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2008年06月06日

中央省庁職員、タクシー運転手から金品受領問題に関連して

 昨日、テレビ・新聞等で報じられた、財務省職員が公費タクシー運転手から現金や金券を受け取っていたというニュース。毎日新聞5日朝刊によると、その数383人、中には5年間で現金と金券(クオカード)合わせて200万円前後の提供を受けていた主計局職員(係長級、30歳代)も一人いたとのことです。
 
 その後この問題は広がりを続け、今夜11時台のNHKニュースでは、複数の省庁で500人以上にのぼると報じられていました。このニュースを聞いた時、私はさほど驚きませんでした。私だけでなく、お役人とはそういうものだろうと考えている人は、少なからずいらっしゃるのではないかと思います。
 
 
 このニュースを聞いても私が驚かなかった理由は、それでけではありません。約10年前、私はあるソフトウェア会社の下請け(実際には孫請け)として、通商産業省(当時。現経済産業省)のソフトウェア開発業務に就き、約1年に亘り、省内で作業を行なっていました。その時の嫌な思い出せいでもあります。今回のニュースとは、問題が少し違うとは思いますが、参考程度に記しておきたいと思います。

 その業務は、工程も後ろになるにしたがって、深夜にまで作業がおよぶこともしばしばで、23時を過ぎるといつも終電を気にしていました。そうやって終電ギリギリで帰った翌朝出勤すると必ず、ビールの空きビンがケースごと作業室の入り口(廊下)に置かれているのを目にしたものです。
 
 初めは、同じ空きビンが片付けられずに何日も置いてあるのかと思っていました。しかしそのうち、新しい空きビンが毎日廊下に出されているのではないか、と疑うようになりました。そう思うようになったキッカケは、省職員との打ち合わせの時です。その日の打ち合わせは夜だったのですが、打合せを終えた後、自分たちの作業場に戻ろうとしている私たちを尻目に、その方は仲間の職員さんに手招きされて、そそくさとそちらの方に向かうのでした。
 
 何だろうと思い遠くから見ていると、何人かの省職員が会議卓か(既に帰宅してしまった)課長さんの机に集まって、ツマミを肴にビールを飲んで談笑(“酒盛り”)しているのです。毎朝、廊下に出されている空きビンの謎が初めて解けました。(もちろん、実際に目撃したのは1、2回だけでしたので、以下に述べることは私の想像から発した考えや感想です)。
 


 以下は、その当時感じたことですが、基本的には今もあまり変っていません。1つは、このビールやツマミの代金は、ちゃんと個人の財布から出しているよね(お願いだからそうであって欲しい)、もう1つは、“酒盛り”をしているこの時間は、ちゃんと残業代から除外しているよね、ということでした。
 
 仕事を貰っている身分ですので、もちろんそんな事は聞けません。また、私自身もこの件に関してそれほど神経質ではありませんでした。与えられた仕事の重みに堪えることで精一杯だったのでしょう。毎晩遅くまで仕事をしていると、たまには仕事場でアルコールを飲みたいと思う気持ちもわからないではありません。実際、私の従事していた頃のソフトウェア業界では徹夜の連続、1ヶ月間休み無しということも珍しくありませんでした。しかし、少なくとも私たち(民間)だったら、毎日仕事場で酒盛り”ということは考えられません。仕事の帰りに(といっても深夜なので、30分だけといった感じで)飲み屋で一杯、ということはありました。仕事場でアルコールというのは、大きな工程を一つクリアしたとか、納品が済んだといった区切りの時に、“プロジェクト・チームの結束のためにみんなで乾杯”ということはありました。

 
 以上、愚痴ともつかぬ長話におつき合いいただき、申し訳けございません。このブログを始めて暫くした頃から、このことは記しておかねばと、ずっと気になっておりました。何かのついでではなく、きちんと文を起こしてお伝えしたいと思っていて、なかなかエントリーできなかったのですが、今晩の23時台のNHKニュースのトップに取り上げられているのを聞いて、勢いで投稿してしまいました。

投稿者 もりた : 2008年06月06日 23:56 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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