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2006年05月10日
楽天・野村克也監督
プロ野球開幕から1ヶ月半が過ぎ、今週からセ・パ交流戦に
突入しました。
ここまでは好スタートを切った巨人が目を引きますが、
交流戦の成績がその後のペナントレースに大きく影響することは
昨年の例でも明らかです。
注目(?)された横浜 対 楽天のセ・パ最下位同士の対戦は
昨日・今日と横浜の2連勝に終っています。
さてその東北楽天イーグルスを今年から率いているのが
申し上げるまでもなく、現在最年長監督である野村克也監督です。
ここ1ヶ月の間に、野村監督の著書を3冊読みました。
「野村ノート」 小学館
「無形の力 私の履歴書」 日本経済新聞社
「巨人軍論」 角川書店
実は野村監督の野球の大ファンです。
■ 私が野村監督の野球に興味を持ち始めたのは
ヤクルト監督への就任直後からでした。
もちろん現役時代の活躍は知っていました。
・昭和40年に戦後初の3冠王を獲得し
・歴代2位の657本塁打を放った大選手です。
・35歳から42歳まで選手兼任監督を努め
・その後一兵卒に戻り、45歳まで現役を続けられました。
上記の活躍を知っていただけに、10年間のブランクの後
55歳という高齢での監督就任を、当時は意外と感じていました。
またお体も悪くされていたので、失礼ながら
その後のご活躍(注1)が想像できませんでした。
(注1) 1990年~1998年 ヤクルト監督在任9年間で
4度のリーグ優勝、うち3度の日本一という
成績を残されています。
■ さて、上記の図書3冊ですが、それぞれ執筆の趣旨が
明確に分かれているように感じます。
「野村ノート」 ・・・ ヤクルト、阪神監督時代を通じ
ミーティングで話し、配布された
「ノムラの考へ」(注2)という資料を
ベースに書かれたそうです。
野村監督の野球理論の真髄を
知る思いがしました。
(注2) ”考へ”という表記は古い仮名遣いで、
現代仮名遣いでは”考え”とすべきですが、
あえて原著の通り表記します。
「無形の力」 ・・・ 日経新聞朝刊に連載された
「私の履歴書」を1冊の本にまとめた
もので、いわゆる自叙伝といって
良いと思います。
「巨人軍論」 ・・・ 南海(選手・監督)、ヤクルト・阪神(監督)
時代を通じて、最大かつ絶対的ライバル
であった読売ジャイアンツを”題材”として
野村監督の考える組織論を展開しています。
個人的には「野村ノート」と並んで
最も興味を引かれた1冊です。
■ 以上、野村監督とその著書をご紹介しました。
「巨人軍論」はプロ野球ファンのみならず、
ビジネス、非ビジネスを問わず参考になる図書と
思います。ぜひお勧めいたします。
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