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2007年07月13日

河瀬直美監督「殯の森(もがりのもり)」

 河瀬直美監督の映画「殯の森(もがりのもり)」を観てきました。今年のカンヌ国際映画祭で、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞し、話題になった作品です。河瀬監督の映画を観るのは、10年前の「萌の朱雀」に次いで2度目です。
 
  ・河瀬直美 公式ホームページ
  ・殯の森(もがりのもり)公式ホームページ
 
 どの劇場でも見れるだろうとのんびり構えていたところ、ホームページを検索してみると公開は一部の劇場に限られていました。(全国の劇場で順次公開)もう少しで見逃すところでした。
 
 
 木や森・草・人の手による農作物など、が映画全体を覆っています。このまま、自然描写のみで、ストーリーが始まらないのではないだろうかと、一瞬錯覚するほどです。
 
 奈良は埼玉と同じく、木や森・草などが多く、海が無いことも共通していて、何となく似ています。
 
 
 10年前の「萌の朱雀」は、雄大な奈良の山々の描写とは対照的に、高校生の女の子の恋の話だったように記憶しています。今回は「死」がテーマ、老人ホームに入居している60代(?)の男性と、30歳位の新米・女性介護師が主人公です。二人とも大切な人を失っているという共通点があります。
 
  殯(もがり)とは、
   敬う人の死をいたみ
    しずかに過ごす時間
   またはその場所

 
 の意味だそうです。「喪(も)上がり」が転じた言葉のようです。
 

 映画の最後のテロップを見て知りましたが、主演のお二人ともお名前が、そのまま映画の役名として使われています。また、新米介護師役・尾野真千子さん、いい女優さんだなぁと思って、帰宅後ホームページを見ると、「萌の朱雀」で主役の高校生を演じた女性でした。当時は、高校生だったのですね。

 
 私事ですが、元々奈良が好きでした。歴史として古墳時代から飛鳥時代・奈良時代が好きです。またその名残を実際に見ることが出来る、奈良という場所も好きです。一人旅をして、大和三山、斑鳩の辺りを、丸二日間歩いたことがあります。
 10年前、やはりカンヌ映画祭で何か受賞したことで、河瀬直美監督の「萌の朱雀」を観て、もう一つ奈良が好きになりました。
 
 
 「殯の森(もがりのもり)」は一部の映画館で上映されています。東京では渋谷のシネマ・アンジェリカで上映されています。(7月20日(金)まで※ 余談ですがこの映画館は、数年前にブルース・リーの映画が上映された時に来たことがあります。
 
  ・シネマ・アンジェリカ(Cinema ANGELICA) 渋谷区道玄坂1-18-3 フジビルB1 地図
 
殯の森(もがりのもり)のポスター東京都渋谷区道玄坂にあるシネマ・アンジェリカ

投稿者 もりた : 2007年07月13日 23:43 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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