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2008年08月07日

「ひかり電話」の不具合(2)

 NTT東日本の「Bフレッツ」と「ひかり電話」を契約されているお客様が一昨日(8月5日)朝から、インターネット、電話ともに不通である旨のご連絡をいただいた件に関するサポートの続きです。一昨日(8月5日)夜になってようやく訪問・診断させていただいた結果、私どもでは診断出来ず、お客様からNTT東日本に連絡していただくようお願いしたところまで、前回お話しました。
 
  「ひかり電話」の不具合(1)(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 
 その後の様子をお聞きするため、お客様へ電話をかけてみると、お出になりました。ということは「ひかり電話」の不通は直ったようです。お話をお伺いすると、NTTの方が来て対応してくれているとのことでした。数十分後お客様からお電話をいただき、インターネット接続(Web閲覧)も出来ているとのことでした。PR-200NEのランプ状況をお聞きすると、昨日は消えていたUNIランプは緑色に点灯しているということで、安心しました。一方で、初期状態ランプはオレンジ点灯のまま(工場出荷状態)、PPPランプは消灯しているとのこと、よくそれでインターネットにアクセスできているなと不思議に思いましたが、実際に出来ているとのことですのでその場は良しとして電話を切りました。ランプ状況を実際にこの目で確認しておきたかったため、後でお客様のところへお伺いすることにしました。
 
 
 夕方お伺いして撮影したPR-200NEのランプ状況が、下図の通りです。

  1.ルーター電源   緑点灯
  2.アラーム      消灯
  3.PPP         消灯
  4.ひかり電話     緑点灯
  5.ACT         緑点灯
  6.登録         緑点灯
  7.初期状態      橙点灯
 
  8.AUTH        緑点灯
  9.UNI         緑点灯
  10.PON/TEST    緑点灯
  11.POWER/FAIL   緑点灯

 なるほど初期状態ランプはオレンジ点灯、PPPランプは消灯しています。実はこの春、このお客様がADSLからNTT東日本のBフレッツに変更する際、インターネット接続のサポートを担当したのは私どもなのです。回線が高速化するのに合わせて、無線LANも高速化したいということから、無線LAN親機(BuffaloのWZR2-G300N。上記写真、PR-200NE(白い機器)の左にある黒い機器)を導入され、その設定も行ないました。
 
 その際、PPPoEクライアントはPR-200NEではなく、WZR2-G300Nの方に、その役目を負わせました。プロバイダのアカウント情報(接続ID、接続パスワード)もWZR2-G300Nの方に保持しています。従って、PR-200NEのPPPランプは消灯していてOKですし、初期状態ランプもオレンジ点灯(工場出荷状態)のままでOKなのでしょう。
 
 
 
 ところで、今回の不具合の原因ですが、PR-200NEの故障だったようです。お客様によると、NTT東日本から来られた作業員の方が、PR-200NEを別の機械と交換していかれたそうです。作業員さんの話によると、「(お客様宅上空には電力会社の高圧線が走っているのですが、このお客様からの連絡も含め)ここ2日間は、この高圧線周辺一帯にあるNTT東日本のフレッツ・ユーザー宅を巡回している状況」だそうです。やはり8月4日、埼玉県東南部を襲った雷の影響で、PR-200NEが損傷を負ったのでしょうか。
 
 
 
 今回の件(昨日お客様からインターネットに繋がらないというご相談を受けた時点)では、私どもからお客様に対して「現在、ひかり電話(ネットワーク)に障害が発生しており、しばらく様子を見てください」という誤った情報をお伝えしてしまいました。私どもが即座に訪問するか、それが出来なければ、お客様からNTT東日本へご連絡いただくようアドバイスすべきであったと反省しています。このことは、昨日お客様にご説明してお詫び申し上げました。
 
 
 また、従来の電話回線(メタル線)から、光ファイバー回線による電話サービスに変える場合は、このようなリスク(電源供給やネットワークが正常であることを前提とする電話システムであること)を承知した上で、選択(注1)すべきであると思っています。 (注1) インターネットのみを光ファイバーに変更するか、インターネットと電話サービスの両方を光ファイバーに変更するか、という選択。
 私どもがご相談を受けた場合は、このようなことをアドバイス差し上げているのですが、ご存じないまま光ファイバー・ベースの電話サービスに移行する方が多いように見受けられます。特にお年寄りだけの世帯の場合、地震や水害などの時、停電から復旧するまで電話が使えません。今回の雷のように、ネットワーク機器そのものが故障してしまった場合は、電話会社の作業員の方が自宅に来て機械を交換してくれるまで電話が繋がりません。
 
 
 私自身のことについて、正直なところを申し上げたいと思います。光ファイバー・ベースの電話サービスと災害との関係について、停電時は電話不通=災害に弱いことは、以前から認識していました。しかし今回の件があるまで、雷により機器が損傷する可能性があり、損傷した場合そのために電話が使えないことが起きるというところまでは、実感として把握していませんでした。今後、電話サービスについて従来のメタル回線から光ファイバー・ベースの電話サービスに移行するかどうかといった相談をいただいた場合、今迄以上に慎重に説明差し上げねばならないと気を引き締めました。年配者のみの世帯に留まらず、商売をされている方、若い世帯の方々に対しても、以上のようなリスクをお伝えしたいと思います。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 災害と光回線インターネット電話 2007年03月27日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 「ひかり電話」の不具合(1) 2008年08月06日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2008年08月07日 16:47 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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