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2007年09月24日
朝の歌(フォークとの出会い)
私が初めて「かぐや姫」の歌を聴いたのは、中学3年生の時だった。毎日、朝と帰りのホームルームの時間に、クラス全員で歌を歌っていた。歌詞を書いた手作りの冊子が、卒業アルバムと一緒に今も手元にある。B4の紙を八つ折にしただけの簡素なものを、クラスの誰かが手分けして作ったのだろう。
朝と夕、それぞれの冊子に6曲ずつ書かれている。月曜から土曜日で6曲だ。参考までに曲名を書いてみる。
MORNG SONG (注: MORNGはMORNINGの誤りである)
知床旅情
山のロザリア
戦争を知らない子供たち
これが青春だ
ドナドナドナ
上を向いて歩こう
RETURM SONG (注: RETURMはRETURNの誤りである。そもそもRETURN SONGよりもAFTERNOON SONGの方が良いと思う)
小さな日記
花のメルヘン
花嫁
学生時代
若者たち
白いブランコ
こうしてみると、歌謡曲が多い。私たちの世代は当時からテレビの影響が大きかったことを、あらためて思う。
クラスの中に少し変わった3人組(K橋さん、S川君、もう一人は思い出せない)がいた。大人になってから振り返ると彼らが決して変り者でなかったことは簡単に理解できたが、当時は行動や言動が皆と僅かに違うだけでも変り者に思えた。ある朝、その3人組がカセットデッキを持って教壇に立ち、今日からこの歌を皆で歌おうよと言い出した。その中の一曲が「マキシーのために」だった。その頃は「かぐや姫」の歌どころか、「かぐや姫」そのものを知らなかった。以下に曲名を列挙する。
朝の歌 (注: 彼らは英語ではなく、日本語の表紙にした)
マキシーのために
二人の世界
泣くなゴンベー
やめちまえ節
僕を呼ぶふるさと
あの素晴らしい愛をもう一度
“泣くなゴンベー”に“やめちまえ節”。担任のA見先生が聞いたら何と文句を言うだろうと、臆病な私は内心ハラハラしたが、とにかく歌うことになった。
実際に歌ってみると、今までに無く妙な感じがしたが、一方で気持ち良かった。旧来のいわゆるカレッジフォークとは異なる新しいフォークとの出会いであった。しかし、これが新しいフォークであることを知るのはもう少し後のことである。36年も前の昔話である。
(注) いつもの、「です・ます」調ではなく、「である」調で書いてみました。字の大きさもいつもより大きめにしています。これからもテーマによっては、時々このような書き方をして見たいと思います(主にカテゴリの「日記」のうち昔話をテーマとする時)。
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