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2006年09月15日
Modeling Forum 2006
昨日は教室とサポートをお休みさせて頂いて、2つのセミナーを
受講してきました。
1つは「Modeling Forum 2006」、もう1つは「News2u ビジネスセミナー」
です。
こういう日に限ってお客様からパソコントラブルのご相談が3件
寄せられました。ご相談内容をお聞きし、対応は明日以降とさせて
頂きました。
■ Modeling Forum 2006
ソフトウェア開発に関するセミナーです。ソフトウェア開発に
於いて開発対象である業務要件や分析、設計プロセスなどを抽象化
して表現することをモデル化(モデリング)といいます。
● UMLの父 Ivar Jacobson(イバー・ヤコブソン)氏
UML統一に貢献した1人でありUMLの父と呼ばれる Ivar Jacobson
(イバー・ヤコブソン)氏による基調講演が行なわれました。
内容は unified process camp、process maturity camp、
agile methods camp として3つバラバラに試みられている活動を
統一(統合)しなければならない、というものでした。
UMLでは統一は無理であり、もう一度ゼロからスタートしなければ
ならない、そのためにはむしろPractice(慣行)を教訓として
試みた方がよいのではないか、という提案でした。
(参考:基調講演の副題
『- Next Generation Software Development Practices
with Essential Modeling - 次世代のソフトウェア開発を
目指して』)
お話の中で面白かったのは、これらの試みについて
何百ページにも亘るドキュメント(本)を書いて、
皆に「読んで!」と言っても、誰も読まない
(人は本を読まないのだ!)とおっしゃっていた事です。
確かに心当たりがあります。本を買っただけで満足し
いつも「積ん読(つんどく)」になってしまいます。
● オフショア奮闘記~中国モデリング事情~
東芝ソリューション株式会社の社員で中国・大連にある
東軟集団有限公司 開発センターにも籍を置く細谷竜一氏による
中国におけるモデリング事情の講演がありました。
細谷氏は中国・大連と日本とを行き来し、中国ソフトウェア技術者
への指導や、中国ソフトウェア企業への発注を考えている日本企業への
アドバイスなどをしています。
昨年のModeling Forum 2005での講演も拝聴させていただきました。
中国から日本へのソフトウェア輸出額の伸びは2001~2004年で52.1%と
おっしゃっていたのを記憶しています。
今年の講演では2004~2005年に64%の伸びと聞き、驚いています。
昨年は中国・大連産業視察に参加し、大連ソフトウェア・パークを
見学しました。事前に細谷氏のお話をお聞きしたことが参考に
なりました。
● UMTP L3 BOF
UMTP(NPO法人 UMLモデリング推進協議会)ではモデリングスキルを
持った技術者を認定するための試験を実施しています。レベル1(L1)
から4(L4)に細分され、現在までにL1とL2が実施されています。
このセッションでは、現在策定中のL3について、
現状、問題点およびこれから(改良)について、会場の意見を聞きながら
進めるBOF(birds of a feather:特定トピックに興味を持つ有志の集会)
という形式が採られました。
--- 関連情報 ---
(1) Modeling Forum 2006
(2) UMTP(特定非営利活動法人 UMLモデリング推進協議会)
(3) モデリング技能認定試験
(4) 「ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発 Ivar Jacobson / Pan-Wei Ng (著) 翔泳社」
(5) 東芝ソリューション株式会社
(6) 東軟集団有限公司(Neusoftグループ)日本語ページ
(7) 中国・大連に行ってきました 2005年10月31日 IT屋もりたの今時パソコン日記
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