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2007年12月31日

心温まる閉会式

 今年一年、このブログでは本業であるパソコンサポート等の話題よりも、個人的な趣味・関心事の記事が多くなってしまいました。最後もそれを象徴するかのような話題です。
 
 12月28日、29日に開催されたバドミントン日本リーグ2007 最終戦(東京大会)の閉会式の話題です。最終日29日の競技全日程終了後、引き続き閉会式が行なわれました。その前に帰ろうと思ったのですが、せっかくですので見ていくことにしました。
 
 応援団の方が退席し少し席が空いたので、移動してセレモニーの開始を待っていました。するとすぐ隣の貴賓席で、新沼 博江さんや中山 紀子さんといった往年の名選手が観戦していらっしゃいました。雑誌や解説者としてテレビで拝見したことがありますが、こんな身近で姿を拝見できるとは思っても見ず感激しました。
 
 
 16時45分頃から閉会式が始まりました。先ず団体戦の表彰式が行なわれ、男女各3位までのチームの選手全員が前に出て、表彰を受けました。
 
男子
 優勝   NTT東日本 7戦全勝 ・・・ 1996年以来、11年ぶりの優勝
 準優勝  トナミ運輸  6勝1敗
 3位    日本ユニシス 5勝2敗
 
女子
 優勝   三洋電機 7戦全勝 ・・・ 6年連続優勝(6連覇は史上初!
 準優勝  NEC九州 5勝2敗(注1)
  3位    NTT東日本 5勝2敗(注1)
 
 (注1) 女子 準優勝・NEC九州と3位・NTT東日本はともに5勝2敗ですが、順位は直接対決の成績によるものだそうです。
 
男子優勝の表彰を受けるNTT東日本チームのコーチ・選手
 男子優勝の表彰を受けるNTT東日本チームのコーチ・選手です。

女子優勝の表彰を受ける三洋電機チームのコーチ・選手
 女子優勝の表彰を受ける三洋電機チームのコーチ・選手です。

 
 次に個人賞が発表され、最高殊勲選手に男子 松本 徹選手(NTT東日本)、女子 脇坂 郁選手・多谷 郁恵選手ペア(三洋電機)が選ばれました。そのほか殊勲・敢闘各賞、新人賞などが発表され、表彰を受けました。
 
 バドミントン日本リーグ2007の試合結果、表彰選手などは、下記のサイト(鹿児島で、バドミントンを楽しむ、社会人のぴ~ちゃんという方が運営する個人サイト)に詳述されています。
 
  2007 バドミントン日本リーグ大会日程(Badminton Fan of Kagoshima.(バドミントン ファン オブ カゴシマ))

 
 女子MVPに輝いた三洋電機の多谷選手は車椅子に乗っての受賞でした。この日(29日)のプレー中に突然倒れ、試合は途中棄権となりましたが、大事には至らなかったようです。
女子MVPの表彰を受ける三洋電機・脇坂選手と多谷選手
 女子MVPの表彰を受ける三洋電機・脇坂選手と多谷選手です。多谷選手は車椅子に乗ったままの受賞です。

 
 その後、今シーズン限りで引退する選手に記念の楯が贈られました。日本ユニシスの仲尾選手、トナミ運輸の大束選手、NTT東日本の松本 徹選手、女子ではヨネックスの大熊選手、NEC九州の佐伯選手、広島ガスの吉岡選手らです(お名前が判らず、全員のお名前を紹介できません。申し訳ございません)。広島ガスの吉岡選手は、私が観客席最上段の通路で観戦中に、お知り合いの方とお話されていたことを、後で思い出しました。
今シーズンで引退する各チームの選手たち
 今シーズンで引退される各チームの選手の方々です。ヨネックスの大熊選手は、彼女自身がコーチをしている鳩ヶ谷市のジュニアチームの子供たちから表彰を受けていました。

 
 約30分の閉会式の最後に挨拶に立った、この大会の責任者である今井 茂満氏の言葉に感激しました。選手、スタッフ、特に全国各地転戦を仕切った各地方バドミントン協会関係者の労をねぎらった後、観客席の一般客に対して次のようなメッセージを述べられました。
 
「いつもの大会では(お客さんが帰ってしまって)さびしい表彰式となることが多いのですが、今日はたくさんのお客さんが最後まで残ってくださって、ありがとうございました。これからもバドミントンをよろしくお願いします。」
 
 今井氏のこの言葉にコート上の選手、観客席のファン双方から拍手が湧き起こりました。ちょっといい雰囲気になりました。
今シーズンで引退する選手に記念品を贈る今井 茂満・大会委員長
 今シーズンで引退される選手の方々に記念品が贈られました。1人1人に記念品を渡し終え、戻る今井 茂満・大会委員長(写真 中央)。

 
 古い雑誌の中に今井さんの現役時代の雄姿を見つけました。昭和45年に発行された「バドミントン界 no.12」に掲載されていました。
現役時代の今井 茂満氏
 現役時代の今井 茂満氏。昭和45年、東日本学生選手権大会における今井 茂満選手(早稲田大学3年)。

 「本間を追って・・・・・・八人のサムライも しのぎをけずって健闘」当時学生ナンバーワンの本間 順次選手(中央大学)を追う8人の“サムライ”(選手)の1人として紹介されています。
「本間を追って・・・・・・八人のサムライも しのぎをけずって健闘」
 現役時代の今井 茂満氏(写真 一番左、下段)。
 
 ちなみに他の七人は、上段右から順に 尾崎 幹雄選手(中大一年)、岩下 一雄選手(中大四年)、谷口 寛選手(立大二年)、今泉 勉選手(中大四年)。下段右から 鷲尾 正一選手(中大三年)、田所 光男選手(法大二年)、岡田 昇久選手(法大一年)、そして今井 茂満選手(早大三年)です。(学年はいずれも昭和45年当時。“「バドミントン界 第12号」昭和45年8月1日 日本バドミントン協会発行”より引用しました

 
 会場を和やかな雰囲気にしたもう1つの要因は、会場内の女性アナウンスです。個人賞や引退選手の紹介の際に、1人1人の選手の特徴やエピソードを添えて紹介してくれました。この方のアナウンスはこの秋に観戦した3つの大会(YONEX OPEN、全日本選手権、日本リーグ最終戦)、いずれの会場でも耳にしました。言葉の端々に1人1人の選手を見守るやさしさを感じました。
 
 閉会式終了時に車椅子の多谷選手が退場する際にも、「多谷選手のケガが早く直りますよう、会場の皆様、もう一度拍手をお願いします。」と会場のファンに呼びかけました。言葉一つでみんなの心がこんなにも温まることを、教えられました。願わくばバドミントン界が、このやさしさを保ったままメジャーなスポーツになっていくことを、昔バドミントンをやっていた者の一人として思います。
 
 
 なお、上述のぴ~ちゃんさんも日本リーグ熊本大会を観戦したそうです。
 
  日本リーグ熊本大会 その2・・・(BFoK バドバド日記(Q&A) )
 
 
 また、日本バドミントン協会のホームページにも日本リーグの結果が掲載されています。もちろん、本家本元の公式記録です。堅いイメージ(先入観)を持っていましたが、意外にも(失礼)観戦記がとても面白いので、ぜひ読んでみてください。
 
  日本バドミントン協会 official home page
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 「ヨネックス・オープン」見てきました 2007年09月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 「ヨネックス・オープン」のビデオ 2007年09月18日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 佐々木 翔、今別府 香里 両選手初優勝、舛田 圭太選手は3種目3連覇の快挙 2007年11月18日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) 第61回全日本総合バドミントン選手権大会のビデオ 2007年11月19日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) バドミントン日本リーグ2007 東京大会のビデオ(1) 2007年12月30日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) バドミントン日本リーグ2007 東京大会のビデオ(2) 2007年12月30日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(7) バドミントン日本リーグ2007 東京大会のビデオ(3) 2007年12月30日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2007年12月31日 23:22 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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