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2006年04月12日
中小企業様におけるパソコン、インターネット環境の遅れについて
本日も昨日に引き続き、WindowsXP以前のパソコン利用に関する話題になってしまいました。
パソコンやインターネットを使用している中小企業様においては、パソコンやインターネットの性能不足のケースによく遭遇します。
■ 先ずパソコンの性能不足のケースについての事例をご紹介します。
先日電子入札の件でご相談いただいたお客様の会社を訪問させていただきました。概要説明の後、パソコン、インターネット環境を見させていただきました。
パソコンはIBM ThinkPad iSeries 1200(Type 1161-92J)でOSはWindowsMeです。インターネット接続はISDNで64kbpsでした。
残念ながらパソコンは電子入札に必要な条件(東京電子自治体共同運営サービスの説明書による)を満たしていませんでした。
インターネットについては電子入札に必要な条件は特に明記されていませんが、パソコンを最新状態に保つこと(セキュリティ対策ソフトやWindowsの更新)を考えると速度不足は否めません。
このお客様の場合は、パソコンに対する下記の対策が必要です。
1.メモリ
必要条件は128MB以上ですが、お客様のパソコンは64MBしかありません。
対策としては、メモリ増設を行い、128MB以上にすることが必要です。
2.フロッピディスク・ドライブ
電子入札では電子証明書の入ったフロッピディスクを使用するため、FDドライブが必須になります。
お客様のパソコンには、FDドライブが付いていません。
USB外付け等のFDドライブを増設する必要があります。
3.セキュリティ対策ソフト
これは東京電子自治体共同運営サービスにおける、使用するパソコンの条件に
なっておりませんが、送信データにウィルスが感染していないことを保証するために
必要なことです。
お客様のパソコンのウィルス対策ソフトは使用期限が切れておりました。
新たにセキュリティ対策ソフトを購入し、インストールする必要があります。
■ 次にインターネットの性能不足の問題について触れたいと思います。
上記のお客様の場合、ダイヤルアップ接続では速度が不十分のため、セキュリティ対策上、現実的とはいえません。ブロードバンド化が望まれます。
実は電子入札のサポートのために訪問させて頂いた別のお客様においても、インターネット接続環境の遅れを痛感しました。
やはりISDNによるダイヤルアップ接続という環境で、速度は128KB(64KB×2本)でした。セキュリティ対策ソフト(ウィルスバスター2006)インストール直後のパターンファイル(約88MB)のダンロードに3時間を要してしまいました。
ソフトメーカであるトレンドマイクロ社に問い合わせたところ、ダウンロードに替わる更新方法は無いということでした。
このケースはダイヤルアップ接続であることを考慮せず、大量データのダウンロードが必要なソフトを選択した、ソフト選定ミスであり、私共の責任が重大です。
■ 現在のインターネット利用においてはセキュリティ対策は必須条件です。特にビジネス利用においては、ウィルス感染による自社のダメージにとどまらず、他社への感染データ送信に伴う損害賠償の可能性も考慮する必要があります。
企業経営者の皆様におかれましては、IT導入の際には、その利便性とともにセキュリティ対策について最優先に検討していただくことをお願いしたいと思います。
具体的な方策として
1.インターネット接続環境 導入の際には、セキュリティ対策を必ず行なうこと。
(セキュリティ対策についてはこちらをご覧下さい。)
2.インターネット回線は、ブロードバンド回線を選択すること。
特に現在ダイヤルアップ回線を使用し、今後更にインターネット利用時間の
増加が見込まれる企業様の場合は、ブロードバンド化が必須です。
(繰り返しになりますが、ブロードバンド選択を勧める第1の理由はセキュリティ対策のためです。)
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