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2006年11月10日

第2回「WebマーケティングROI Day」(1)

 昨日はWebマーケティングROI Dayというセミナーに
参加してきました。
 
 主催者(株式会社デジタルフォレスト)の表現によると
"費用対効果(ROI)(注1)を徹底的に追求するWebマーケティングの
カンファレンス"
、ということになります。
 (注1) ROI:Return On Investment。投下した資本に対する利益の割合。
   投資効果を判断する指標の1つとして利用される。

 
 今回は次の2つのセッションを聞いてきました。
 ・「ネット広告の次を見据えて~ネットPRの可能性」
   株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役社長 神原弥奈子氏
 
 ・パネルディスカッション
  「時代はPR2.0へ~ネットPRのキーパーソンに聞く~」
 
 2回に分けて、上記2つのセッションについてご報告します。

 
■ ネットPRは信頼性
 
  先ず、株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役社長
 神原弥奈子氏による「ネット広告の次を見据えて~ネットPR
 の可能性」と題したセッションについて、ご報告します。
 
 
  神原社長のお話で最も印象に残ったことは、同社のサービス
 であるNews2u.netに関連して
 「ネットPRは、信頼性(が最も重要である)と思っている」
 と語られたことです。
 
  同社は企業におけるネットPRをサポートするサービスの一つ
 として、News2u.netというリリースポータルを運営されています。
  その登録条件として
 (1) 帝国データバンクの企業コードを持っていること。
 (2) ニュースのリリースを担当する社員は、電子証明書を
  持っていること。

 の2つを課している、とのことです。
 
  これは
 「News2u.netは、インターネット時代における、
  信頼できる企業情報提供インフラです。」
 という神原社長の言葉に表されているように
 同社のサービスに対する強い信念が反映された
 結果である、と感じました。
 
 
  ニューズ・ツー・ユーの神原社長といえば、来週開催される
 フィードパス株式会社の「Web Business Shuffle 2.0」でも
 ゲストとして講演される予定です。私はこちらにも申込みを
 しておりますので、楽しみにしています。
 
 
■ ネット広告からネットPRへ
 
  お話はWebマーケティングの変遷から始まりました。
 以下、お話の要旨を箇条書きいたします。
 
 ・従来、Webマーケティングというとネット広告やアクセスログ解析
 などに関心が片寄りがちであるが、これからは"ネットPR"
 関心を持ち、活用すべきである。
 
 ・"ネットPR"とは
  「あらゆる手段(注2)を通じて、企業のウェブサイトに人を集める」こと。
 (注2) メールマガジン、SEO、SEM、ネット広告、ブログ、RSS、
  ニュースリリースなど

 
 
■ PR2.0
 
  次に、ネットPRの説明の一環として、"PR2.0"のお話を
 されました。(再びお話の要旨を列挙いたします。)
 
 ・時代は"PR1.0"から"PR2.0"
  (注記:"PR2.0"というキーワードは、"Web2.0"からの連想といった
   軽い"のり"で使い始めた言葉であるので、特に定義は無い、
   との神原氏のコメントが、次のパネルディスカッションの中で
   ありました。)
  
 ・PR2.0のルール
  ルール1) 企業ウェブサイトは、自社メディアへ
  ルール2) 企業ニュースが、ロングテール化している
  ルール3) リリースとSEOは、親和性が高い
  ルール4) ネットはアーカイブ性・パーマリンクが大事
  ルール5) すべての人が、スポークスパーソン

 
 
■ ルールの具体的な解説
 
  続いて、上記のルール1つ1つについて詳しく解説して
 いただきました。ここではその一部のみご紹介します。
 
 ・例1) マスメディアのニュースサイトに掲載された記事は
    1~2週間で削除されてしまう(PR1.0)が、
    自社のウェブサイトであれば半永久的に掲載しておく
    ことができ、いつでも容易に取り出すことが出来る。
    (PR2.0のルール4)
 
 ・例2) ニュースリリースとSEO
     企業によるニュースリリース(ニュースの発表)は
    文頭に発行日時、発行者名、次にタイトル、リード、本文、
    文末に問合せ先、といった具合に定型化されている場合が
    多い。また、以下の様な利用によりSEOの上で有利である。
    (PR2.0のルール3)
   (1) テキストで書かれているため、検索エンジンのロボット
     にも理解しやすい。
   (2) 社名、製品/サービス名称が、SEO的にも適度に
     繰り返される。
   (3) 1本のリリースが1ページで構成されているため、
     そのページの内容は1つのテーマに絞り込まれている。
 
 ・例3) 例2の続きとして、ニューズ・ツー・ユー社の提供している
    News2u.netのようなリリースポータルを活用した場合
    (PR2.0のルール3)
     リリースポータルに掲載されたリリースは、
    リリースポータルのパートナーである大手マスメディア
    のニュースサイトに掲載される。
     大手マスメディアのニュースサイトの記事から
    ニュース発信元である企業のウェブサイトに
    直接リンクが貼られる。
     結果的にランクの高いサイトから企業のウェブサイトへの
    リンクが増えたことになり、SEOの上で非常に有利である。
 
 
■ ネットPRのロングテール化 ~ News2u.netのユーザ事例
 
  さらに、リリースのロングテール化の具体例として
 News2u.netのユーザ企業によるリリースの実例についての
 解説がありました。(PR2.0のルール2)
   ご説明のあったユーザ企業のリリースの例を以下に掲載します。
 
 ● ケンコーコム株式会社の事例
   ケンコーコムは健康関連の商品を販売しているECサイト
  です。
   毎月の売れ筋ランキングをニュースとして発表している、
  ということです。これはSEO的によいアイディアである、
  と神原社長も感心されていました。
 
 ● 株式会社ブライト・ウェイの事例
   自社がインターネットを用いて実施したリサーチ結果を
  ニュースとしてリリースしている、ということです。
   企業自らがニュースを作るという意味で1つのアイディア
  である、とこれも感心されていました。
 
 ● 株式会社バンダイ(ホビー事業部)の事例
   自社のセミナーやイベントの告知リリース、ということです。
  ニュース記事から申込みのサイトへ直接誘導している点が
  ユニークである、との解説でした。
 
 ● 株式会社ライブレボリューションの事例
   これは自社の社内動向をニュースとしてリリースしている例、
   ということでした。
    自社の社員へ向けての効果だけでなく、リクルーティング(採用)
   のうえでも効果大であると、こちらも感心されていました。
 
 
--- 関連情報 ---
(1) 株式会社デジタルフォレスト
(2) 株式会社ニューズ・ツー・ユー
(3) ニュースリリース ポータルサイト News2u.net
(4) ニューズ・ツー・ユー社長のブログ : minako's blog
(5) フィードパス「第9回 Web Business Shuffle 2.0」開催案内 2006年11月06日 IT屋もりたの今時パソコン日記

投稿者 もりた : 2006年11月10日 13:21 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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コメント

昨日はご参加いただきまして、ありがとうございました。
お役に立てたようで、うれしいです!

来週もご来場いただけるとのこと、楽しみにしています!

投稿者 minako : 2006年11月10日 15:25

minako様、コメントありがとうございます。

来週のWBS2.0でのご講演と、フィードパス 小川さんとのトークも楽しみにしております。

投稿者 もりた : 2006年11月10日 23:10

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