« NHK放送技術研究所 技研公開 | メイン | ワンタイムパスワード »

2006年05月27日

Winny開発者へのインタービュー記事より

 現在発売中の雑誌「AERA '06.5.29号(5月22日発売)」に
Winny開発者 金子 勇氏へのインタビュー記事が掲載されています。

■ インタビュー記事の内容を一部ご紹介します。
 (以下 インタビュー記事を一部引用します。)

 金子氏が作成したWinnyを使った第三者による犯罪を「幇助(ほうじょ)」
した罪により、金子氏は2004年5月に逮捕、起訴され
現在は保釈中で、京都地裁で刑事裁判が続いているということです。

 インタビューの中で金子氏は、Winnyを介した情報漏洩について
3つの条件を挙げています。

「 ① パソコン内に情報漏洩しては困る情報がある
  ② ウィルスに感染する
  ③ Winnyが起動している

 この3つの条件がそろった時に、Winnyを介した情報漏洩が起こる、
逆に言えばこのうち1つでも欠ければ起こらない」

と述べています。
さらに続けて

 「③だけに注目して「Winnyを使わないという対策」をしても、
本当の意味での情報漏洩対策にはならないのです。
 Winny以外のソフトでも漏洩は起きますし、
 ・・・ (途中 省略します:もりた) ・・・
 ①と②の対策が不可欠なのです。」

とも述べています。

(以上 AERA '06.5.29号「ウィニー開発者独占激白」より
 一部引用しました。)
 
 
■ 上記インタビューの中で金子氏が述べている
 「①、②の対策が不可欠なのです」という言葉に
 金子氏の悲痛な思いを感じます。

 本当の情報漏洩対策は「Winnyを使わないこと」ではなく
本来行なうべき「情報漏洩対策」をすることこそ必要である
それを行なわない限り情報漏洩はなくならない

と、おっしゃっているのだと思います。

 全くその通りだと思います!!

 昨今のWinnyを介した情報漏洩の相次ぐマスコミ報道に対して
「最も確実な情報漏洩対策は、Winnyを使わないことだ」と
安倍晋三官房長官が述べたそうです
"当面の避難措置としては"という前置きが欲しかったと思います。

 より恒久的な対策としては、金子氏が述べた通り
①、②の対策が必要だと思います。
 しかもその対策は、本来行なってしかるべき対策であり、
特に高度な技術を要するものではないと思われます。

 官民を問わず、組織のトップは自らの組織のセキュリティ対策
の実施状況について見直し、不備があれば即座に対処するよう
周知徹底することが最も重要であると考えます。

 セキュリティ対策について、部下の怠慢を許さない姿勢こそ
今、組織のトップに求められていることではないでしょうか。

投稿者 もりた : 2006年05月27日 13:34 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.imadokipc.com/mt/mt-tb.cgi/116

コメント

コメントしてください




保存しますか?