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2006年11月03日

大泊安國寺と新方川・逆川緑道ハイキング(1)

 今日は「水郷こしがや観光ハイキング」に参加しました。
越谷市越谷市観光協会の主催で、約40名の人が参加して
いました。
 市から環境経済部産業支援課の高橋課長、観光協会からも
会長はじめ多くのスタッフが参加され、史跡の説明や
通行の安全確保などで、めんどうを見ていただきました。
 
 今回と次回の2回に分けて、本日のハイキングの様子を
ご紹介したいと思います。

 
■ コース
 
  コースは市内北部から中央部に向かって、新方川沿いと逆川沿いの
 約7.1キロを3時間半で歩くというものです。
 
  具体的には
 
 1.せんげん台駅東口 出発
    ↓
 2.大泊安國寺
    ↓
    ↓ 3.新方川緑道
    ↓
 4.大吉コスモス畑
    ↓
 5.キャンベルタウン 野鳥の森
    ↓
    ↓ 6.逆川緑道
    ↓
 6.キャンベルタウン公園
    ↓
 7.市立第一体育館 解散
 
 という行程です。
 
 
■ 郷土越谷散策マップ
 
  本日は「郷土越谷散策マップ」が参加者全員に配られ
 ました。
郷土越谷散策マップ
  郷土こしがやの自然や観光資源に
 もっと親しんでもらうために、市内に6つの
 散策コースを設定しまとめたものだそうです。

  1つのコースが約6キロから12キロに設定
 されており、楽しみながら越谷の自然や歴史を
 知ることが出来るのではないかと思います。

 
■ 大泊安國寺
 
  せんげん台駅東口から約20分で、大泊の安國寺に着きます。
 ここは私の自宅から200メートルのところにあり、子供の頃から
 親しんできたお寺です。
大泊安國寺入り口浄土宗 安國寺

  このハイキングで市指定文化財の円空仏と阿弥陀如来像を
 拝観することを、越谷市商工会だよりで知り参加申込みを
 しました。
 
  円空仏と阿弥陀如来像は今日初めて見ました。
 また観光協会の会長さんや住職のご説明により、その由来に
 ついても初めて知りました。
円空仏と阿弥陀如来像を拝観
 
 ● 大泊および安國寺という名称の由来
 
  源氏の武将であった熊谷次郎直実が出家後、法然上人から
 譲られた阿弥陀如来像を持ち帰り、この地に安置したそうです。
 (1200年頃)
  その後、諸国行脚のとき当地を訪れた紀州国熊野大泊村安國寺の
 住職が、寺の荒廃を嘆き、康安元年(1361)寺院を建立したのが
 この寺の由来だそうです。
 (以上、越谷市観光協会 会長さんの作成された資料を引用させて
  いただきました。)

 
  大泊という地名と、安國寺の名前の由来を初めて知りました。
 50年も住んでいながら、今頃知るとはまったく情けない限りです。
  このイベントのお陰で知ることが出来て、参加してよかった
 と思います。
 
 ● 逆馬(さかさうま)と念仏橋(ねんぶつばし)の由来
 
  安國寺の住職さんからは、次の2つのエピソードを教えて
 いただきました。
 
  逆馬(さかさうま)
   
    浄土宗ではお釈迦様阿弥陀様(2008年6月17日 訂正の故郷である「西に尻を向けてはいけない」
   という戒めがあるそうです。京から東国に阿弥陀如来像を持ち帰る
   とき、蓮生坊(出家後の熊谷次郎直実の称号)はこの戒めを守って
   馬に逆向きに乗って移動した、ということです。
    東国人らしい熊谷次郎直実の人柄を伝えるエピソードと感じました。
   
  念仏橋(ねんぶつばし)
千間掘(新方川)にかかる念仏橋を渡るハイキング一行
 国道4号線(日光街道)から安國寺方面へ
間久里・大泊・船渡へと向かう道が
走っています。間久里と大泊の間を
流れる新方川(千間掘)にかかる橋が
念仏橋」です。

    住職さんのお話によると、蓮生坊一行がこの橋を渡ろうとした時
   橋が壊れて落ちそうになったので「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
   と念仏を唱えながら渡った、これが橋の名前の由来だそうです。
   
    この話も初めて知りました。このような話は自分の親や近所の
   お年寄りが元気なうちに聞いておかなければいけませんね。
 
 
  先週参加させていただいた越谷史跡めぐり~野島・三野宮~
 と異なり、歴史・史跡の見学はここまでです。
  この後はゴールの市立第一体育館まで新方川沿いと逆川沿いの
 ハイキングです。
 
  この続きは次回以降にご紹介させていただきます。
 ・大泊安國寺と新方川・逆川緑道ハイキング(2) (2006年11月22日追記)
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 越谷市観光協会
(2) 越谷を観る:越谷市公式ホームページ
(3) 越谷史跡めぐり~野島・三野宮~(1) 2006年10月28日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(4) 越谷史跡めぐり~野島・三野宮~(2) 2006年10月29日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(5) 江戸時代の地名 2006年10月30日 IT屋もりたの今時パソコン日記
(6) (2006年11月22日追記)
  大泊安國寺と新方川・逆川緑道ハイキング(2) 2006年11月4日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2006年11月03日 19:03 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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コメント

越谷遺跡めぐりをたのしく拝見しました。

近くに住んでいて知らないことばかりです

安国寺の前を通るたびに、実家の前にある妙称寺によく似ているので親近感を感じていました。

”西に尻を向けてはいけない”
難しいことですね、お釈迦様を大切に思う気持は持っていようと思いました。

コスモス畑も満開だったのでは、
お天気もよく、いいハイキングでしたね。

次回もたのしみですね

投稿者 ロ~ズ : 2006年11月04日 09:33

ローズさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

> ”西に尻を向けてはいけない”
> 難しいことですね、お釈迦様を大切に思う気持は持っていようと思いました。

 私などは実際には出来ませんね。おっしゃるとおり気持ちだけ
持っていたいと思います。

> コスモス畑も満開だったのでは、
> お天気もよく、いいハイキングでしたね。

> 次回もたのしみですね

 先に言われてしまいましたが、昨日はコスモスフェスタが
行われていて、大勢の人たちがコスモスを摘んでいました。
 また市立第一体育館では菊花大会が開かれていて
花づくしの一日でした。(11月5日まで開催とのこと)
 次回の投稿をお待ちください。

投稿者 もりた : 2006年11月04日 12:46

ご来山ありがとうございます。
たくさんの方々に安國寺を知っていただき、元祖法然上人の御教えをお伝えできる機会を持てることを有り難くおもっております。
さて、記事の中で「お釈迦さまのふるさとのである西にお尻を向けてはいけない」というくだりがありましたが、西の彼方においでなのは「阿弥陀さま」でございます。
私も不勉強でむずかしいことは申せません。
ただ、阿弥陀さまにおたよりして、日々あたたかい優しい自分であろうとお勤めに励んでおります。
また、お茶を飲みにいらしてくださいませ。

投稿者 安國寺住職 町田唯真 : 2008年06月17日 01:45

 町田住職様、わざわざご指摘いただきまして、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

投稿者 もりた : 2008年06月17日 01:56

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