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2007年02月21日

Windows Vistaへの移行方法 (1)移行のポイント

 前回に続いて、Windows Vistaへの乗り換えについてご説明
します。
 
 今回はWindows XPのユーザーがWindows Vistaへ乗り換える
際のポイントを、解説したいと思います。
 
 そもそもWindows VistaはWindows XPとどこが違うのか、
移行するメリット/デメリットは何か、移行すべきか否かと
いった、移行そのものの意義について先ずご説明すべきである
ことは承知しております。

 また実際に移行する場合には、Windows Vistaのどのエディション
(Edition:版、○○向け)を選択すべきか、といった具体的な
説明が必要であることも、承知しております。
 
 ここではあえて、移行のポイントや大まかな流れについてのみ
解説させていただき、移行の意義や具体的な事柄については別の
機会に譲りたいと思います。
 
 
 
■ Vistaへの移行:ポイントは3つ
 
  Windows Vistaへの移行のポイントは3つあります。
  
  1.互換性の確認
  
    お持ちのパソコンでWindows Vistaが稼動可能か否か
   (互換性の有無)を、事前に確認する必要があります。
   
    Windows Vistaの稼動条件(あるいはWindows Vistaへ
   アップグレードするための条件)は、Microsoftから提示
   されています。
  
  
  2.データの移行
  
    移行前にデータ(ファイルと設定情報)をパソコンの
   外部にバックアップしておき、移行後に元に戻す作業が
   必要です。
  
  
  3.業務ソフトの動作検証
  
    使用している主要なアプリケーションソフトウェア
   が、Vistaに移行後も支障なく動作することを検証する
   必要があります。
    
    移行前に行なう机上の検証と、移行後に行なう実地の
   動作検証の両方が理想です。

 
 
 
■ 移行方法は大きく3通り
 
  解説の対象とする利用者を、私どもIT屋もりたのお客様で
 ある個人ユーザーと、商店や小さな会社等のビジネスユーザー
 に限定したいと思います。
 
  すでにパソコンを使用している方が、Windows Vistaに移行
 する方法としては、おおざっぱに言って2つの方法が考えられ
 ます。1つは新しいパソコンを購入する方法、もう1つは現在
 使用しているパソコンのソフトウェア(Windows)のみをVista
 にバージョンアップする方法(ソフトウェアのアップグレード)
 です。
 
  それぞれついて、以下に説明します。
 
 1.Windows Vista搭載パソコンを新しく購入する方法
 
   現在使用しているパソコンとは別に、Windows Vistaが搭載
  されたパソコンを(ハードウェアごと)購入してしまえば、
  比較的楽に移行を完了できます。いわゆる買い替えや買い足し
  と言われる方法です。
   この場合現在使用しているパソコンのファイルや設定を新
  しいパソコンに移動し、ネットワークの設定などを行なえば、
  新しいパソコンに業務を引き継ぐことができます。
   ただし、旧いパソコンで使用しているアプリケーション
  ソフトウェアのうち必要なものをすべて新しいパソコンに
  インストールし直す必要があります。これにはかなりの作業
  時間が必要です。
  
  
 2.ソフトウェア(Windows)のアップグレード
 
   現在使用しているパソコンのハードウェアはそのまま使用し
  WindowsのみをVistaにアップグレード(バージョンアップ)
  する方法です。
   この場合、現在使用しているパソコンのハードウェアやドラ
  イバなどのシステムソフトウェアが、Windows Vistaの動作条件
  を満たしているか否かを予めチェックし、移行の可否を判断する
  必要があります。条件を満たしていない場合は、デバイス(機器)
  を増設・交換したり、ドライバソフトを入手する等の準備を行
  なってから、移行作業に入らなければなりません。
  
   この方法(Windowsのアップグレード)は、実際にはメーカー製
  のパソコンとそれ以外のパソコンで、移行の流れが若干異なり
  ます。
  
  
  2.1 メーカー製パソコンをアップグレードする方法
  
    主要なパソコンメーカー各社は、過去に自社が販売したパソ
   コンのうち、Vistaへのアップグレード可能なパソコン(Windows
    Vista Compatible PC)の機種名のリストを公開し、アップグレ
   ード可否の判定の一助になっています。
   
    またアップグレード可否判定ツールを用意することにより、
   Vistaへのアップグレードをスムーズに行なうことが出来るよう
   配慮しています。
   
    しかし、上記のようなVistaへのアップグレードサポートを実施
   していないメーカーのパソコンをお持ちの場合は、「2.2 
   メーカー製以外のパソコンをアップグレードする方法」に準じて
   対応する必要が有ります。
   
   
    一般に、メーカーによるVistaへのアップグレードのサポートの
   扱いは、 パソコンを購入期間によって差があります。Vista発売日
   (2007年1月30日)の前後数ヶ月以内の購入者が、期間外の購入者よ
   りも優遇されるケースが多いようです。
    
    メーカーによるVistaへのアップグレードのサポート状況について
   は、下記のURLを参考にしてください。

    ・NEC 121ware.com > Windows Vista(TM) サポートのご案内
     (http://121ware.com/navigate/support/pc/winvista/

    ・富士通 Windows Vista(TM) スタートガイド - AzbyClub : 富士通
     (http://azby.fmworld.net/vista/?supfrom=top_sp_banner

    ・DELLコンピュータ Dell Windows Vista アップグレードプログラム
     (http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/solutions/vista_express_upgrade?c=jp&cs=jpdhs1&l=ja&s=dhs
    
    なお、Vistaへのアップグレードを支援しているメーカーのパソコン
   であっても、アップグレード条件を満たしていない場合は、上で述べた
   準備(デバイスの増設・交換やドライバソフトの入手)を行い、条件を
   クリアしたうえでなければ、移行ができないことは、申し上げるまでも
   ないかと思います。
    一般的にメーカー製パソコンの場合、購入時の仕様がVistaへのアップ
   グレード条件を満たしていない場合には、デバイスの増設・交換やドラ
   イバソフトの更新によって条件をクリアすることは、現実的には非常に
   困難であると思います。
  
  
  2.2 メーカー製以外のパソコンをアップグレードする方法
  
    自作PC、ショップブランドPC、および、Vistaアップグレード支援を
   表明していないメーカー製パソコンをアップグレードする場合は
    アップグレード可否の判定・デバイスおよびドライバソフトの準備・
    データのバックアップ・Vistaのインストール
   という順に作業を進めます。
   
    アップグレード可否の判定は、Microsoftから提供されている
   「Windows Vista Upgrade Advisor」というツールを使って行ないます。
   このツール(ソフト)はWeb(Microsoftのサイト)からダウンロード
   できます。
   
    「メーカー製以外のパソコンをアップグレードする方法」の詳しい
   流れについては、別の記事でご説明したいと思います。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 当ブログ(IT屋もりたの今時パソコン日記)に掲載したVista関連記事
(2) Microsoft Windows Vista: ホーム
(3) Windows Vista Upgrade Advisor

投稿者 もりた : 2007年02月21日 02:52 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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