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2008年09月22日

バドミントン、リー・チョンウェイ選手とブルース・リー

 1つ前のエントリーでバドミントン、YONEX OPENの観戦記について書きましたが、リー・チョンウェイ選手のプレーを見る度(昨年のYONEX OPEN決勝戦に続き2度目)に思うことがあります。
 
  ・YONEX OPEN JAPAN 2008 - 決勝(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
 リー選手のプレースタイルが、偉大な武道家にして伝説の映画スターであるブルース・リーに似ているということです。具体的な体の使い方や動きというよりも、静から動・動から静へと、自在に変化する際の猛烈なスピードです。
 
 男子シングルスはバドミントン競技の種目の中で、最もパワフルなイメージがあります。実際にジャンピング・スマッシュなど強打を多用する選手が少なくありません。その中にあって、リー選手はスマッシュはここぞという時以外めったに使用せず、どちらかというとネットプレーやレシーブしている姿が印象に残っている観客が多いのではないかと思います。
 
 ところが一瞬のスキを見逃さずネットに向かって突進(ラッシング)する時のスピード(動き出しの速さと走り出してからのスピードの両方)は、ブルース・リーの目にも留まらぬパンチや足蹴りを想起させます。

 
 もともとバドミントン、特に男子シングルスのプレースタイルは、ブルース・リーの武道=截拳道(ジークンドー)に似ていると昔から感じていました。昭和48年頃、初来日した中国のバドミントン選手のプレーをテレビで見た時、われわれ日本人のプレーとまったく違うことにカルチャーショックを受けました。コートの最後列でショットした後、ネット前に落とされた場合、日本人は利き足を可能な限り伸ばして拾おうとします。野球の一塁手がサードやショートからの悪送球を拾うため、両足を一生懸命伸ばして(広げて)キャッチしようとするイメージです。
 
 一方、中国のバドミントン選手は、両足を思いっきり広げて伸ばすのではなく、体そのものをネット際まで運んでしまうのです。日本の選手が、悪送球をすくい上げる野球の一塁手のイメージなら、中国選手のそれは、バスケットボールやハンドボールのドリブルのイメージです。両者(日本と中国)の違いは何か、腰の高さです。日本選手のように両足を目いっぱい伸ばした場合、腰の位置が床スレスレまで低くなります。一方、中国選手はコートのどこにいても腰の高さは一定しています。ひざをやや曲げた程度の状態で、ネット際の球(シャトル)を拾う時も腰の位置は日本人のように低くしません。
 
 
 こういう映像がテレビでオンエアーされるのと相前後して、ブルース・リー死亡のニュースとともに、ブルース・リー映画の大ブームがアジアから日本にも押し寄せて来ました。ちょうど高校2年生の時でした。同級生の一部が熱狂しているのを尻目に、私自身はブルース・リーの名前だけは知っていましたが、それが何か(どういう人なのか)まったく関心がありませんでした。私がブルース・リーに興味を持ちはじめたのはそれから約10年後、社会人になった頃、友人からビデオデッキを譲り受けた時です。ビデオデッキとともに譲り受けたビデオテープの中にブルース・リーの映画(テレビ放送の録画)があったのです。初めてそれを見た時の衝撃は、他のブルース・リーファンと同じかと思います。
 
 
 その頃は無意識でしたが、ブルース・リーに惹かれた要因の一つに、私自身のバドミントン競技の経験があったのではないかと思います。バドミントンとブルース・リーに出遭えたことは、私にとって人生を愉快にする大きな幸運でした。この2つとは、これからもずっとつきあっていければいいと思っています。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 「ヨネックス・オープン」見てきました 2007年09月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) ブルース・リーのファン 2008年06月21日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) ブルース・リーの家、博物館へ 2008年07月08日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) YONEX OPEN JAPAN 2008 - 決勝 2008年09月21日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2008年09月22日 02:07 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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