説に立った陣内貴美子さんも、「これは単純明快なこと。」とおっしゃっていました。「もし2人がこのままペアを組んでいって、途中で片方が辞めたとなったら小椋選手は困る。だったら、今から他の選手とペアを組んで、それぞれ別のペアとして臨んでいくのは当然のこと。」
 
 
 バドミントン競技の現役選手およびOB、OG、バドミントンファン以外の人は、驚くかもしれませんが、スポーツ競技の選手や監督の選択としては普通のことではないかと思います。潮田選手の周りでは、引退か次のオリンピックを目指すのかといったことを、北京オリンピックが終らないうちから盛んに言われていました(特に新聞・テレビなど報道機関が)。
 
 潮田選手は今後のことについて、今は決められないとか、ゆっくり考えたいとはおっしゃっていましたが、引退か今から4年後を目指すといった話は、ご本人は一言もおっしゃっていなかったと思います。潮田選手、あるいはバドミントンに限らず、スポーツ選手の進退について、新聞・テレビなどの報道機関は取材せずに勝手に報道する姿勢が以前より増えているように思います。

  「引退」は誰のもの? 過熱するスポーツ引退報道に疑問あり(ダイヤモンド・オンライン - SPORTS セカンド・オピニオン)
 
 
 話は変わりますが、このこと(報道機関による先走り行動)はまたスポーツに限らず、政治報道についても同じことがいえます。福田康夫前首相の辞任表明後、次期総理大臣指名選挙どころか自民党総裁も決まる前に、朝日新聞とそれに追随した読売新聞やテレビ各局が10月26日総選挙を報じたことは記憶に新しいところです。もう忘れている方も多いと思いますが、私たち大衆は、政治家だけでなく新聞・テレビが執った行動についても、しっかりと憶えておきたいものです。
 
 
 今日の記者会見で潮田選手は、「何年後かに再び“オグっち”(小椋選手)とペアを組むことが絶対無いとは言えない」とおっしゃっていました。しかし現時点では今年の全日本総合選手権と、現在日本各地を転戦中の日本リーグが“オグシオ”として出場する最後の試合となります。明日から始まる全日本総合選手権、“オグシオ”ペアは全日本総合5連覇という大記録がかかっています。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) バドミントンの“オグシオ”銅メダル 2007年08月21日 
(2) 佐々木 翔、今別府 香里 両選手初優勝、舛田 圭太選手は3種目3連覇の快挙 2007年11月18日 
(3) バドミントン日本リーグ2007 東京大会のビデオ(1) 2007年12月30日 
(4) バドミントン女子ダブルス決勝、小椋・潮田 vs. 末綱・前田 2008年08月09日 
(5) オグシオ敗戦後のインタビュー-北京オリンピック・バドミントン 2008年08月12日 

投稿者 もりた : 2008年11月11日 19:49 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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