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2006年10月10日

CEATEC JAPAN 2006報告(2)

CEATEC JAPAN 2006
 昨週開催されたCEATEC JAPAN 2006
のご報告の2回目です。
 
 既に展示会は終了しましたが、
今後の参考のため出来る限り
解説をしていきたいと思います。

 今回と次回は受動部品ゾーン、計測・試験・製造装置ゾーン、
機構・機能部品ゾーン、半導体ゾーンの中からピックアップ
してご報告いたします。

 エレクトロニクスを中心とした製造業のメーカの展示が
中心で、ホーム&パーソナルゾーン(映像、放送など)に比べて、
一般のユーザには分かりにくいことは否めません。
出来るだけ、わかりやすくご紹介したいと思います。
 
 最も注目したのはTDKオムロンの2社の展示です。
(オムロンの展示内容は次回ご報告いたします。)
長年の研究で培われた総合力と、技術の確かさを感じました。
 
 もちろんここに挙げた他社の展示もすばらしいものばかりです。
他にも取り上げたいメーカの技術・製品は多数ありましたが、
時間の都合上残念ながら割愛しました。
 
 
■ 受動部品ゾーン
 
 ● TDK
 
   TDKでは次の2つの展示に注目しました。
  
  ○ 6層追記型ブルーレーザディスク
  


    世界初の6層200GB追記型ディスクだそうです。
   肉眼では右側の6層には複雑な干渉縞が見られたのですが
   撮影が上手くいかず、ガラスに反射した文字が映って
   しまいました。
  
  ○ CPP-GMRヘッド、ディスクリートトラックメディア
  


    CPUの高速化と並んでハードディスクの大容量・高密度化
   はとどまる気配が有りません。商品としてコモディティ化し
   メーカ数も減少し、技術的に先進性がないと感じた時期が
   ありました。
    最近はデジタル家電(HDDレコーダ等)やiPodなど動画の普及、
   Web上のコンテンツの増加などを反映して再び脚光を浴びている
   ように思います。
    ハードディスクの磁気ヘッドの開発で世界のトップレベルを
   進む同社は、次世代ハードディスクに向けた新技術である
   垂直磁気記録方式(CPP-GMRヘッド)を展示していました。
   
    左の写真の左上部がCPP-GMRヘッド、その下が
   ディスクリートトラックメディアです。
    磁気ヘッドメーカである同社が、CPP-GMRヘッドだけでなく
   ディスクリートトラックメディアも提供する理由を質問して
   みました。この2つのコンビネーションにより従来困難であった
   高トラック密度を実現できた、というのがその回答でした。
    
 
 ● バーコードリーダー用センサ ~ 岡谷電機産業
 


   通常のバーコードは黒で印刷され、背面(紙面)は白が
  一般的です。この会社のバーコードリーダーは、バーコードに
  黒以外のカラーが選択できることが、特色です。背面にも
  色が選択できることも、通常には無い特色だそうです。
 
 
 ● 電波時計向け受信システム ~ 日本アンテナ
 


   電波時計は既に家庭・企業に普及していますが、
  大きなビル内など、電波が届かない所では利用できない
  ことがネックでした。
   このシステムは、写真手前にあるアンテナをビル屋上等に
  設置し、ビル内の各所に有線で配信し、再度電波に戻す
  ことにより、ビル内の隅々まで電波を受信できるようにする
  ものです。
   企業のみならず病院、学校、公共施設などでの利用が
  期待される、ということです。
 
 
 ● 水晶による電気発生の原理 ~ 日本電波工業
 


   水晶振動子、発振器のメーカーとして有名な日本電波工業株式会社
  では、水晶による電気発生の原理を来場者が体験できる展示が
  ありました。
   写真左側の水晶をハンマーで叩く(圧力を加える)と、電気が発生し
  前方にある赤い電球が光ります。右側のガラスを叩いても電気は発生
  しません。
   逆に水晶に電圧を加えると変形します。この性質を利用して
  無線機などで使用する電波の周波数を発生する部品(水晶発振子)が
  作られたのです。コンピュータなどデジタル回路にもこれと同じ
  原理が使われています。
 
 
 ● 全天空魚眼CMOSカメラ ~ 東光
 


   魚眼レンズを採用したカメラです。用途はセキュリティ
  (室内監視カメラ)および工業用特定用途とのことです。
   左側の写真の緑色の傘(白い字でTOKOと書かれた)の
  中の様子が、右側の写真です。
 
 
 ● ムラタセイサク君 ~ 村田製作所
 


   今展示会一番人気を思わせる混雑ぶりでした。残念ながら
  近くで見ることが出来ませんでした。
   昨年に引き続き2年連続の展示です。細かい所での改良が
  なされているそうです。
  <参考>
    ムラタセイサク君 公式ホームページ
    セイサク君ブログ
 
 
 この続きは、次回ご報告したいと思います。

投稿者 もりた : 2006年10月10日 01:43 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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