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2007年10月31日

カレン・四家さんのブログマーケティングのお話を聞いてきました

東京・六本木ヒルズにあるアカデミーヒルズ 昨夜はアカデミーヒルズ RoppongiBIZ オンラインビジネスセミナーを受講しました。
 
   オンラインビジネスセミナー「ブログマーケティングの新展開~企業のブログの活用の実際と最適化へのヒント~」(アカデミーヒルズ)

 
 講師は株式会社カレン 広報室長 兼 次世代ビジネスリサーチ室長の四家 正紀さんです。
 
 ブログマーケティングについて、カレン・四家さんがこれまで手がけてこられた企業支援の実例(2004年頃)から、現在取組んでいらっしゃるビジネスまでお話されました。これまでのカレンさんのブログマーケティングの事例については、既に知られていると思いますので省略します。
 
 昨夜の四家さんのお話で耳に新しかったのは、ブロガーリレーションズ(BR:Blogger Relations)という言葉でした。Public Relations(PR)に対する新語と思いますが、四家さんの言葉をお借りすると次のようになります。
 
 “ブロガーリレーションズとは
 
 ブロガー、特にアルファブロガーを、インディペンデント・ジャーナリズム的存在とみなし、情報公開・体験の機会を提供する(これを「ネタ提供」という)ことで、彼らのブログを通じてネットコミュニティに情報が拡散することを期待して行う一種の広報活動。”
(株式会社カレン 四家 正紀 2007/10/30 「academyhills オンラインビジネスセミナー講演資料『ブログマーケティングの新展開~企業のブログの活用の実際と最適化へのヒント~』」より引用)
 
 BRについてはもっと詳しくお話されましたがここでは割愛します。四家さんが書かれているブログの下記のアーカイブをお読みになると良いかもしれません。
 
  ・カレン次世代ビジネスリサーチ室ブログの【ブロガーリレーションズ】のアーカイブ
 
 
 BRの実際への応用として、カレンさんではBlogger's Reportというサービスを始めたということです。
 
 ソニーさんへのサポートの事例が、下記のページに掲載されています(下記のページそのものが、支援サービスの一環)。
 
  Sony Dealer Convention2007

 
 いつもの通り前半の四家さんのご講演に続き、後半はモデレータを務められる神原さん株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役 神原 弥奈子氏)と四家さんによる対談でした。
 
  ブログマーケティングは「本流」でいきましょ!(ニューズ・ツー・ユー社長のブログ : minako's blog)
 
 対談の中で、神原さんが切り出された下記のやりとりを興味深く聴きました(下記の文章は私が聞き取った結果ですので、必ずしも正確ではないかもしれません。特にカッコ内は私の解釈による注釈です)
 
神原さん:「(講演の中で四家さんが)BRは過渡期とおっしゃったが、四家さんが個人的には嫌いとおっしゃったペイ・パー・ポスト(注1)も過渡期であると思う。それについて気になっています。」
(注1:もりた) ペイ・パー・ポスト(Pay Per Post)。ブロガーに報酬を支払い、それと引き換えにブログの記事を書いてもらうこと。報酬の有無という点において、BRと対照的な概念。
 
四家さん:「(ペイ・パー・ポストが嫌い、だからやらないと言ったのは)リスクとリターンが割に合わないと思うからです。」
 
神原さん:「(ブログマーケティングの手法として王道ではない、リスクがあることを承知し、それでもあえて)企業の担当者がペイ・パー・ポストを試してみたいという場合は?」
 
四家さん:「ネットはウソがばれやすい空間なので、そこであえてリスクを犯すことはない。正直マーケティングがいいと思う。」

 
以上、お二人の対談より。
 
 神原さんがおっしゃるようにBRもペイ・パー・ポストも過渡期なのでしょう。というよりも始まったばかりのようにも思います。
 
 
 私が四家さんのご講演を初めてお聴きしたのは、約2年前です。
 
  ブログマーケティング最新動向セミナー(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 私自身ブログを書き始めて間もない頃に、ブログのビジネス活用を勉強するために参加したセミナーで、登壇者の先陣を切ってブログマーケティングの現状について解り易く簡潔にお話されたことを覚えています。
 
 昨夜もご講演の最後に、
 
「僕は一貫して思っていることですが、ネットワークやデジタルという技術は新しいモノを作り出すだけでなく失われたモノを取り返す道具だと思っている。失われたモノとは、マス・マーケティングが発達する中で失われた作り手(メーカー)と買い手(消費者)の間の双方向のコミュニケーション、昔店先にいっぱいあったモノが取り返せるんじゃないかということです。」
 
というお話をされました(企業と消費者とのコミュニケーションに於いて、ブログをどのように活用するか、という文脈の中でお話されましたが、前後は省略させていただきました)。非常に共感を覚える言葉でした。
 
 さらに
 
「ブログという最先端の技術でありながら人間らしさを持てるツールが、パーソナリティという失われたモノを取り返すために機能するのではないかと考え、日々様々なアプローチをしている最中です。」
 
 
--- 関連情報 ---
(1) ブログマーケティング最新動向セミナー 2006年02月14日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 「ネットPRセミナー」2007 2007年04月25日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2007年10月31日 17:22 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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