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2006年03月07日

OCRソフト

 先週木曜日に来店されたお客様から次の様なご相談を受けました。

 ワープロソフト(Word)でA4用紙18枚分の文章を入力したが保存していなかった。電子データ(ファイル)が必要になったので、プリントアウトした印刷物から復元して欲しい。

 こうなればもうOCRソフトの出番です。

 OCRソフトとはスキャナなどで読み取った画像から文字を認識し、コンピュータで扱うことができる文字データに変換するソフトを言います。

 印刷物をお持ちいただいていたので、試しに1枚だけスキャナで読取り、読取革命LiteというOCRソフト(店にある複合機の付属ソフト)を使って認識させると見事に文字コード(Wordの文書ファイル)に復元できました。印刷物が手書きではなくプリンタの出力結果でしたので、認識精度が高くほとんど手直しが不要でした。
 後は複数(18個)の変換結果ファイルを1個の文書ファイルに編集して完成です。


 私が文字認識という技術に初めて遭遇したのは約20年前になります。ある通信会社の研究所からの依頼で手書き文字認識装置のパソコン側のソフト開発を担当した時です。今で言う手書き入力パッドのようなものです。手書き文字認識装置から送られてくるデータをパソコンのディスプレイに表示するという簡単なものでしたが、その時は手書きした文字がパソコンの文字コードに変換されることがとても不思議に思えました。(今でも不思議ですが)

 現在では、かな漢字変換ソフト(MS-IME、ATOKなど)の手書き入力機能、OCRソフト、ペンタブレット、保険外交員さんが持っている契約サイン(署名)用の手書き入力パッドなど、いろいろなところに応用されています。広範囲に、しかも当たり前のように用いられていることに隔世の感があります。(注: 保険外交員さんが持っている契約サイン用の手書き入力パッドは、手書き文字をそのまま記録するのが目的で、文字認識の技術が応用されているという記述は誤りでした。訂正いたします。 2006年3月16日 もりた)

--- 関連情報 ---
1.主なOCRソフト
(1) 「読んde !! ココ」 エーアイソフト
(2) 「読取革命」 パナソニック ソリューションテクノロジー
(3) 「e.Typist(イー・タイピスト)」 メディアドライブ
2.タブレットメーカ
(1) 「ペンタブレットホームページ」 ワコム
  手書き文字入力は本文でも述べたようにかな漢字変換ソフトでも可能ですが、株式会社ワコムの手書き文字入力ソフト「PenFEP/Jr」は"手書き連続文字入力"をはじめ、長年の実績に基づくすぐれた特長を持っています。

投稿者 もりた : 2006年03月07日 00:57 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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コメント

手書き文字認識装置のパソコン側のソフト開発

高いスキルお持ちですね。

A4用紙18枚分の文章を入力

再度入力すると大変ですよねえ。。

投稿者 p : 2006年03月15日 07:08

p さん、コメントありがとうございます。

1ヶ月位の仕事でした。その前後にやっていた仕事が技術的にも肉体的にも大変だったので、比較的楽だったように記憶しています。

全部入力し直すことと比較すると約3分の1位の時間で復旧できます。但し、誤って変換された文字が少しあるので、原稿との比較チェックにやや手間がかかります。

投稿者 もりた : 2006年03月16日 00:55

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