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2008年07月17日

IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(1)

 ここ最近、私どもの教室のお客様へ「IPテレビ」についてお話(講義?)することが多くなりました。私どもの教室に通われるお客様は、具体的なソフト(Word、Excelや年賀状ソフト、あるいはVistaというOSそのもの)を習得したいというよりも、周りの家族や友人・知人のように普通にパソコンを扱えるようになりたいという方が大半です。従って、パソコンは初めてとおっしゃるお客様に対しても、Web閲覧を中心に行なっています。その中で日本語入力やマウス・ウィンドウ・ブラウザ等の操作には徐々に慣れていただく、というスタイルを採らせていただくケースがほとんどです。
 
 先般の規格団体「IPTVフォーラム」発足のニュースをネタに、このお話を出来るだけたくさんのお客様に伝えています。そこで、このブログにもその内容を再現したいと思い立ち、3回に分けて掲載したいと思います。
 
 
 1回目は、「IPテレビ」のお話に入る前段階として、「地デジ」のお話から始めたいと思います。
 
 
1.テレビがアナログ放送からデジタル放送へ変わるのはいつ?
 
 「皆さん、現在のテレビ放送(地上アナログ放送)が近いうちに電波の送信そのものを停止し、デジタル放送に変わることは、ご存知のことと思います。では、その時期まで詳しく知っている方はいらっしゃいますか?」
 こんな様な質問が総務省の調査によって行なわれたとのこと。その結果は、アナログ停波そのものは92.2%の人が知っていたが、その時期を2011年と把握していた人の割合は64.7%だったとのことです(RBB TODAYより)。
 
  【総務省】アナログ停波92.2%、停波時期64.7%――地デジ浸透度調査(RBB TODAY)
 
  
 地上デジタル放送とは何か、アナログからデジタルに変わるメリットなどについては、総務省の特設ページに書かれていますので、そちらに譲りたいと思います。
 
  地上デジタルテレビ放送のご案内(総務省)
 
 
 テレビがアナログからデジタルに完全移行する日は、2011年7月24日です。そう、あと3年です。
 
 
2.「IPテレビ」の認知は6割強、内容も知っている人は3割弱
 
 次にIPテレビを知っていますか、こう質問してYESと答える人は、どの位いらっしゃるでしょうか。「インターネット白書2008」によると「IPTVまたはVODサービス」の認知度は、2007年の55.4%から、2008年の62.2%へとわずかに上昇し、6割の人が知っているということです。但し、「名前は聞いたことがある 32.7%」に対し、「内容まで知っている 5.9%」、「どのようなものかある程度知っている 23.7%」を足しても、内容まで知っている人の割合は3割弱に止まるという結果だそうです(私個人の印象としては、知っている人が予想以上に多いという感想を持ちました)。
 
 
3.テレビでインターネットを見る、インターネットでテレビを見る、どっち?
 
 数年前にlivedoor元社長・堀江貴文氏がニッポン放送株を大量に取得し、フジテレビまで手中に収めることを企てたことを憶えているでしょうか。これは私の勝手な想像ですが、その時に彼がイメージしていたのは、テレビとインターネットが一つになることではなかったかと思います。当時、彼の考えを具体的に解らないフジテレビ 日枝会長や、各テレビ局のキャスターのコメントを、テレビの前でもどかしい思いで聞いていました(当事者である日枝氏は仕方が無いとして、ニュースキャスターともあろう人たちが・・・と当時は思っていました。最近になってようやく、彼らも普通の人間であるということを、理解できるようになりました)。堀江さんがおっしゃっていたことも、最近やっと一般の人にも具体的なイメージを見せることができる環境になってきたと思います。
 
  (1) テレビでインターネットを見る
 と
  (2) インターネットでテレビを見る

 
どちらでも同じ様な気がしますが、明らかに違います、但し、現時点ではという注釈付きで。いずれこの2つは別々のことではなく、1つ(同じこと)になると予想していますが、上でも述べたように現在のところ別々のことです。そして、IPTV(IPテレビ)と言った場合、「テレビでインターネットを見る」ことを指す場合が多いように思います。
 
 いつものテレビでインターネットを見る(見れる)IPTV と理解してよいと思います。
 
 このシリーズでは、「いつものテレビでインターネットを見る」、すなわちIPTVへのさまざまな取組み、機器やサービスの現状、そして大胆にも今後の展開予想について述べてみたいと思います。その前に先ず「インターネットでテレビを見る」から、ご説明します。
 
 
4.インターネットでテレビを見る
 
 「インターネットでテレビを見る」の“インターネット”とは何か、“パソコン”でテレビを見る、“ケータイ”でテレビを見る、“○△□”でテレビを見る、というように具体的に言った方が解るかと思います。
 
(ア) 「パソコンでテレビを見る」ことは10年ぐらい前から実現していたように記憶しています。テレビのチューナー(受信機)を内蔵したパソコン、あるいはモニタそのものがテレビとパソコンのディスプレイの2つの機能を併せ持つものです。
 
(イ) 「ケータイでテレビを見る」、これは“ワンセグケータイ”と言えば、よくわかると思います。技術的には、ワンセグケータイでテレビを見ることは“インターネットで”テレビを見ることではない(注1)のですが、利用の形としてはわかりやすい例だと思います。
(注1) 地デジなど放送のデジタル化を実現可能にしたISDB-Tという技術による。詳しくは関連情報の(1)を参照のこと。
 
(ウ) 最後の「○△□でテレビを見る」の“○△□”は、ゲーム機のほか、飛行場・病院などの待合室、電車内、ショッピングセンター、街角など、おそらく今後目にすることが多くなるであろう、インターネットに繋がった大画面テレビのようなものをイメージして、挙げてみました。
 
 
 
さて、いよいよ次回(2回目)は本題、すなわちIPテレビのお話に入りたいと思います。
 
 IPTV(IPテレビ)は、地デジ移行の裏返し(2)(IT屋もりたの今時パソコン日記)

投稿者 もりた : 2008年07月17日 23:56 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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