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2007年09月16日

「ヨネックス・オープン」見てきました

 バドミントンBWFスーパーシリーズ「第26回 ヨネックスオープンジャパン2007」を見てきました。
 
  バドミントン「ヨネックスオープンジャパン2007」(IT屋もりたの今時パソコン日記)
 
 11時半過ぎに千駄ヶ谷の東京体育館に着き、チケット売り場に行くと、アリーナ席(よりコートに近い席)が未だ残っていました。会場に入るとたくさんの観客でごった返していました。バドミントンの大会で、こんなに混雑するのは、このヨネックス・オープンくらいでしょうか。
 
 とりあえず、飲み物を買ってアリーナ席に座り、ひたすら観戦し続けました。試合と試合の間隔は10分足らずですので、食事をとる暇がありません。12時から連続5時間、さすがに疲れました。しかし、現在のバドミントン界のほぼ頂点に立つ選手(つまり来年の北京オリンピック出場を狙う選手の多く)が揃った試合を5試合も見られたので、非常に満足した一日でした。
 
 
 試合の結果は次の通りです。(:勝者、×:敗者)
 
■ 混合ダブルス
   ガオ・リン & ツェン・ポー組(中国) 対 × リリアナ・ナッチル & ノバ・ウィディアント組(インドネシア)
   2 - 0 (21 - 19、 21 - 14)
 
 
■ 男子シングルス
   リー・チョンウェイ(マレーシア) 対 × タウフィック・ヒダヤット(インドネシア)
   2 - 1 (22 - 20、 19 - 21、 21 - 19)
 
 個人的に最も満足したのが、この試合です。 リー・チョンウェイ選手が世界ランク4位、タウフィック・ヒダヤット選手が世界ランク10位です。マレーシアとインドネシアというバドミントンを国技とする国同士の戦いとあって、応援合戦も非常に活発でした。
 
 試合はセットカウント2対1でリー選手が勝ちました。リー選手は昨日、世界ランク1位の中国・リン・ダン(林 丹)選手を破っています。林 丹選手やヒダヤット選手のような派手さ(強烈なスマッシュ)はありませんが、いわゆる“玄人好み”の選手です。私の好きなタイプの選手です。まだ24歳ですが、バドミントンをよく知っている、という印象を持ちました。
 
 具体的には、強烈なスマッシュ(バレーボールでいえばスパイク)だけでなく、ネットプレー(ヘアピンやドロップ)を得意としています。また、林 丹選手やヒダヤット選手のような攻撃が目立つ選手ではなく、どちらかといえば守備の強さが際立っています。これは、決して守備に偏っているということではなく、攻守ともに兼ね備えているということだと思います。攻撃が弱いわけではなく、今日の試合でいえば、リー選手のスマッシュがヒダヤット選手を圧倒していました。
 
 リー選手は、ヨネックス・オープン初優勝だそうです。
 
 
■ 女子シングルス
   ティーネ・ラスムセン(デンマーク) 対 × シェー・シンファン(中国)
   2 - 0 (21 - 15、 21 - 17)
 
 デンマークのラスムセン選手は、今大会第14シード、世界ランクも10番台。一方中国のシェー・シンファン(謝 杏芳)選手は、世界ランク2位、2005~2007年全英オープン優勝という世界トップの選手です。誰もがシェー・シンファン選手の勝利を予想していたと思います。
 
 ところが試合が始まってみると、ラスムセン選手が終始圧倒し勝利しました。もちろん(といっては失礼ですが)ヨネックス・オープン初優勝。試合終了とともに、観客席の母国ファンに向かって、飛び上がって喜びを表していました。「1勝出来るかどうかと思っていた。まさか優勝するなんて思っても見なかった」試合後のインタビューに答えていました。
 
 
■ 女子ダブルス
   ヤン・ウェイ & ツァン・ジュウェン組(中国) 対 × ツァオ・ティンティン & ユ・ヤン組(中国)
   2 - 0 (21 - 17、 21 - 5)
 
 ヤン・ウェイ(楊 維) & ツァン・ジュウェン(張 潔雯)組は世界ランク 5位、一方のツァオ・ティンティン & ユ・ヤン組は世界ランク 3位、中国ペア同士の対戦です。というよりも、今大会ベスト4すべて中国ペアでした。
 
 力で押す若いペア(ツァオ・ティンティン & ユ・ヤン組)に対し、ベテラン・ペアの楊 維、張 潔雯組は、上手く拾い、相手のミスは逃さず打ち込むという形で1セット目をとりました。2セット目は大差がついて、ベテラン・ペアがそのままヨネックス・オープン2回目の優勝を飾りました。
 
 試合後のインタビューで、2セット目の大差について質問された楊 維選手が「相手チームは1セット目を落とし、早く取り返そうというあせりが大差につながった」と答えていました。当然とは思いますがよくわかっていると思います。
 
 リー・チョンウェイ選手が優勝した男子シングルスに次いで面白かったのはこの試合です。ダブルスの試合としては、男子ダブルスのほうが圧倒的にスピードがあってそれも面白いのですが、(男子は男子、女子は女子という違いを踏まえた上で)女子ダブルスのほうが高レベルの試合が見れるような気がします。
 
 男子シングルスのリー・チョンウェイ選手と同じように、楊 維、張 潔雯ペアもバドミントンを、そして女子ダブルスをよく知っていると感じました。バドミントンの選手なんだから当たり前と思うかもしれませんが、実際に中に入ってしまうと容易には見えないものではないか、と思います。(これはプロ野球でも同じではないでしょうか。選手ではありませんが、楽天・野村克也監督は試合中の1つ1つのプレーを見て、良い所悪い所・選手が何を考えてそういう結果になったのか、肌で感じて判るのではないかと想像します。)
 
 
■ 男子ダブルス
   チャンドラ・ウィジャヤ(インドネシア) & トニー・グナワン組(アメリカ) 対 × ルルク・ハディアント & アルペン・ユリアント・チャンドラ組(インドネシア)
   2 - 0 (21 - 17、 21 - 5)
 
 バドミントンはスピード感のあるスポーツです。なかでも男子ダブルスのスピードは、コートサイドで見た人でなければ、文章だけでは伝わりません。機会があれば今日撮影してきたビデオを掲載したいと思います。

 
 ここ東京体育館は思い出の場所です。36年前(昭和46年)の夏、初めてここに来ました。どんな思い出かは、機会があればお話したいと思います。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) バドミントンの“オグシオ”銅メダル 2007年08月21日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) バドミントン「ヨネックスオープンジャパン2007」 2007年09月16日 IT屋もりたの今時パソコン日記>

投稿者 もりた : 2007年09月16日 23:16 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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