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2007年04月12日

温家宝・中国首相 日本の国会で演説

 このブログで政治的な話題を取り上げることは少ないのですが、
政治・経済産業・社会全般にわたる大きな出来事と思い、
取り上げることにしました。
 
 来日中の中華人民共和国・温家宝首相が今日午前10時から
国会で演説を行ないました。松坂・イチロー対決のレッドソックス対
マリナーズ戦の中継を中断して、NHK総合テレビで放送されました。

 
 いわゆるひな壇には、温家宝首相の他に、李肇星外相、王毅駐日大使
など7~8人の中国首脳が列席しました。一方議場では安倍総理大臣以下
日本の(衆参両院)全国会議員が、40分におよぶ演説に聞き入って
いました。
 
 中国の要人が日本の国会で演説を行なうことは、22年ぶりとのことです。
 
 数年前に江沢民・前国家主席が来日した時は、お一人で日本各地(田舎)
に足を運ぶ様子がテレビで報道され印象に残っていますが、
国会で演説していなかったのですね。
 
 
 温首相は今日の演説の中で、日本の中国に対する侵略戦争について言及し、
日本の首脳が戦後数回にわたり反省とお詫びの言葉を示したことを
中国政府として評価する
、と述べられました。
 
 また中国国内の現状についても触れていました。
29年来の経済開放政策の成果により大きな経済発展を遂げたものの、
都市と農村、沿海部と内陸部の経済格差、社会的な矛盾が存在することを
認めておられました。
 依然中国は発展途上国であり、さらなる経済改革、政治改革
必要である、と述べられました。
 
 
 申し上げるまでもなく、今や日本の貿易相手国として取引金額第1位
中国(香港を含む)です。
(2位がアメリカ合衆国)
 
 IT産業、とりわけインターネット関連事業に携わるビジネスマン、技術者は
アメリカを向いて仕事をすることが多く、中国インドロシア中央アジア
南米
といった現在めざましく経済発展しつつある地域や国々に対して、
なじみが薄いのが実状と思われます。
 日本のマスコミもこれらの国々を取り上げることが少なく、昨年12月に
インドのマンモハン・シン首相夫妻が来日した際は、ほとんど報じられませんでした。
そのため日本のマスコミが、多くの日本国民から不評を買ったことは、
記憶に新しいところです。

 
 しかし、すでに日本のIT、特にコンピュータ・ソフトウェア産業は
これらの国々の技術者の力がなければ成立していないのです。
日本に来て仕事をしている方と、日本の業務を受託して自国で
仕事をしている会社や技術者がたくさんいらっしゃいます。
 これからは、これらの国々の技術者と直接・間接的に仕事をする
機会がますます増えてくるものと思われます。

 
 ITビジネスに携わる者の1人として、これらの国々の経済のみならず
政治、文化、社会にますます関心を持っていきたいと思います。そして
なにより個人レベルの交流を深めていけるよう、努力していきたいと
思います。(具体的にはその国の言葉を習ったり、旅行したりしたいと
思います。)
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 中国・大連に行ってきました 2005年10月31日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(2) 大連の写真 2005年11月2日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(3) 中国大連企業視察(1)大連ソフトウェアパーク 2005年11月1日 IT屋もりたの「いまさらパソコン」
(4) 荒川区と中国大連市中山区が友好都市提携 2006年2月23日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) 荒川区・大連市中山区 友好都市調印式 2006年3月11日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) NHKスペシャル「インドの衝撃」 2007年1月28日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2007年04月12日 13:15 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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