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2008年05月12日

三菱東京UFJ銀行、新システム稼動

 Yahoo!ニュースによると、今朝一部コンビニ(セブン銀行)ATMにおいて、三菱東京UFJ銀行の旧東京三菱店のキャッシュカードによる取引が一部できない不具合が発生していたということです。同行ホームページによると、午前11時55分頃復旧したとのことです。
 
  システム統合でトラブル、正午前に復旧 三菱東京UFJ銀(産経新聞 - Yahoo!ニュース)
  ・三菱東京UFJ銀行

 
 
 上記の記事(産経新聞 - Yahoo!ニュース)によると、東京三菱銀行とUFJ銀行の合併後、これまでは両行のシステムを併行運用していたようです。サービスの差異を無くし、新しいサービスに対応するために、両行のシステムの統合を今回実施したようです。
 
 
 同行による今回のトラブルを擁護するわけではありませんが、システムの変更に於いてトラブルの発生は避け難いものです。今回のシステム統合においても、同行は新システムへの移行計画について、より上位(方式、アプローチ)のレベルから、充分考えて行動しているように思います。
 
 統合前のシステムは、旧東京三菱がIBM製、旧UFJが日立製作所製だったそうですが、新システムはIBM製をベースに開発したとのことです。
 
 店舗への移行も、旧東京三菱の店舗(約250店)を今日から実施し、旧UFJの店舗(約420店)は7月から12月にかけて5回に分けて段階的に移行する計画だそうです。ベースにしたIBM製を採用している旧東京三菱店を先行し、システム変更の影響が大きい旧UFJ店(現在の日立製作所製システムから、互換性の少ない=変更による影響度が大きい、IBM製システムへの移行)を後に、しかも5段階に分けた、という点です。

 その甲斐あって、今回(旧東京三菱店)のシステム移行も、比較的少ないトラブルで出来たのではないでしょうか。このような計画を立てた背景には、数年前に発生したみずほ銀行によるシステム移行(富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行 3行のシステムを、一度に新システムに移行しようとした)の“失敗”が、教訓として生かされていることは申すまでもありません(結果的には新システムへの移行を果たしましたが、トラブルが収束するまで数ヶ月を要し、利用者への多大な影響を及ぼし、銀行のトップ交代にまで発展した経緯を勘案し、敢えて“失敗”と記しました)。
 
 
 以上に様な理由で、今回の三菱東京UFJ銀行による新システムへの移行の計画と実施については、普通に評価しています。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) NTT東日本 通信障害の原因 2007年05月18日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) NTT東日本・西日本「ひかり電話」東西間で不通、現在は回復 2007年05月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) NTT東西「ひかり電話}不通の原因を発表 2007年05月27日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2008年05月12日 13:57 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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