« 知ることから始まる - 有田芳生さんと服部真澄さんの対談から | メイン | ダビング10解禁へ、しかし喜ぶのは早い »

2008年06月20日

Windows XPの出荷、まもなく終了

 超低価格PCなど一部のPCを除き、大手PCメーカーからのWindows XPを搭載したパソコンの出荷がまもなく(6月30日のところが多い)終了するようです。
 
  「Windows XP」の時代、まもなく終焉--ユーザーに残された選択肢(CNET Japan)
 
 
 2001年の出荷開始以来、Windows OSとして過去最も長いバージョンでした。個人的には完成された(枯れた優れたOSであり、1980年代からマイクロソフトが目指してきたパーソナルコンピューティング・ツールの実現が、一応の完成を見たものと捉えています。
 
 マイクロソフトだけでなく他社も含め、これから(のOSやアプリケーションなどソフトウェア全体)は、コンピューティングのためのものではなく、もっと生活や仕事、生きることそのもののための道具の基盤となって、製品の内部により深く潜り見えない(意識させない=ブラックボックス化した)存在になっていくのではないか、と思っています。Mac(というパソコン)にもiPhoneにも(ベースとしては)同じOSやブラウザ(Safari)が搭載されて、MobileMeによってシームレスな使い方が出来ることは、その始まりの1つと思います(MobileMeはWindows PCさえも、そのシームレスな仲間に入れてしまいます)。
 
 Windows Vistaは、それだけを見ると、従来のパソコンOS(Windows XP)の延長線上のもののように見えてしまいます。しかし、VistaはWindows LiveOffice LiveSilverlightなども含めてトータルに見て使うべきで、Windows XPとは明らかに性格の異なったシステムです。

 だからこそ逆に(話の展開が強引ですが)、あなた(貴社)にとってパソコンに必要な用途が、今まで通りの使用方法であるならば、現在お持ちのWindows XPパソコンは貴重な財産(資源)です。ハード的に壊れる(故障する)まで、メインパソコンや会社の主業務として有効にお使いください、とアドバイスいたします。お持ちのXPパソコンの仕様に合うメモリだけは確保しておくと良いかもしれません。
 
 あるいは、お持ちのパソコンの仕様があまりに古く、しかし、Windows XPを(ソフトウェア)パッケージとしてお持ちの場合、新品パソコンをハードウェアのみ購入して移行するのも、良い手ではないかと思います。現在店頭で普通に販売されている新品パソコンに、VistaとXPをそれぞれ搭載して操作感(反応の体感速度)を比べてみると、XPの方が圧倒的に速く感じるハズです。何しろ、数年前に比べてメモリーが安くなっていますから、普通に売られているメインメモリ2GBのパソコンに、XPを載せたらこの上ない環境を手にしたことになります(XPパソコン所有者、あるいはXPソフトウェア・パッケージ所有者で、そのことを自覚されていない方が少なくないのが残念です)。コンピュータの体感速度に最も影響するのは、メインメモリ容量、さらに言えば、OS(の重さ)とメインメモリ容量とのバランスと思っています。
 
 以上、Windows XP搭載パソコン出荷がもうすぐ終了というニュースに関連して、参考までに。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) Windows Vistaのインストール(1) 2006年10月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) MS XPのサポートを2014年まで延長 2007年01月24日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) NHKクローズアップ現代「“独占ソフト”発売の波紋」 2007年01月25日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) Windows Vistaのインストール(2) 2007年02月19日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) Windows Vistaへの移行方法 (1)移行のポイント 2007年2月21日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) Windows Vistaへの移行方法 (2)移行の流れ(前編) 2007年02月27日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2008年06月20日 16:40 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.imadokipc.com/mt/mt-tb.cgi/976

コメント

コメントしてください




保存しますか?