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2008年10月15日

消えた年金(16)-サラリーマン諸君!自分の標準報酬月額を知ってますか?

 既にこの“消えた年金”シリーズでも述べたことの繰り返しで恐縮ですが、先月末、私宛にも「ねんきん特別便」が届きました。
 
  消えた年金(13)-やっと届きました「ねんきん特別便」(IT屋もりたの今時パソコン日記)
  ・消えた年金(14)-「ねんきん特別便」の中身(IT屋もりたの今時パソコン日記)

 
 
 特別便の中味(私の年金記録)で気になったことは2点です。1つは、20歳から会社に就職するまでの期間、親が私に替わって保険料を支払っていなかったか(年金記録には記載無し)ということ。母に確認したところ払っていないということでしたので、これについては記録の通りでOKです。
 
 もう1つは、(会社員時代の)厚生年金の標準報酬月額が正しいかどうかということです。これについては確認する手段を自分では持ち合わせていませんでしたので、(南越谷の)社会保険事務所に行ってきました。そもそも自分の標準報酬月額がいくら(と社会保険庁の帳簿に記録されているの)かを、私自身知りませんでした私だけではなく、サラリーマンの方、みなさんそうだとは思いますが)。

 
 南越谷の社会保険事務所では、ねんきん特別便の受付窓口と、一般の相談窓口は別けられており、私が行った日(9月29日(月)午後)は待ち時間もなくすぐに順番が回ってきました。標準報酬月額のことを告げると、対応していただいた職員の方はものの数分で私の標準報酬月額(被保険者記録照会回答票)をプリントアウトして持ってきてくれました(下記の写真参照。赤い枠線は、別のエントリーでの説明のために、私が付与したものです)。
私の標準報酬月額(被保険者記録照会回答票)

 簡単に見方を説明してくださり、「厚生年金被保険者記録の見方Ⅲ」という説明書きもくださりました。
厚生年金被保険者記録の見方Ⅲ(1/2)厚生年金被保険者記録の見方Ⅲ(2/2)

 
 このように自分の標準報酬月額は、時間さえあれば社会保険事務所に行ってすぐに知ることができます(「ねんきん特別便専用ダイヤル」もあります。私は、何となく遠回りのような感じがして、かけたことはありません)。もっとも、それはありがたいことでもなんでもありません。自分の銀行預金残高を店舗に赴いて(ATMで)も、自宅で(インターネットで)も好きな時に、自分の都合の良い方法で知ることができるのと何が違うのでしょうか?
 
 
 ここで1つ問題が、自分の標準報酬月額がわかったのは良いのですが、これが正しいのか比べるものがありません。“比べるもの”とは給与明細のことですが、すでに会社を辞めて約16年、一番古い(入社した頃の)記録からは30年近く経っています。会社から貰った給与明細は今はもう残っていません。
 
 社会保険事務所でいただいた紙に記載された(私の)標準報酬月額の金額も、なんとなく合っているような気がします。残業の多かった時期はちゃんと多く、その直後、管理職になった直後はちゃんと()少し下がっています。僅かに残っている記憶と一致しています。
 
 
 ここまで考えた時に、もしこれが現役のサラリーマンであればと想像してみました。1ヶ月、2ヶ月前の給与明細なんて、どこかを探せばすぐに出て来るはずです。そこで言いたい、
 
 
 現役のサラリーマンのみなさん、今すぐご自分の標準報酬月額を調べてください。そして給与明細と比べてください!
 
 
と。ご自分の標準報酬月額の確認方法は、住所地を管轄する社会保険事務所に行く(または電話する)か、勤務先の総務など給与計算などを担当している部署に問合せる方法があります。サラリーマンであれば後者の(会社の総務に聞く)方法で、明日にでも確認できるのではないでしょうか。
 
 標準報酬月額さえわかれば、現役サラリーマンの方は今貰っている給与明細とすぐに比較・チェックできます。サラリーマンを退いてから時間が経ってからでは、たとえ標準報酬月額がわかっても、正しいか否か判断するのは難しくなります。今回「ねんきん特別便」を受け取って、社会保険事務所にも足を運んで経験した実感です。
 
 
 実は、現時点におけるご自分の年金記録を確認する方法は、「ねんきん特別便」や、電話・社会保険庁へ赴いての問い合わせといった方法だけではありません、インターネットで、自分の厚生年金、国民年金の年金記録を調べることができます。この件に関しては、別のエントリーでご紹介したいと思います。
 
  消えた年金(17)-厚生年金の標準報酬月額はインターネットで調べられます(IT屋もりたの今時パソコン日記) ・・・ 2008年10月16日 エントリー投稿
 
 
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投稿者 もりた : 2008年10月15日 19:12 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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