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2008年03月25日

荒川沖の事件

 一昨日、茨城県のJR常磐線・荒川沖駅で起きた殺人事件(包丁とナイフを振り回した犯人によって、たまたま駅にいた8人の方々が殺傷された)。事件を知った時の衝撃や怒りが、日を追う毎に少しずつ薄れ、冷静になってきてしまうことをどうする事もできません。
 
 被害に遭って亡くなられた27歳の会社員の方は、気の毒としか言いようがありません。重体となった二人の方も、どうなられたのか心配です。
 
 
 このような理由にならない理由による自分勝手な事件、ずっと憶えています。池袋の事件ではもうすぐ結婚を控えた若い女性が犠牲になりました。今回と同じ理由で高校生が、たまたま通りかかった家に侵入し70代の女性を殺害した事件。小学校に侵入し、小さな子供たちや先生が犠牲になった事件。
 
 (高校生以外の)犯人の名前を忘れることは出来ませんが、あえてここには書きません。

 
 昨夜、帰宅途中、電車の中でこの事件のことを考えていました。といっても何かよい解決策が浮かんだわけではありません。このニュースを見ている人も、みんな心の中で苦々しく思っていると同時に、どうする事もできない空しさを感じているのではないかと思います。
 
 警察は動機について、時間軸に沿って細かく分析するとは思います(短期的な原因分析)。事件の再発防止のために、国や警察などからの要請により、専門家(専門機関)による長期的な原因分析(研究)なども行なわれるのかもしれません(このような事には詳しくないので、よくわかりません)。
 
 
 それはそれで非常に重要で、必ずしも結論めいたものではなく途中経過でも構わないので、オープンにして情報共有していただくことがよいと思います。
 
 
 1つ思ったことは、このような事件の報道を事件直後だけではなく、1ヵ月後、半年、1年、2年後でも継続することはできないのかということ。マスコミや新聞など報道に携わる人々の時間やコスト、資材などのリソースを、これらの凶悪犯罪に対して、今までよりさらに多く割いて欲しいということです。
 
 特に被害者およびその周りの方々に関する詳しい情報ではなく、加害者の側の情報収集と分析についてです。上記のように警察や犯罪研究専門の方々は、その役目(目的)に向って今までもこれからも仕事に邁進されていらっしゃいます。
 
 それとは別に、私たちの社会からこのような事件を発生させないために、私たち普通の人間がどうすればよいかと考える上での材料の提供を、マスコミ・報道関係者に担っていただきたいのです。子供のしつけ、教育の中で気をつけるべきことは何かあるんだろうか、あるいは親自身が近所や職場など人間関係で、こうあるべきだといったことを、皆真剣に考えていると思います。
 
 
 テレビや新聞など報道機関のリソースを被害者側の取材(情報収集)から、加害者の側の(直接事件とは結びつかないと思えるような、些細な、かつ、幼少期から事件発生直前に至る長期的な)取材に向わせるためには、報道機関に何か動機付けインセンティブ)が必要と思います。
 
 必要なことは、私たちテレビ・新聞の視聴者・購読者が必ずしも、被害者側のプライバシーなど興味本位の情報だけではなく、加害者に関する長期的かつ精細な情報も欲しているということを、如何にしてテレビ・新聞関係者に知らせるかということだと思います。特に今回のような凶悪事件の場合、後者の情報を強く欲する人々が、メジャー(大多数)であると思っています。
 
 これまたマスコミや放送の専門知識を持ち合わせていないので分りませんが、具体的にどのようにすれば私たち大衆の側からマスコミの方向や行動を変えることが出来るのか、知りたいところです。ブログなど、インターネットによるソーシャルメディアもその手段の1つと思っています。

 
 
 返す返すも亡くなられた男性には、本当にお気の毒です。第三者の私でさえこのような怒りと無力感を憶えるのですから、亡くなられたご本人の無念さはもちろんのこと、ご家族や身内の方々の心中、察するに余りあります。
 
 
 「もし自分の子供とか兄妹、家族、親戚、知り合いなど、自分の影響力の及ぶ範囲の人間ならば、こんな事をする方向には向わせないのに。」 この事件を聞いた多くの人がそう思い、空しさを感じていると信じています。

投稿者 もりた : 2008年03月25日 19:25 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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