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2005年12月10日

場違いな会合

イベントが行なわれたパシフィコ横浜の夜景 昨夜は横浜で開催された「Internet Week 2005」(2005年12月6日~9日 パシフィコ横浜)というイベントの懇親会に出席してきました。インターネットの基盤技術のセミナーを中心としたイベントで、業界の著名人が多数参加されたとのことです。セミナーや議論に参加して技術の研鑽や人的交流を図るのが本来の目的でしょうが、興味を引くテーマが無かったので、最終日の懇親会にのみ参加しました。

 懇親会では先ず主催者であるJPNICの理事長のご挨拶があり、続いて来賓として出席された横浜市副市長 前田正子氏のご挨拶がありました。インターネットのウィルスにかけて新型インフルエンザ・ウィルスについてのお話をされました。氏は横浜市における新型インフルエンザ対策の責任者ということです。人前でのスピーチはさすがに慣れていらっしゃると感じました。

 さて、周りを見渡すと、学者肌の方、おたくっぽい方、とっちゃん坊や風の方の顔がずらりと並び、知った顔があるはずも無く、とんだ場違いな所に来てしまったことに気付きました。ここはアカデミックな仕事に携わる方々が集まる所で、私のような者が来る所ではなかったようです。そんな中でも2~3人の方と名刺交換をし、お話をさせていただきました。その中のお1人のお話によると、懇親会に参加しているのは参加団体や協賛企業の方ばかりで、一般来場者の参加者はほとんどいないとのことです。特にイベント関係者のうち地方から出張で来られて宿泊される方が多く参加されているとのことでした。

 なるほどここは内輪の集まりだったのです。隣同士でお話している内容もISP内部でのネットワーク監視業務のことなど専門的なことを楽しそうに会話されています。私の思い過ごしかもしれませんが、そこには一般ユーザの影などかけらも無い様子です。ここにいる方はインフラを支える人たちですので、専門的になりがちなことは有る程度理解できますが、利用者のイメージを念頭に置いて日々仕事されているのか、いささかの不安を覚えました。(余計な心配かとは思いますが)

 ひとつ救いだったのは、上記のタイプとは異なる方々も少なくなく、おそらく協賛企業の方々と思いますが、その中のお1人とお話をさせていただきました。やはりインフラを担当する人、利用者とインフラを繋ぐ人、利用者に接する人、それぞれの役割分担があるのだと再認識いたしました。私は利用者に接する部分をこれからも担当していきたいと考えています。
 


 私は、ある有名な女医さんがテレビでお話になった次の言葉をいつも思い出します。「専門的な事柄ほど、簡単な言葉で説明できなければ意味がない」 例えば医師が最新の医療技術を持っているだけではダメ、患者さん(ご家族)自身で治療方法を選択できるようなわかり易い説明ができなければダメというようなことです。
 ITの世界でも同じだと思います。インターネットなんて今では電話やテレビと同じ位当たり前のもので、60代の方でも専門用語は知らなくても、その本質はご存知だと思います。フィッシング詐欺やスパイウェア等々新しい手口が次々出てくる中、専門家は一般ユーザにその仕組みや対策についてわかり易く説明する必要があるのではないでしょうか。常に利用シーンを意識して仕事をしていきたいと思います。

投稿者 もりた : 2005年12月10日 01:33 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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