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2008年01月25日

結婚しようよ (よしだたくろうとの出会い)

 今からちょうど36年前、昭和47(1972)年の今頃、ある歌声が町に流れていた。「僕の髪が~肩まで伸びて~」で始まる「結婚しようよ」という曲である。当時私は中学三年生で、高校受験を目前に控えていた。
 この歌を初めて耳にした時、「例の3人組が興奮してしゃべっていたのは、この人のことに違いない」と直感した。“例の3人組”とは、クラスの中でちょっと変わった言動、といっても他人に迷惑をかけるわけではない、をしていた3人のことである(以前の記事「朝の歌(フォークとの出会い)」を参照のこと)。今に至るまで私に最も大きな影響を与えた人物・吉田拓郎との、これが最初の出会いである。
 
 3学期に入りクラスの中は、なんとなく落ち着かない雰囲気であった。2学期まであんなに一所懸命だったクラブ活動(注:部活のこと)やクラスの班活動(主に討論)は、どこかに置き忘れたかのようだった。その後、2月中旬に私立、3月1日に公立(県立)の入試本番を迎えた。
 公立の合格発表(3月8日頃)を境に、再びクラスの雰囲気は一変した。長く苦しかった、がんじがらめの生活から解放され、みんなの表情が一気に明るくなった。卒業式(3月15日)までの最後の一週間は、毎日が日曜日のような学校生活だった(もちろん皆登校はしているが)。
 
 卒業式の数日前、学校の体育館で謝恩会が催された。卒業してゆく三年生から、先生や在校生への感謝の気持ちを表すために、クラス毎に出し物を披露するのである。全部で8クラス、私たち三年七組は、前月に発生した前代未聞の大事件、浅間山荘事件をモデルにした寸劇を発表することになった。タイトルは「浅山荘事件」、担任のA見先生から採って名付けられた。
 たしか私も出演したと思うが、緊張してガチガチだったこと以外、何も憶えていない。それよりも、筋書きがめちゃくちゃだったことが印象深い。事件のあらすじ通り進行するのかと思っていると、突然月光仮面が現れたりした。いったい誰がシナリオを書いたのだろう?バックは、当時の歌謡曲のオンパレードだった。結婚式の場面で流れたのが、たくろうのこの歌だった。

投稿者 もりた : 2008年01月25日 22:17 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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