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2008年11月05日

オバマ氏勝利確実、アメリカ初のアフリカ系大統領誕生へ

 NHKニュースによると、4日投票が行われたアメリカ合衆国次期大統領選は、民主党のオバマ氏が過半数の270人を超える338人(日本時間:5日午後2時現在)の選挙人を獲得(マケイン陣営は155人)し、勝利を確実にしたとのことです。これを受け共和党マケイン候補が敗北宣言の演説を行い、続いて本拠地イリノイ州シカゴにおけるオバマ氏の演説が生中継されました。
2008年11月4日、アメリカ大統領選挙で勝利を確実にし演説する民主党・オバマ議員、イリノイ州シカゴにて(NHK総合テレビの映像より)
 演説の中でオバマ氏は、黒人であれ白人であれ、民主党であれ共和党であれ、どんな立場であろうが、アメリカ国民として新しい愛国心、責任感を持って、一致団結していこうと呼びかけていました。また、アメリカは過去さまざまな困難に直面しても、その都度変革(Change)を遂げてきたことなどを力強く訴えていました(画像はNHK総合テレビの映像より)。

 上院議員になってから未だ4年、まさかと思われているうちに、あれよあれよと大統領にまで上り詰めたオバマ議員、“期日前投票した有権者は2,000万人以上と史上空前の規模に上り、最終的な投票率も60%を超えるとみられている”(11月5日 毎日新聞)と、アメリカ国民の熱狂ぶりが伝わってきます。彼岸のこととはいえ、わが国の投票率の低さを思うと、うらやましい限りです。

 
 現地で取材しているフリージャーナリストの上杉隆氏によると、オバマ氏の勝利演説が予想されるシカゴの公園には、若い人の姿が目立つとのことでした(【ニュースのキーワード】2008/11/5 ・・・ 11月5日朝オンエア 文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」より)。
 
 
 そして、再びオバマ氏の演説からです。「今日はお祝いしているが明日(5日)からの課題もわかっている。それは我々の生涯で最大のものであろう。2つの戦争、危機に晒される地球、1世紀ぶりの金融危機。
 
 選挙期間中オバマ候補は、ブッシュ現・大統領の政策からの変革を唱えてきました。外交面では、アメリカ一国主義から脱し他国に耳を貸す協調路線へ、地球環境対策においても及び腰であったブッシュ政権の政策に替わり、2050年にCO2を現在の80%にまで削減する方向への転換を唱えています。
 
 大統領選と同時に行われた連邦議会選挙でも、民主党が現状より議席数を伸ばし過半数確保したとのことです。「私は今日ほど希望を持ったことはありません。私たちはそこに到達できます。」、最後は「YES,We can!」という言葉で締めくくりました。自由経済による「アメリカンドリーム」の継続を求める国内の声と、行き過ぎた新自由主義の変革を求める海外からの声にどう折り合いをつけていくのか、未曾有の経済危機に正面から立ち向かうことを義務付けられた47歳の新・大統領の一挙手一投足を見守っていきたいと思います。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) リーダーに求められる資質とは - ジェフ・バーグランドさんのコメントより 2008年06月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 北海道洞爺湖サミットに懐疑的(4) - 日本のテレビは洞爺湖サミットをどう伝えたか 2008年07月10日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2008年11月05日 16:07 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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